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【PR】Android採用のスタンダード機「A100シリーズ」の実力に迫る

サブスク時代に最も注目するべきプレーヤー。ソニー「ストリーミングウォークマン」の魅力をAmazon Musicでチェック!

公開日 2020/02/28 14:29 山本 敦
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なお、本稿執筆時点ではまだストリーミングウォークマンはAmazon Music HDのハイレゾ楽曲をストリーミング、あるいは本体にキャッシュした場合のどちらもハイレゾネイティブ品質で聴くことができない。端末側でダウンコンバートして再生する。しかし、ソニーでは現在、ソフトウェアアップデートによりストリーミングウォークマンのA100シリーズと、上位のNW-ZX507の両機種についてAmazon Music HDやmora qualitasといったハイレゾストリーミングをダウンコンバートせず再生可能にするよう検討を進めているそうだ。吉報を待ちたい。

■アップデートで弱点も克服。バッテリー性能への不安を解消

ストリーミングウォークマンはプラットフォームにAndroid OSを採用したことにより、シリーズの従来機種と比べてスペック上の充電池持続時間が短くなっている。またAndroidスマホのように、音楽を聴いていない時間も電源を落とさずに使うユーザーが増えたことから、スタンバイモード時に少しずつバッテリーが消費され、結果的にポータブルオーディオプレーヤーとしてはバッテリーのスタミナ不足を指摘する声もあった。

これを受けたソニーは、ストリーミングウォークマンのZX500とA100シリーズを対象としたソフトウェアアップデートを実施。実使用の電池持続時間を最大2倍程度まで改善する機能強化を図った。
※バッテリーの実使用時間は使用状況によって異なります。自動動電源オフ機能を1時間に設定し、W.ミュージックで1日2時間、音楽を再生した場合、設定なしの場合に比べ、実使用時間が最大2倍程度になります。

手に持ったところ

「設定」アプリの中に入って「電池」を選択すると、新設された「自動電源オフ」のメニューが見つかる。電源オフまでの時間は1時間/3時間/6時間/12時間から選べる。オンにすると音楽再生や本体の操作が一定時間以上行われなかった場合、自動的に本体の電源をシャットダウンする。この機能によりアイドリングによるバッテリーの消費が解消され、繰り返し充電を行う手間も軽くなる。

当然ながら再びウォークマンで音楽再生を始める際には電源ボタンからの起動が必要だ。でも従来のポータブルオーディオプレーヤーの場合は、音楽リスニングを終了した後に本体の電源を都度オン・オフしていたことを考えれば、ウォークマンとしては正道と言える活用方法を促す大事な追加機能だと思う。

音楽リスニング中にストリーミングウォークマンのバッテリーを長持ちさせるためのTIPSとしては、Android OSに標準装備されている「バッテリーセーバー」も紹介したい。設定アプリの「電池」メニュー、または通知トレイのアイコンから素速くバッテリーセーバーにアクセスしてオン・オフが切り換えられる。オフにしてもメールやニュースの更新、画面オフ時の位置情報サービスなど通信を利用するタスクの制約が主になるため、音楽再生に直接影響は及ばないだろう。

また最新のストリーミングウォークマンは両シリーズともに初めて、充電とデータの転送に使うコネクタにUSB Type-Cを採用した。最近は特にスマートフォンやヘッドホン・イヤホンにもUSB Type-Cコネクタ搭載の機器が増えている。万が一屋外でウォークマンの充電が必要になった場合は充電器やケーブルの備えをコンパクトにまとめられる。

USB Type-C端子の採用によって充電のしやすさも向上。microSDカードスロットも備えており、データ保存領域も拡張できる

そのほか、A100シリーズは内蔵ストレージの容量はスマホなみだが、microSDカードによる記憶容量の拡張にも対応している。ハイレゾ音源の保存、音楽ストリーミングのダウンロードにも心置きなく活用しながらウォークマンならではの快適なポータブルリスニングを満喫したい。

(協力:ソニーマーケティング株式会社)

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