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PRシリーズ全モデルがDGPイメージングアワード2023を受賞!

リーズナブルな本格派グラフィック向けモニター、ASUS「PA279CRV」レビュー

公開日 2023/12/08 06:30 山田久美夫
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画面左底部にはUSB3.2ハブ機能を備えたUSB Type-A、USB Type-Cポートを各1系統搭載(写真左)。USB Type-Cポートは16W給電に対応し、スマホなどの充電も可能だ(写真右)
ASUSのクリエイター向けブランド「ProArt」の最新モニター「CRVシリーズ」3モデルは、いずれも高い基本性能と信頼できる表示画質を備えた、ハイコストパフォーマンスなグラフィック向けモニターだ。

ちなみに、一般的に本格的なグラフィック向けモニターというと、ハードウェアキャリブレーション対応モデルが主流だが、その分、価格も高価になりがちだ。その点、本シリーズはハードウェアキャリブレーション非対応ではあるものの、工場出荷時に一台ずつ標準状態にキャリブレーション済みであり、手頃な価格ながらも必要十分なレベルの標準的な画質が得られる。


表示の経年変化はPCモニターにとって避けられない問題。ただハードウェアキャリブレーション非搭載のPCモニターでも、測色機を別途購入し、ソフトウェアキャリブレーションを実施すること対応は可能だ
本シリーズと同クラスのモニターで、sRGBカバー率100%かつ、Adobe RGB、DCI-P3といった広い色域を97%以上カバーしているモデルは意外と少ないため、グラフィック用途としてはもちろんだが、Adobe RGBの色域をフル活用できる環境で作品制作を楽しんでいる写真ファンにも注目してほしいシリーズだ。

なかでも今回試用したPA279CRVは、画面サイズと解像度のバランスがよく、グラフィック向けの4Kモニター入門機として、とても魅力的な存在だ。一方、スペースと予算に余裕があるなら32型の大画面で4K解像度を堪能できるPA329CRV、省スペース設置や写真編集に重きを置くなら、24型WUXGA解像度で画面アスペクト比16:10のPA248CRVという選択肢も用意されている。


画面のアスペクト比は、27型4Kモデル「PA279CRV」(写真右)と32型4Kモデル「PA329CRV」が16:9、24型WUXGAモデル「PA248CRV」が16:10を採用
本格的なグラフィック向けモニターをリーズナブルに導入したいと願う多くのユーザーにとって、このProArt「CRVシリーズ」はとても魅力的な選択肢といえるだろう。

(提供:ASUS JAPAN株式会社)

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