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公開日 2012/09/01 10:52

<IFA>TDK Life on Record、新ヘッドホン大量発表 − Bluetooth搭載ポータブルスピーカーも発表

あらゆる用途のヘッドホンを出展
Net Audio編集部:浅田陽介
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現在、ドイツ・ベルリンにて開催されているIFAに出展しているTDK Life on Recordのブースでは、ヘッドホンを中心とした新製品が多数出品されている。

IFA2012会場内のTDK Life on Recordのブース

●ハイファイ設計を施したヘッドホン「ST750」

ST750は、オーディオリスニングに特化して開発された密閉型のオーバーヘッド型ヘッドホン。最大の特徴となるのは、トーンコントロール機能の搭載だ。この機能を用いると最大で低域が6dB増すほか、歪みを低減。さらにはポータブルプレーヤーそのものの消費電力を抑えることができるという。

オーディオ志向を強く打ち出した「ST750」

ドライバーは40mm口径のものをダイナミック型として搭載。プラグは3.5mmのステレオミニプラグで、インピーダンスは32Ωというポータブルでも使いやすい仕様となっている。

●オーバーヘッド型ヘッドホン「ST550」

ST550は音楽はもちろん、映画も高音質で楽しめるようにと開発されたモデル。

音楽と映画の両方を視野に入れた「ST550」

ケーブルは着脱式を採用し、2mと5mの付け替えが可能

ケーブルは片出しで着脱式。長さは2mと5mが用意されている。また0.51kgという軽量設計であると共に、特別設計のヘッドバンドや柔らかいイヤーパッドの採用など、長時間でのリスニングでも疲れないような配慮が随所に施されている点が特徴だ。

また、低域の増強を可能としたデザインを採用しているとのことで、映画などをより大迫力に楽しめるヘッドホンとなっている。

●オーバーヘッド型ヘッドホン「ST410」

ST410は、DJユースをメインとして開発されたモデル。振動板には50mmの大口径ネオジウムドライバーを採用したほか、長時間の仕様でも疲れにくいクッション性のあるヘッドバンド、回転式のイヤーカップなどDJのプレイに配慮した構造となっている。

DJユースに向けて開発されたST410

また、インピーダンスが32Ωに設定されていることに加え、密閉型のハウジングを採用しているため、ポータブルオーディオ環境でもパワフルなサウンドを楽しむことができるモデルとなっている。

●低域ブースト機能を搭載した「ST450」、DJ用のエントリーモデル「MP100」

ST450は、テレビ用に開発されたヘッドホン。インラインボリュームコントロールと5mという長い片出しのケーブルを採用するなど、離れた位置から視聴することが多いテレビ環境に最適な構造となっている。本機にもベースブースト機能が搭載されるほか、イヤーパッドにはクッション性に優れたものが採用されている。

テレビ向けヘッドホン「ST450(写真左)」とDJ向けのエントリー機「MP100(写真右)」

MP100は、DJ向けのエントリーモデルとして開発されたモデル。重さがわずか0.28kgと、とにかく軽いことが特徴だ。ドライバーは40mmのものを採用し、ケーブル長さは1.2mとなる。カラーもブラックのほかポップな印象のブルー、ホワイト、レッドが用意され、ファッション製も強く意識したラインアップとなっていることも注目点といえるだろう。

●ノイズキャンセリングヘッドホン「NC150」

NC150は、ノイズキャンセリング機能を搭載したモデル。、ヘッドホンの外側に搭載されたマイクで周囲のノイズを拾い、これと逆位相波を発生させるデジタルプロセッサーにより、ノイズを抑えこむ構造となっている。

アクティブ・ノイズキャンセリング機能を搭載したNC150

ケーブル部にはボリュームコントロール機能を装備

ケーブルにはボリュームコントロール機能も搭載され、長さは1.2m。バッテリーは単四乾電池を一本仕様して最大32時間動作を可能としているほか、航空機アダプターも付属する。

なお、ドライバーは40mm口径で、周波数帯域は20Hz〜20kHz、質量は0.51kgとなる。

●ステレオヘッドセット「ST600」

ST600は、多くのゲーマーの意見を反映させて設計したというゲーム用ヘッドセット。

ゲームやスカイプなどの通話に活用できる「ST600」

ノイズ対策を施したマイクを装備しているほか、ボリュームコントローラー付きのUSBアダプターを接続して使用することが大きな特徴だ。パソコン上でのオンラインゲームやVoIPなど、さまざまな用途で用いることができるモデルとなってる。

ドライバーは40mmを採用しており、USB接続はHigh Speedに対応しているほか、質量わずか0.51kgという軽量設計となっていることも注目だ。

●持ち運びに最適なポータブルスピーカー「WIRELESS WEATHERPROOF SPEAKER」

この他にもTDK Life on Recordのブースでは、アクティブスピーカーなどの製品も展示。

新製品となるのは、Bluetoothを採用したポータブルスピーカーの「WIRELESS WEATHERPROOF SPEAKER」である。耐久性を持たせた作りとしていることも特徴で、外出先でもスマートフォンやなどのBluetooth搭載デバイスから無線で音楽を再生することができる。

耐久性も考慮されたBluetoothスピーカー「WIRELESS WEATHERPROOF SPEAKER」

Bluetoothのコーデックはオーディオ向けのA2DPで、バッテリーは最大6時間の動作を可能とした充電式バッテリーを採用する。また、本機はハンズフリー通話のための内蔵マイクも用意されているなど、使い勝手に優れたポータブルスピーカーとなっている。

日本でもお馴染みのBoomBoxも展示され、来場者の注目を集めていた

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