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あらゆるDACをネットワークプレーヤー化

Roonにも対応。Sonoreのネットワークブリッジ「ultraRendu」は、その音も際立っていた

公開日 2019/04/19 19:05 佐々木喜洋
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あらゆるプロコトルとサンプリングレートに対応

今回紹介する「ultraRendu」は、先述したmicroRenduの上級版と言ってよい製品だ。ちなみにこの名前だが、先頭が小文字、それに連なる単語を空白なしで組み合わせて頭文字は大文字という文字列は、プログラム言語の約束事のひとつである。こうした点からもソフトウェアに強い会社だということが伺える。

SONORE「ultraRendu」(価格未定、2019年5月発売予定)

microRenduは製品の前後に端子があるため、デスクトップなどで使いやすい形をしていた一方で、ultraRenduは背面に全て端子が集まっており、ラックに置きやすいデザインとなっている。microSDのスロットがあるが、これは音源用ではなく、Sonicorbiter OSが格納されているカードを挿入するためのものだ。

ultraRenduのリア。入力はギガビット対応のLAN端子×1、出力にUBS DACと接続するUSB(A端子)のみというシンプルなもの。向かって左のmicro SDスロットは、OSとなるSonore Sonicorbiterを格納したカードを挿入する

ultraRenduは様々な動作モードがある。具体的には、Squeezelite(Squeeze Box)モード、ShairPort(AirPlay)モード、MPD/DLNAモード、HQ Player(NAA)モード、SoptifyConnectモード、そしてRoonReadyモードだ。ちなみにSqueezeliteモードではLMSを内蔵している。

入力は768kHzまでのPCM音源、DSD512までのDSD音源に対応。PCMとDSDを切り換えてもポップノイズが出ないように対策されている。

ハード設計は、専用基板を用いた上でノイズ対策も為されており、オーディオに向いたもの。電源端子は標準的なタイプを採用しているので、iFI Audioなどの高品質な電源アクセサリーと組み合わせることができる。

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