公開日 2012/10/19 19:27
<音展>コルグ、DSDネイティブ再生対応USB-DAC「DS-DAC-10」発表/ティアック、DSD/PCM対応「UD-501」を早速デモ
「DS-DAC-10」は5.6MHz DSDに対応
10月19日(金)から21日(日)まで開催される「オーディオ・ホームシアター展 2012(音展)」。本記事では、ブース内で本日発表の新USB-DAC「DS-DAC-10」を展示していたコルグや、ティアック、オリンパスのブース内容をレポートする。
■コルグ
コルグは、5.6MHz DSDファイルのネイティブ再生に対応するUSB-DAC「DS-DAC-10」を発表した。数量限定生産で11月中旬の発売を予定しており、価格はオープンだが49,800円前後での実売が予想される。
2.8224MHz/5.6448MHzのDSDファイル再生に対応しており、DSDフォーマットで転送されたデータを本機内でDA変換する。出力系統には、RCAピンジャック/同軸デジタル/6.3mmヘッドホン端子を備えている。
PCと本機をUSB接続し、コルグのPC向け専用ソフトウェア「AudioGate」を使用すれば、PC内に保存したDSD音源を本機を介してアナログアウトしてヘッドホンなどで聴くことができるようになる。
対応OSはWindows XP/Vista/7、Mac OS X 10.6以降。なお、DSDネイティブ再生はWindows(ASIOドライバー)使用時のみ対応している。
また「AudioGate」を使用すれば、PC内のMP3/WAVなどのファイルやCD音源もリアルタイムに5.6448MHz/DSDデータに変換して再生が行える。
内部には、本機用に開発された専用ドライバーを搭載。ASIO、WDM、Core Audioに対応している。DAコンバータには、Cirrus Logic社製のCS4398を採用した。さらに伝送方式は、USBクロックとの同期を行わないアシンクロナス伝送方式に対応している。また、電源ケーブルから入り込むノイズ成分の影響に配慮し、駆動はUSBバスパワーに対応している。
同社説明員によれば、高音質音源配信サイトなどでDSD音源のラインナップが増えてきている現状で、「再生機器側のラインナップを拡充してほしい」というユーザーの声に応える形で製品化したという。本体サイズ120W×150H×48Dmm(突起部含む)、質量530gと、コンパクトな筐体サイズを実現したこともポイント。
■ティアック
ティアックのブースでは、昨日発表されたばかりの新製品“Reference 501”シリーズ3機種をさっそく試聴することができる。
「UD-501(関連ニュース)」は、5.6MHz DSDネイティブ再生に加え、最高384kHzのPCM音声にも対応したD/Aコンバーター。ブースでは、bayerdynamicのヘッドホン「T 90」と組み合わせて試聴デモを行っている。
また、2.8/5.6MHz DSD信号のネイティブ再生や、PCMディスクの再生に対応するCDプレーヤー「PD-501HR(関連ニュース)」と、192kHz/24bit対応のプリメインアンプ「AI-501DA(関連ニュース)」の新製品2機種を組み合わせたデモも展開している。
■オリンパス
オリンパスのブースでは、リニアPCMレコーダー「LS-100」「LS-20」などのモデルをフィーチャー。オーディオテクニカのヘッドホンをリファレンスに使用して、実際にLS-100やLS-20で録音した音声を聴くことができる。
■コルグ
コルグは、5.6MHz DSDファイルのネイティブ再生に対応するUSB-DAC「DS-DAC-10」を発表した。数量限定生産で11月中旬の発売を予定しており、価格はオープンだが49,800円前後での実売が予想される。
2.8224MHz/5.6448MHzのDSDファイル再生に対応しており、DSDフォーマットで転送されたデータを本機内でDA変換する。出力系統には、RCAピンジャック/同軸デジタル/6.3mmヘッドホン端子を備えている。
PCと本機をUSB接続し、コルグのPC向け専用ソフトウェア「AudioGate」を使用すれば、PC内に保存したDSD音源を本機を介してアナログアウトしてヘッドホンなどで聴くことができるようになる。
対応OSはWindows XP/Vista/7、Mac OS X 10.6以降。なお、DSDネイティブ再生はWindows(ASIOドライバー)使用時のみ対応している。
また「AudioGate」を使用すれば、PC内のMP3/WAVなどのファイルやCD音源もリアルタイムに5.6448MHz/DSDデータに変換して再生が行える。
内部には、本機用に開発された専用ドライバーを搭載。ASIO、WDM、Core Audioに対応している。DAコンバータには、Cirrus Logic社製のCS4398を採用した。さらに伝送方式は、USBクロックとの同期を行わないアシンクロナス伝送方式に対応している。また、電源ケーブルから入り込むノイズ成分の影響に配慮し、駆動はUSBバスパワーに対応している。
同社説明員によれば、高音質音源配信サイトなどでDSD音源のラインナップが増えてきている現状で、「再生機器側のラインナップを拡充してほしい」というユーザーの声に応える形で製品化したという。本体サイズ120W×150H×48Dmm(突起部含む)、質量530gと、コンパクトな筐体サイズを実現したこともポイント。
■ティアック
ティアックのブースでは、昨日発表されたばかりの新製品“Reference 501”シリーズ3機種をさっそく試聴することができる。
「UD-501(関連ニュース)」は、5.6MHz DSDネイティブ再生に加え、最高384kHzのPCM音声にも対応したD/Aコンバーター。ブースでは、bayerdynamicのヘッドホン「T 90」と組み合わせて試聴デモを行っている。
また、2.8/5.6MHz DSD信号のネイティブ再生や、PCMディスクの再生に対応するCDプレーヤー「PD-501HR(関連ニュース)」と、192kHz/24bit対応のプリメインアンプ「AI-501DA(関連ニュース)」の新製品2機種を組み合わせたデモも展開している。
■オリンパス
オリンパスのブースでは、リニアPCMレコーダー「LS-100」「LS-20」などのモデルをフィーチャー。オーディオテクニカのヘッドホンをリファレンスに使用して、実際にLS-100やLS-20で録音した音声を聴くことができる。