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【特別企画】ラインナップ4機種を実際に使ってみた

フィリップス「ActionFit」を試す - エクササイズする人に寄り添うスポーツイヤホン

公開日 2016/07/28 16:10 山本 敦
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サウンドも装着性も“軽やか”な「SHQ1300/SHQ1305」

最後に紹介する「SHQ1300/SHQ1305」は、シリーズの中ではエントリークラスに位置づけられるイヤホンだが、今回使ってみて、ある意味で最も想像を超えたサウンドを聴かせてくれたモデルだ。「SHQ1305」はマイクリモコン付き、「SHQ1300」はリモコンなしのモデルとなる。両機共にオープンエア・タイプのインナーイヤホンだが、音が濃くて抜け味も爽やかなサウンドが特徴だ。

「SHQ1300」¥OPEN(市場想定価格2,700円前後)


「SHQ1305」¥OPEN(市場想定価格3,600円前後)

本機もやはりネオジウムドライバーを採用する8.6mmのドライバーを搭載。スタビライザーを備えるC型イヤーチップにより、外耳の窪みにしっかりと固定する。力強い中低域を耳の奥までストレートに響かせる底力の秘訣は、抜群に安定した装着性にもありそうだ。

パット・メセニーグループの『Last Train Home』では、ゆったりとしたメロディの抑揚感が味わえる。どっしりとした中低域との分離もよく、空間再現もワイドだ。ドラムスやエレキベースのリズムもメリハリが効いていて、立体感も上手に描く。本機と一緒にジョギングしながら、夕焼けの中で聴くエレキシタールは格別だった。

本機も汗や水濡れに強い素材をボディに採用しているので、アウトドアスポーツと相性のよさを発揮してくれるはずだ。



イヤホンを身に着けていることを忘れるほどインパクトのある軽さと高音質。フィリップスのActionFitシリーズだからこそ体験できる上質なスポーツスタイルと、ぜひ出会ってみてほしい。


協力:オンキヨー&パイオニアイノベーションズ

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