公開日 2010/05/24 14:01
イヤホン新製品情報やスピーカーの日本投入アイディアも披露 - Klipsch幹部来日インタビュー
防水イヤホンなどの登場予定が明らかに
(株)イーフロンティアの取り扱いで「Image X10」(関連ニュース)などのイヤホンを日本で展開する米KLIPSCH(クリプシュ)。この度、本国アメリカのKlipsch Groupより、アジア太平洋のセールス面を担当する本社Regional Vice President Asia PacificのDavid “Westy” Westfall氏と、アジア方面の拠点であるKlipsch Group Asia PacificのRobin Z.Y. Cai氏が来日した。ファイル・ウェブでインタビューを敢行したところ、今後予定されている新製品についてなど、非常に興味深い話を明かしてくれた。
■オーバーヘッド型など新製品続々登場予定 - スピーカーの日本投入も狙う
主にインタビューへ回答してくれたのは、Westfall氏。日本でのクリプシュの状況について「満足している」と語るWestfall氏は、「イヤホンだけでなくヘッドホンも今後半年以内に出したい。具体的にはまだ明かせないが、オーバーヘッド型の製品を1モデル出す予定だ」と新製品の情報を色々と教えてくれた。
イヤホンについては「エントリーモデルの『Image S3』が間もなく登場する」とコメント。同製品について「『Image S4』を少し小型化したようなモデルだ。プロメディアというPCスピーカーブランドがあるのだが、そのスピーカーをイヤホンにしたようなもの。主にゲームで利用することを想定したものだ」と説明する。
そして「Image S5」という新製品が登場することも発表。こちらは「防水仕様の製品だ」と特徴を説明し「iPhone/iPodを中に入れて防水にできるケースも一緒に出す」とアクセサリーも投入予定であることも明かした。なお、これらはすべて本国アメリカでの予定だが「時期は未定だが日本でも出していきたい」という。
また、今後の日本での展開については「元々はスピーカーなどほかの製品も扱っているので、そちらでも日本市場に参加して伸ばしていきたいと思っている」とコメント。スピーカーも日本に投入したい考えがあると語る。
スピーカーの展開についてはすでにアイディアを持っているとのことで、「フラグシップ機の『パラディウムシリーズ』を日本の皆さんに紹介したい。例えば、まずは東京や全国の数店舗で扱ってもらって、フラグシップの音を知らしめるようなことができればと思っている」と説明。「そうしてスピーカーにも徐々に広めていきたい」と展望を語った。
そしてその後は「日本ではフラグシップのパラディウムから始めて、『リファレンス』と『シナジー』というラインナップも紹介できればと思っている。アメリカでは今秋に新製品を投入する予定なので、日本でも展開できたらうれしい」とコメントした。
なお、インタビューでは、同席したイーフロンティアのスタッフから次々と明かされる新製品の情報に「言ってしまって大丈夫なのか…?」と心配する声も。そしてそれに対して「まだ一部しか明かしていないから大丈夫だ(笑)」とWestfall氏が答える一幕も見られた。
そして、Westfall氏のこうしたアイディアについてイーフロンティアのスタッフからも「我々のキャパシティの問題はあるが、せっかくクリプシュを扱っているのにイヤホンだけではもったいない部分もある。勉強しながらお手伝いできる部分があれば協力していきたい」とのコメントを聞くことができた。
■日本のイヤホン市場は期待通りの伸び
日本市場における現在のクリプシュブランドの状況をどう捉えているのかについては、前述のように「満足している」と語るWestfall氏。
Westfall氏は、アメリカ本国や世界各国と比較して「現在のところコンシューマラインしか展開していないが、コンシューマ市場ではほかの国にも全然ひけをとっていない状況だ」と、日本でも非常に好調に活動できていると説明する。
そして「他社製品と比べた際に、クリプシュイヤホンには2つの優位点がある」とコメント。「我々は元々はスピーカーメーカーで、アメリカでは非常にメジャーな存在。そこで培った音質をイヤホンに凝縮している点がひとつ。そして着け心地を追求している点もそうだ。その部分についてはほかのどのメーカーにも負けていないと自負している」と強みをアピール。「日本のイヤホン市場については、我々が期待していた通りに伸びてきている」と、同社製品が順調に受け入れられつつあることを説明する。
また、市場への浸透具合を他の国と比べ「全世界的にコンシューマのオーディオプロダクトは伸びているが、それよりも日本の伸び方は一段と伸びている」と評価。「去年は新製品ラッシュもあったことや、クリプシュという名前がある程度浸透してきたこともあって、日本では特に火がついたと言ってもいいと思う」と語った。
そして「イーフロンティアがディストリビュートしてくれて、正しいチャネルにものが届いて、製品をより良くするためにコラボレートできている。この関係が始まって2年間くらいたっているが、いい形で発展してきていると思う」と、イーフロンティアとの関係性も良好であることを説明した。
■オーバーヘッド型など新製品続々登場予定 - スピーカーの日本投入も狙う
主にインタビューへ回答してくれたのは、Westfall氏。日本でのクリプシュの状況について「満足している」と語るWestfall氏は、「イヤホンだけでなくヘッドホンも今後半年以内に出したい。具体的にはまだ明かせないが、オーバーヘッド型の製品を1モデル出す予定だ」と新製品の情報を色々と教えてくれた。
イヤホンについては「エントリーモデルの『Image S3』が間もなく登場する」とコメント。同製品について「『Image S4』を少し小型化したようなモデルだ。プロメディアというPCスピーカーブランドがあるのだが、そのスピーカーをイヤホンにしたようなもの。主にゲームで利用することを想定したものだ」と説明する。
そして「Image S5」という新製品が登場することも発表。こちらは「防水仕様の製品だ」と特徴を説明し「iPhone/iPodを中に入れて防水にできるケースも一緒に出す」とアクセサリーも投入予定であることも明かした。なお、これらはすべて本国アメリカでの予定だが「時期は未定だが日本でも出していきたい」という。
また、今後の日本での展開については「元々はスピーカーなどほかの製品も扱っているので、そちらでも日本市場に参加して伸ばしていきたいと思っている」とコメント。スピーカーも日本に投入したい考えがあると語る。
スピーカーの展開についてはすでにアイディアを持っているとのことで、「フラグシップ機の『パラディウムシリーズ』を日本の皆さんに紹介したい。例えば、まずは東京や全国の数店舗で扱ってもらって、フラグシップの音を知らしめるようなことができればと思っている」と説明。「そうしてスピーカーにも徐々に広めていきたい」と展望を語った。
そしてその後は「日本ではフラグシップのパラディウムから始めて、『リファレンス』と『シナジー』というラインナップも紹介できればと思っている。アメリカでは今秋に新製品を投入する予定なので、日本でも展開できたらうれしい」とコメントした。
なお、インタビューでは、同席したイーフロンティアのスタッフから次々と明かされる新製品の情報に「言ってしまって大丈夫なのか…?」と心配する声も。そしてそれに対して「まだ一部しか明かしていないから大丈夫だ(笑)」とWestfall氏が答える一幕も見られた。
そして、Westfall氏のこうしたアイディアについてイーフロンティアのスタッフからも「我々のキャパシティの問題はあるが、せっかくクリプシュを扱っているのにイヤホンだけではもったいない部分もある。勉強しながらお手伝いできる部分があれば協力していきたい」とのコメントを聞くことができた。
■日本のイヤホン市場は期待通りの伸び
日本市場における現在のクリプシュブランドの状況をどう捉えているのかについては、前述のように「満足している」と語るWestfall氏。
Westfall氏は、アメリカ本国や世界各国と比較して「現在のところコンシューマラインしか展開していないが、コンシューマ市場ではほかの国にも全然ひけをとっていない状況だ」と、日本でも非常に好調に活動できていると説明する。
そして「他社製品と比べた際に、クリプシュイヤホンには2つの優位点がある」とコメント。「我々は元々はスピーカーメーカーで、アメリカでは非常にメジャーな存在。そこで培った音質をイヤホンに凝縮している点がひとつ。そして着け心地を追求している点もそうだ。その部分についてはほかのどのメーカーにも負けていないと自負している」と強みをアピール。「日本のイヤホン市場については、我々が期待していた通りに伸びてきている」と、同社製品が順調に受け入れられつつあることを説明する。
また、市場への浸透具合を他の国と比べ「全世界的にコンシューマのオーディオプロダクトは伸びているが、それよりも日本の伸び方は一段と伸びている」と評価。「去年は新製品ラッシュもあったことや、クリプシュという名前がある程度浸透してきたこともあって、日本では特に火がついたと言ってもいいと思う」と語った。
そして「イーフロンティアがディストリビュートしてくれて、正しいチャネルにものが届いて、製品をより良くするためにコラボレートできている。この関係が始まって2年間くらいたっているが、いい形で発展してきていると思う」と、イーフロンティアとの関係性も良好であることを説明した。
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