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優れた使い勝手は女子にも対応?

新人女性編集部員はひとりでAVアンプをセッティングできるか? デノン「AVR-X1200W」でテスト

公開日 2015/11/12 10:58 構成:ファイル・ウェブ編集部
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セットアップアシスタントは、まずは必要なものをチェックするように指示してくれた。同梱品は全て揃っている。それからスピーカー、スピーカーケーブル、HDMIケーブルなどがきちんと用意できていることも確認する。「次」をリモコンで選ぶと、今度はスピーカーのセッティング方法のガイダンスが始まった。セットアップアシスタントは、各スピーカーを配置する位置と接続する端子まで、スピーカー1本ずつ詳細に案内してくれた。

必要な付属品や別売りの機材の確認も、セットアップアシスタントがガイドしてくれる

伊藤 形が違うスピーカーがあるから不思議だなと思ったのですが、それぞれ役割と置くべき位置が決まってるんですね。1本ずつスピーカーを置く位置をちゃんと教えてくれるのは便利。しかも指示がけっこう細かい(笑)。

スピーカーの設置ポジションも、一本ずつガイドしてくれる

ガイドに合わせてスピーカーを設置していく伊藤と小澤

小澤 スピーカーの役割と基本的な置き場所をしっかり守らないと、あとで音場補正しても、良い音では楽しめない。これだけ詳しく説明してくれるなら、スピーカーをたくさん使うマルチチャンネルシステムでも、迷わず、かつ正しくスピーカーが設置できるね。

最大の難関!? ケーブルの端末処理チャレンジ

スピーカーを設置できたら次はスピーカーとAVアンプを、スピーカーケーブルで接続する。これは男性でもかなり面倒で、かつ接続を間違いがちな作業。しかしAVR-X1200Wはその手順まで丁寧に解説してくれる。

伊藤 スピーカーケーブルには2本線がありますが、これをガイドに出ているように「+」と「−」で間違えないように接続するわけですね。スピーカーのケーブルって先端をカッターで処理しなくちゃいけないんですか? これはガイドがなかったら、女子にはハードルが高いですね…。

伊藤はディスプレイのガイドに従って、黙々とカッターナイフで端末処理を始める。手順をイラストでわかりやすく示しているので、やり始めたら意外とスピーディーに作業が進んだ。

スピーカーケーブルの端末処理の方法までイラストで紹介してくれる

ディスプレイのガイドを見ながらケーブルの端末処理を行う

小澤 手先が器用だね。スピーカーの端末処理なんて、女子からしたら「何それ? そんなこと自分でやるんですか?」となるだろうけど、これならOKかも。スピーカーケーブルの端末処理のやり方の紹介は自分にも参考になる。

伊藤 はい、ケーブル5本の処理終わりました!

小澤 もうちょっと大変なことが残ってるよ。これを5本のスピーカーと接続しなくちゃいけない。

AVR-X1200Wの背面端子。端子の多さに尻込みしてしまう方も多いのだろうが、よく見ると・・・

伊藤 AVアンプの端子ってこんなに沢山あるんですか。これは間違えそう。ハードル高そうですね…。

ガイドや色分けされたシールで難しそうな結線も楽々

まずはガイドを見ながら各スピーカー側にケーブルを結線。そして次はAVアンプ側への結線だ。一見、普通のAVアンプと同様に多数の端子が並んでいる本機だが、実はどの端子とどのスピーカーを接続すれば良いか、判別できるように色分けされている。しかも表示されるガイドも、スピーカー1本ごとに接続すべき端子を案内してくれる。そのことを知って、伊藤もちょっと安心した様子だ。

まずはスピーカー側を結線。どのように端子にケーブルを結線するかまでセットアップアシスタントは指示してくれる

小澤 一見難しそうだけど、しっかりガイドしてくれるので、そんなに不安にならなくても大丈夫。しかも、ここにもやさしい配慮があるんだ。この色分けされたシールを、フロントL、センター、フロントR…とそれぞれのケーブルに貼ってみて。

伊藤 はい。

AVR-X1200Wに同梱されているケーブル色分けシール

色分けシールを各ケーブルに貼り付けていく

小澤 ここで指示された「センタースピーカー」を、AVアンプの「CENTER」スピーカー端子に接続してみよう。

アシスタントは、スピーカー1本ずつの接続端子をイラストで教えてくれる

ディスプレイに指示されるガイドに従って結線を行う伊藤

伊藤 あ、ケーブルに貼ったシールの色と、スピーカー端子を囲んでいる色が同じ!

小澤 そういうこと! ガイドに沿ってやっていくだけでもできるけど、この色分けシールがあればさらにわかりやすい。接続し終わった後に、間違いがないか確認もできる。あとガイドにもあったけど、スピーカー端子はしっかり締めてね。

伊藤 了解です!

次ページ結線が間違っていないかガイドで確認できる

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