PRビクターの新「耳をふさがないイヤホン」を試す
仕事にも家事にも運動にもバッチリ! ビクター“ながら聴き”イヤホン、nearphones「HA-NP50T」レビュー
“ながら聴き”にぴったりなビクターの新「耳をふさがないイヤホン」nearphones「HA-NP50T」登場!
昨今のワイヤレスイヤホンの流行は、たんに接続方法がワイヤレスになったというだけでなく、ユーザーの「ながら聴き」を一気に普及させたといってもよいだろう。再生機器とケーブルが縛られなくなったことにより、運動や家事、軽作業などを行いながら、より気軽に音楽が聴けるようになった。テレワークの普及によって、イヤホンで音楽を聴きながら自宅で仕事をするなどという人も増えたことだろう。
そんな「ながら聴き」と合わせて需要が高まっているのが、今回紹介するような「耳をふさがないイヤホン」だ。何かをしながらの音楽再生には、周りの音も同時に聴こえたほうがよい、というシチュエーションは往々にしてあるもの。そんな時にぴったりな「耳をふさがないイヤホン」は、一昔前なら音質を犠牲にして利便性を取るアイテムと思われがちだったが、近年ではその音質も向上し、バランスの取れた製品が各社から登場してきている。
そんな盛り上がりを見せる「耳をふさがないイヤホン」のなかでも特に注目したいのが、犬のマークでもお馴染みのビクターが新たに発売する“nearphones”「HA-NP50T」だ。音質や使い勝手を始めとする様々な面で進化を感じられる注目機なのだ。前モデル「HA-NP35T」と比較してもブラッシュアップされた多くのポイントを、さっそくチェックしていきたい。
装着感も良好。長時間使っても気にならない
本製品は前モデルから続く“nearphones”シリーズの新作で、周りの音が聴き取れるのはもちろん、長時間使用しても耳の負担が少ないことを特徴としている。耳に引っ掛けるフック型の形状で、スピーカー部が耳穴の上に被さるように浮いている構造であるため、イヤーピースの付いたイヤホンを装着した時のような耳穴の痛みは発生しない。
実際、装着感も良好だ。1〜2時間ほど着けっぱなしで作業や音楽再生を試してみたが気にならなかった。
次ページ音漏れ具合も従来より低減。様々なシーンで安心して使えるように