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ユーザーに寄り添うアップデートも実施

“AQUOSの中のレンタルビデオ店”「ココロビデオ」、シャープ×ビデオマーケットが作る新しい映像配信のかたち

公開日 2018/08/01 16:00 折原 一也
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「ココロビデオ」の第3の強みは、ビデオマーケットによるMPEG4 AVCの高画質「UHQエンコード」で、ブルーレイ画質に肉薄する高画質配信をテレビ向けに展開していること。映画系のコンテンツ側へも、ビデオマーケット側からクオリティの高いマスターを要求、独自エンコードで高画質化する地道な努力も重ねられている。

ビデオマーケット独自の「UHQエンコード」で高画質を実現

あまり知られていない事だが、一部タイトルでは4K/HEVC配信もスタートしている。冬に開催された国際的なスポーツイベントでは、ビデオマーケットは自社でエンコードし、マスター提供後数時間で4K画質の最速配信を達成し、関係者の間では話題になっていた。

以上、「ココロビデオ」はイコールビデオマーケットの強み。本体のサービスと同等のサービスを「ココロビデオ」で提供している事も、ビデオマーケットが支持されている理由だろう。

「ココロビジョン」の一環としてテレビ放送の視聴履歴からも「ココロビデオ」の作品をレコメンド

シャープの液晶テレビAQUOSに提供される「ココロビデオ」を語る上で、欠かせないのが冒頭で触れた「ココロビジョン」との連動だ。

AQUOSの機能としてのAIoTクラウドサービス「ココロビジョン」は、普段からユーザーの視聴する番組のジャンルや時間帯といった情報を学習。そのデータを元に”カード”という形で、放送予定番組、録画番組、そして映像配信の作品をレコメンドする機能を備えている。

次ページ「ココロビデオ」UIのアップデートを予定

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