【PR】Android採用のスタンダード機「A100シリーズ」の実力に迫る
サブスク時代に最も注目するべきプレーヤー。ソニー「ストリーミングウォークマン」の魅力をAmazon Musicでチェック!
「NW-A105HN」に同梱されているハイレゾ対応イヤホン「IER-NW510N」など有線イヤホンを組み合わせて聴くと、例えば女性ボーカルのハイトーン、アコースティックギターにシンバルのハイハットなど中高域の響きに豊かさが増して、音楽の輪郭に深みと鮮明さが引き立ってくる。
ソニーが開発したBluetoothコーデック「LDAC」に対応するワイヤレスヘッドホン・イヤホンと組み合わせれば、ハイレゾの音楽をワイヤレス再生することも可能。また、本機はLDACに加えてaptX HDにも対応している。なおBluetooth接続時には「DSEE HX」が無効になるので、ハイレゾ対応のイヤホンやヘッドホンとの組み合わせと上手に使い分けながらA100シリーズの高音質を楽しみたい。A100シリーズはイヤホンに「IER-NW510N」を選ぶと、デジタルノイズキャンセリングと外音取り込み機能も使えるのでおすすめだ。
今回はハイレゾイヤホンを同梱する「NW-A105HN」を用意してAmazon Musicの配信楽曲を聴いてみた。
MISIAの『アイノカタチ』は、ふくよかなボーカルと厚みのあるストリングスのハーモニーが優しく包みこむ。「DSEE HX」をオンにすると声の艶っぽさと温かみが増して、輪郭線もより滑らかになった。低音の音像がタイトに引き締まる。余韻の響きもさらにリッチになる手応えがあった。「DSEE HX」はデジタル録音の雑味を取り除く効果がとても高く、特に人の声やアコースティック楽器の音色に自然な柔らかさが感じられるようになるため、相性が良い。圧縮音源での配信が一般的なサブスク音楽サービスを楽しむ場合は常時オンで使い倒したい。
ベックのアルバム「Hyperspace」から『Saw Lightning』を聴く。厚みのある重低音を収録した楽曲は、やはりスマホで聴くよりもストリーミングウォークマンの方が力負けしない。ベースのリズムが心地よくうなりを上げる。細かな音のエフェクトにも目が覚めるほど鋭くフォーカスを合わせてくるところは、さすがハイレゾウォークマンの最強の入門機であるAシリーズの最新モデルだ。広々と描かれる音場の中、濃密な重低音に埋もれることなくボーカルが凜と立つ。緊張感があふれ出る演奏に深くのめり込んだ。
Reiのアルバム「SEVEN」から『Territory Blues』は煌びやかなエレキが炸裂した。「DSEE HX」をオンにして聴くと、スピード感たっぷりの演奏が浮つかずに、重心が下がってどっしりと安定する。ボーカルにもしなやかさが加わった。軽快なリズムと重厚なビートの躍動感。どちらの持ち味もA100シリーズが余すところなく引き出せる。この目の前でアーティストが音楽を演奏しているようなリアリティはスマホによる音楽再生ではなかなか味わえないだろう。