• ブランド
    特設サイト
公開日 2009/02/22 00:19

<キャストロン、アドフォクスほか>高性能デスクトップSP/陶器のバックロードホーンSP

A&Vフェスタ2009レポート
Phile-web編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
本項では聖新陶芸の陶器製バックロードホーンスピーカーや、キャストロンの高性能デスクトップスピーカーなどユニークな製品を展示していた各社ブースをご紹介する。

■キャストロン


キャストロンの展示ブース
CASTRON”は、独自のダクタイル鋳鉄製エンクロージャーを採用したスピーカーで知られる北海道の臼井鋳鉄工業が展開するオーディオブランドだ。洞爺湖サミット会場でもCASTRONスピーカーが採用されるなどその性能は高く評価されている。


MP01

Mk1
ブースにはレッド/ブラック/ホワイトの鮮やかなデスクトップスピーカー「CASTRON MP01」を展示する。ダクタイル鋳鉄によるエンクロージャーの特性を発揮し、高さ25cmのコンパクトサイズながら高い再生能力を実現している。去年30個限定販売を行いすべて完売したという人気モデルだ。オーディオファンはもちろん「(オーディオのことをよく知らない)音楽を好きな方が購入されることが多かった」と同社代表取締役 臼井憲之氏は説明する。チューニングは音の抜けを重視しているという。デモではこのサイズのスピーカーから鳴っている音とは思えないキレのある音を確認できた。価格はペアで15万円。

また新型「Mk1」のプロトタイプも出展している。こちらはエンクロージャーは従来のものを採用しユニットを一新したモデルとなる。

■聖新陶芸

陶器でできたバックロードホーンスピーカーを展示し、来場者の注目を集めていた聖新陶芸のブース。同社代表取締役 伊勢谷 務氏は「リビングなどに設置してもらいゆったりとした時間を過ごして欲しいという思いで開発した。音も長時間聴いていても疲れないのが特長で、インテリア性も含め安らぎを与えたい」と本機のコンセプトを語ってくれた。また素材に陶器を使用するメリットとして内部定在派が発生しない、箱鳴りしないことなどを挙げ、さらに設計において自由度が高い陶器にはバックロードホーンという形式が最適であると説明する。


聖新陶芸のバックロードホーンスピーカー

手前左が「彩雲」、右が「Bene」、奥が「涼風」。今回のA&Vフェスタで初お披露目した
ラインナップは「Bene」(45万円/税込)、「彩雲」(40万円)、「涼風」(35万円)。一つ一つ手作りで制作する受注生産品で、納品まで約2ヶ月ほどかかるとのこと。また色やデザインなど好みに応じてカスタマイズ可能だという。

■アドフォクス


「BME-200」の試聴が行えるアドフォクスのブース

「BME-200」
アドフォクスは、バイノーラルマイク・イヤホン「BME-200」を出展している。長時間使用しても疲れないイヤホンとマイクロホンを一体化したこの製品は、聴く人間の耳を利用し、インナーイヤーヘッドホンと同じように耳に装着するだけでバイノーラル録音が行える。バイノーラル録音は通常人間の頭の形をしたダミーヘッドを利用した高価な機器を必要とするが、「BME-200」は21,000円と良心的だ。「価格もお手頃で、操作も簡単。誰でも簡単に立体的な音を録音できるのが魅力」と同社代表取締役社長の宮木氏は説明する。なお本機は会期中開催される「体験!! ライブレコーディング」でも無料貸出が行われている。

■エタニ電機

オーディオ・サウンド・アナライザーの新モデル「ASA-10 Mark II」を展示しているエタニ電機。本機は小型化を図り、さらに96、48、44.1kHz/24bitと従来モデルより帯域を2倍と性能も向上させている。USB(Ver.2.0)接続に対応し、電源もバスパワーで動作が可能だ。

ASA-10 Mark II


この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 楽天ブラックフライデーでJBLの超人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!プロも驚く革新的モデルはどんな音を鳴らす?
2 評論家が厳選!マランツ「MODEL M1」でPolk Audio/KEF/TAD/Harbethのスピーカーを鳴らす
3 ビクター新ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」速攻レビュー! 評論家が「もう驚きでしかない」と高評価した魅力とは?
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 レグザが100型クラス大画面4Kテレビを拡充する理由とは? 目黒蓮の特別コメントも
6 パナソニック「2023年度 優秀ご販売店様謝恩会」を開催。21店が栄誉に輝く
7 山之内 正氏によるエソテリック×アキュフェーズ×マランツ比較試聴会、「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」で開催
8 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
9 B&Wの音は “信頼に値する重要な指標”。音元出版の新試聴室に「802 D4」が導入されたワケ
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/22 10:41 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX