【特別ヘッドホントーク】
AKGの新たな挑戦「Yシリーズ」ってどうなの? 各誌編集部員がぶっちゃけ鼎談
■新Yシリーズは「すげーの来たな!」という感じ
浅田:今回のYシリーズの登場には正直驚きましたねー。特に「Y50」は、写真で見たときは「すげーの来たな!」と(笑)。
小澤(麻):カラーバリエーションを沢山揃えたモデルはイヤホンで「K323 XS」とかがあったけど、ヘッドホンで、ハウジングにどーんと「AKG」っていうのはね、初見のインパクトすごいですよね。
浅田:でも、実物を見てみると、全体の質感が良いからケバケバしすぎないんですよ。ブラック/イエロー/ティールブルー/レッドっていうカラバリって、一歩間違うとものすごく安っぽい色になっちゃうと思うんですけど、Y50は品がある色だなと。そして着けてみると、結構しっくりくる。
押野:確かに、カラフルだけど浮ついてないというか。
小澤(貴):ファッションブランドで言うとAmerican ApparelとかGAPとか、そういうのが好きな人にウケそう。僕もこの感じは好きです。
小澤(麻):色のトーンとかツヤ感とか、素材感とかのバランスが絶妙なんでしょうね。持った時も程よい量感があって、軽すぎないし。それと、いろいろなところに「Y」の意匠があしらわれてたりとか、細かなところまで気が配られているのもいいなーと思います。
「Y50」と比べると、「Y40」「Y45BT」「Y55」なんかはどちらかというとこれまでのAKGらしいデザインを基調にしてますよね。それでいて、カラーリングは今までにない感じで。AKGのページでラインナップを見ると、今までのシリーズとの違いがよく分かるなーと。
押野:確かに、DJモデルの「Y55」なんかは、カラーにブルーやレッドを取り入れてますけど今までのAKGのイメージを引き継いでますよね。結構がっちりしたデザインで、サウンドのパワフルさが表現されているような感じがします。
浅田:「Y40」は、プラスチック製ですけどヘアライン仕上げのブラックハウジングに、カラフルなヘッドバンドの組合せがポップ。デザインのシンプルさと全体的なコンパクトさが相まって、なんか僕的にはレゴっぽいイメージです。
小澤(麻):Bluetooth対応の「Y45BT」は、ホワイト×ブラウンの配色が個人的にいいなあと。シンプルでスッキリしたなかにも柔らかさがあって、女性が着けても素敵なのでは? 小さいし、折りたたみできるし、AACやaptXとかNFCとか音質&利便性向上のための機能も搭載されているのも特徴ですよね。
小澤(貴):Yシリーズのなかでも4機種それぞれ個性があって、好みとか使い方によって選べる感じですね。