【特別企画】オプションのマイクの音質も全てチェック!
圧倒的なコスパを誇るZOOMのハンディレコーダー「H5」の実力を鈴木裕が検証する
■マイク・カプセルを検証<3> MSマイク・カプセル「MSH-6」
前方の音を拾う単一指向性のミッドマイクと、左右の音を拾う双指向性のサイドマイク。このふたつをコンパクトに組み合わせているのがMS(ミッド/サイド)マイクだ。ミッドとサイドのそれぞれの音量レベルをコントロールすることによって狙ったステレオ感を獲得できる。ZOOMでは「映像作品やビデオ収録現場」に適していると説明している。ミッドとサイドのマイクのバランスについてはH5内蔵のMSデコーダー機能を使用することによってステレオ感の広がりや逆に完璧なモノラルの状態を作りだせる。しかも、レコーディング中だけでなく、レコーディング後でも調整することが可能だ。
その音のクオリティを検証してみると、音抜けのいい音調で、サイドマイクのレベルを高めるとかなりのステレオ感を獲得。再生しているスピーカーの外側にまできれいに音場が広がる、小型だが、音圧は低いもののけっこう低い帯域まで音を収録できているのも優秀だ。外観をちょっと見ただけではこんなポテンシャルを持っているとは考えられない、良い意味で期待を裏切ってくれるマイクだ。
■多機能であり、オプションも多い。目的に合わせられるハンディレコーダー
付属マイクの他、実際にオプションのマイクを使って収録したり、ライン入力で録音した結果、クオリティと値段のバランスの良い製品と感じた。4つのトラックの使い方を収録する音源によって変えられるのもストロングポイントだ。カメラやビデオカメラに固定できるホットシューマウントやリモコン、ウィンドスクリーンなどもオプションで用意されているので、録音の初心者からプロユースまで対応できそうだ。
前方の音を拾う単一指向性のミッドマイクと、左右の音を拾う双指向性のサイドマイク。このふたつをコンパクトに組み合わせているのがMS(ミッド/サイド)マイクだ。ミッドとサイドのそれぞれの音量レベルをコントロールすることによって狙ったステレオ感を獲得できる。ZOOMでは「映像作品やビデオ収録現場」に適していると説明している。ミッドとサイドのマイクのバランスについてはH5内蔵のMSデコーダー機能を使用することによってステレオ感の広がりや逆に完璧なモノラルの状態を作りだせる。しかも、レコーディング中だけでなく、レコーディング後でも調整することが可能だ。
その音のクオリティを検証してみると、音抜けのいい音調で、サイドマイクのレベルを高めるとかなりのステレオ感を獲得。再生しているスピーカーの外側にまできれいに音場が広がる、小型だが、音圧は低いもののけっこう低い帯域まで音を収録できているのも優秀だ。外観をちょっと見ただけではこんなポテンシャルを持っているとは考えられない、良い意味で期待を裏切ってくれるマイクだ。
■多機能であり、オプションも多い。目的に合わせられるハンディレコーダー
付属マイクの他、実際にオプションのマイクを使って収録したり、ライン入力で録音した結果、クオリティと値段のバランスの良い製品と感じた。4つのトラックの使い方を収録する音源によって変えられるのもストロングポイントだ。カメラやビデオカメラに固定できるホットシューマウントやリモコン、ウィンドスクリーンなどもオプションで用意されているので、録音の初心者からプロユースまで対応できそうだ。