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注目の「ブラック・ラベル」最新モデルの核心に迫る

nano iDSD BLテクニカルノート ― モバイルミュージックにも対応したオーディオファイル向けのポータブルDAC

公開日 2017/11/06 20:29 iFi audio(翻訳:生塩昭彦、構成:オーディオ編集部)
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■PART2:nano iDSD Black Labelの特徴

1:超高解像度で、長年の使用に耐える


MP3からDSD 11.2MHz、そしてMQAに至る全てのハイレゾをサポートするnano iDSD Black Labelは、屋外でも屋内でも最高のオーディオファイル・オーディオを引き出します。USB入力端子を備えているので、どこにいても簡単に使用できます。MQAにも対応しているので、Tidalのストリーミングを楽しむことができます。あとはnano iDSD Black Labelにお任せください。


2:USB入力 〜外出時にも家庭でも〜

nano iDSD Black Labelは、直接接続のための特別なUSBメス「A」コネクターを備えています。外出時は、USBコネクターをLightningコネクターやOTGコネクターに接続して、AppleやAndroidの機器に接続します。


家庭では、同梱のUSB3.0ケーブルを使ってPCに接続します。Apple Music、Google Play、Spotify、Tidal、YouTubeのコンテンツをまったくレベルの違う音質でスマートフォンからストリーミングできます。コンソールやコンピューターに接続すると、パワフルなサウンドでゲームを楽しむことができます。



3:テクノロジー指向の皆様のためにさらにもう1ビット、あるいは2ビットを

●バーブラウンDACを内蔵
適切なDA変換が必須ですが、それはバーブラウンのDACが引き受けます。素晴らしいサウンドが実現するだけでなく、ネイティブでのDSDとPCMのデータストリームが実現します。


●デジタル・フィルター「Listen」と「Measure」
高度なミニマム・フェーズ(ベジェ)の「Listen」デジタル・フィルターが音質を最適にして楽しませてくれます。この設定を終始ご使用になることをお薦めします。

しかしながら、標準的なFIRリニア・フィルターを好まれる方もいらっしゃいます。客観的な計測を必要とする方もいらっしゃるでしょう。こういった場合には、「Measure」フィルターを選択することができます。それぞれ得意分野が異なるのです。

●Zero Jitterメモリー・バッファを備えたアシンクロナスUSBオーディオ・システム
アシンクロナスに動作するUSB入力は音質の良いオーディオにとっては極めて重要なので、ここで手抜きをすることはでません。信号が適切にバッファされ、再クロックされると、音楽のエッセンスが保持されるのです。


●ZERO JITTERメモリー・バッファ・テクノロジー
デジタル信号をDACに送る前に、極めて精確にバッファすることは必須です。私たちは、nano iDSD Black LabelのUSB入力のみならず、ほかの全てのデジタル・インターフェイスに同じようにバッファを設けることで、限界を押し広げています。

●USBノイズを減少させるためにiPurifierを内蔵
micro iDSD Black Labelと同様に、nano iDSD Black LabelもiPurifierテクノロジーを内蔵し、USBパワー・ライン・ノイズを減少させ、REBalanceによってUSB信号を再バランスします。

●航空機グレードのアルミニウム製の筐体
EMI(電磁干渉)ノイズとRFI(無線周波数干渉)ノイズに対処するにはアルミニウムを使うのが最強です。ですから、nano iDSD Black Labelにはこれが唯一の選択肢なのです。

次ページPART 3:iDSD BLの「スペシャルなマジック」

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