
はい! ということで、恵比寿にあるオールアバウトさんにやってきました!

すごいオシャレなオフィスだなあ。

ですね。アキバから出てくると、若干の気後れ感が…。

あ、Pepperがいる。これで呼び出せるのか! じゃ、編集長さんをお呼びしましょう。

というか、ロボホンとPepperを戦わせられないですかね。風間さんはどっちが勝つと思います?

お願いします、マジメにやってください…。

…あ、出た。もしもし編集長ですか? (急に渋い声になって)どうも一条です。…はい、はい。では。
いよいよ編集長と面会だ…と思いきや、向こうからすごい勢いで走ってくる方が。ガイドメディア編集部 マネージャーの石野さんという方だ。この人も偉い人なのだが、「ちょっと待ってください! 」とすごい剣幕なのだ。

一条さんですよね? 初対面ですけど一瞬で分かりましたよ。うちの社内で何やってるんですか!

何って、編集長に会いに来たんですよ。記事書かせてくれって、直談判しに。

編集長にそんなムダな時間は取らせません! 勝手に入ってくるなんて何事ですか! ここは絶対通しませんよ!

こっちも生活がかかってるんです! せめてランニングコストくらい回収しないと!!
ご協力ありがとうございました
(…恵比寿までやってきて、この茶番感! ちゃんと受付通ってるのに小芝居してくれるの、ありがたいなあ…)

とにかく、一条さんにページは渡せません!

あの、お気持ちはよくわかるんですが、一条さんの暮らしぶりにも関わってきますので…。とりあえず、編集長さんのご様子をうかがっても良いですか?

…仕方ないですね。でも、編集長の姿を見たら諦めると思いますよ!何せ決意が固いですから。…あの部屋にいます。
おそるおそる、案内された部屋の中をうかがう一条氏。すると、険しい顔をしてたたずむ、松井編集長の姿が見える。

…やばいっすよ風間さん。めっちゃ怖いんですけど。一緒に来てくれません?

イヤですよ! とりあえず一条さんひとりで直談判してきてください。

マジですか…。わかりました、じゃあ行ってきます…。
ロボホンを十字架のように掲げて部屋へ侵入する一条氏