PR初搭載したANCも効果絶大。こだわりと手腕にプロも感服
やっぱりピヤホンは凄かった……。圧巻の迫力と没入感!AVIOT「TE-Z1PNK」は“最高完全ワイヤレス”の有力候補だ
さらに、イヤホンのボイスガイダンスは、ピヤホンではお馴染みのアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』仕様。常守朱(CV.花澤香菜)の新規撮り下ろしボイスを標準搭載し、さらにアプリ「AVIOT SOUND ME」と接続すれば、同じく新規録りおろしのドミネーター(CV.日烽フり子)、狡噛慎也(CV.関智一)のボイスと切り替えることもできる。
誰のボイスを選ぶかはお好み次第だが、常守朱(CV.花澤香菜)と狡噛慎也(CV.関智一)は、ボイスガイダンスとして求められる声のニュアンスにキャラクター性を感じられる所が流石。そんな観点で聴くとドミネーター(CV.日烽フり子)も、ただのガイダンスではなくキャラボイスとして聞こえてくる。さらに、『PSYCHO-PASS サイコパス』の世界観の台詞も収録されているので必聴。イヤホンのガイダンスとしては必要ないかもしれないが、ファンには嬉しい特典だ。
Bluetoothはバージョン5.2で、コーデックはSBC/AACに加えて、現在考えられる最高音質の「LDAC」にも対応している。
さらにマルチポイント接続にも対応。Androidスマホ「Xperia 1 IV」とiPhoneのそれぞれでテストしてみると、Android側の再生コーデックはLDAC(音質優先の990kbps)、iPhone側はAACで動作することが確認できた。
連続再時間はイヤホン単体で7時間、チャージングケース併用で約18時間。充電ケースは薄型かつコンパクトで、さらに “PNK” のマークが入ったセミハードケース(カラビナ付き)というピヤホンシリーズらしい付属品もあり、持ち運びにも非常に便利だ。
初搭載のハイブリッドANCは効果絶大!とことんこだわった2種類のモード設定に感服
まずは、TE-Z1PNKのハイブリッドアクティブノイズキャンセリングのノイズ低減効果から確かめてみた。
室内でTE-Z1PNKを装着し、デフォルトの音質優先モードで室内のノイズキャンセル効果を体験してみると……もうこの時点で十分過ぎるほどに、強力な性能を発揮している。エアコンの音は完全に消えていて、アプリからノイズ抑制優先モードに切り替えても差分はなかった。
より騒音の大きな屋外でテストしても、音質優先モードの時点で、車の走行時の重低音などはかなり低減され、電車の走行時に聞こえるガタガタとした騒音にもしっかり低減効果が効いている。ノイズ抑制優先モードでは、この音質優先モードの効果に対して、わずかに騒音低減効果が上乗せされるので、本当に騒音低減に振り切って使いたい時に活用するべきと思う。
なお、両モードでの音質差は小さく、ON/OFFを切り替えながら聴き比べても、ノイズ抑制優先モードでごく僅かにディテールが落ちることを確認できる程度。この微細な差は、イヤホンを相当聴き込んでいる猛者でないと気付かないだろうし、この僅かな差のためにモードを独立させたこだわりに感服してしまった。
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