公開日 2014/08/20 11:21
AudioQuest、インターコネクトケーブルの新上位シリーズ「Elements」4モデル
従来モデルをベースに大幅な性能アップを実現
ディーアンドエムホールディングスは、AudioQuestのラインケーブル“Riverシリーズ”の上位モデル「Columbia」「Colorado」「Niagara」を刷新。新たに「Elementsシリーズ」として下記の4ラインナップを8月下旬より発売する。詳細は以下の通り。
・「Fire」
RCAモデル:0.5m/268,000円(税抜)、1m/374,000円(税抜)、1.5m/481,000円(税抜)
XLRモデル:0.5m/268,000円(税抜)、1m/374,000円(税抜)、1.5m/481,000円(税抜)
・「Wind」
RCAモデル:0.5m/187,000円(税抜)、1m/249,000円(税抜)、1.5m/312,000円(税抜)
XLRモデル:0.5m/187,000円(税抜)、1m/249,000円(税抜)、1.5m/312,000円(税抜)
・「Earth」
RCAモデル:0.5m/94,000円(税抜)、1m/116,000円(税抜)、1.5m/138,000円(税抜)
XLRモデル:0.5m/94,000円(税抜)、1m/116,000円(税抜)、1.5m/138,000円(税抜)
・「Water」
RCAモデル:0.5m/56,000円(税抜)、1m/66,000円(税抜)、1.5m/75,000円(税抜)
XLRモデル:0.5m/56,000円(税抜)、1m/66,000円(税抜)、1.5m/75,000円(税抜)
■「Water」「Earth」「Wind」は従来製品を大幅に改良したモデル
Water、Earth、Windの3モデルは、それぞれ従来のRiverシリーズのColumbia、Colorado、Niagaraを大幅に改良したケーブルとなる。一方で、従来製品の特徴も引き継いだ。
Waterは、Columbiaと同じくPE(ポリエチレン)エアー・チューブと銅製の単線PSC+導体を使用。Earthは、Coloradoと同じくFEP(ふっ素化エチレンプロピレン)エアー・チューブと銅製の単線PSC+導体を使用する。またWindは、Niagaraと同じくFEPエアー・チューブと単線PSSシルバー導体を採用している。
Elementsシリーズは、従来のRiverシリーズと同様にトリプル・バランス構造、非対称の信号とグランドインピーダンスを採用。RCAモデルでは、太い導体1本が+(ホット)として、シングルゲージの細い導体2本が一体となりインピーダンスが信号線よりも59%低いグランド基準を実現している。
XLRタイプでは、細い導体2本が2つの+(ホット)(反転および非反転)、太い導体1本が低いインピーダンスのグランド基準となる。また、一般的なXLRケーブルはシールドをグランド基準にしている場合がほとんどだが、AudioQuestのトリプル・バランス構造のXLRケーブルの場合は、片端のみが接続されている専用シールドを別途使用してグランドをとっている。
またWater、Earth、Windは、Columbia、Colorado、Niagaraと同様にDBS(ダイエレクトリック・バイアス・システム)を採用。固有のサウンドキャラクターを排して、高いS/N、ダイナミックレンジを実現した。
Water、Earth、Windを従来モデルと比較すると、いずれもケーブル径は旧モデルより1mm太く、取り回しも向上させた。またエアー・チューブの壁を60%厚くすることで、耐久性もアップさせると共に、チューブの丸みが維持することで歪みを生じる導体と絶縁材の接近を極力抑えた。
直径が増したことで、NDSシステム(ノイズ・ディシペーション・システム)の大幅アップグレードも実現。Riverシリーズにおける従来通りの4レイヤーNDSシステムは、カーボン入り吸収レイヤーと反射金属レイヤーを加えた6レイヤーシステムに変更された。
NDSの目的は、シールドを保護すること、シールドに到達するRFI(無線周波数干渉)の量を減らすことにあるが、シールドに達する不良エネルギーが減れば、それに応じて信号ラインとなる機器の接地面に落ちるノイズも減らすことができる。今回のNDSでは、NDSレイヤーが2層多いため、シールドに到達するRFIは従来モデルよりも大きく減少させたという。
また、Water、Earth、Windでは独自に新設計したプラグが採用。新しい工作機械一式を用い、より強力なコールド・ウエルド接続が実現できるプラグとした。また、この3モデルのプラグは、純度の高いレッドの銅に直接ハンギング・シルバー・コーティングが施されている。
■最上位モデルと同一のプラグを採用した「Fire」
シリーズの上位モデルとなるFireは、同社のハイエンドケーブル「Sky」など同社のハイエンドモデルで採用されている大型の単線PSS導体、およびトリプル・バランス構造を採用。また、Skyと同様の(かつElementsシリーズの他モデルよりも中の空気が23%多い)FEPエアー・チューブが採用されている。
加えて、FireはSkyよりも1.8mm太く、Elementsシリーズの他モデルと同様にエアー・チューブが大幅に強化されている。さらにNDSについては、8レイヤーNDSを採用している。
プラグについては、AudioQuest最上位のインターコネクトケーブル「WILD BLUE YONDER」と「WEL SIGNATURE」で使われているのと同一のものをRCA、XLR共に使用。さらにプラグにはハンギング・シルバー・コーティングが施されている。また、複数接点のコールド・ウエルド接続と中空ピンを用いた機械加工を行っている。
・「Fire」
RCAモデル:0.5m/268,000円(税抜)、1m/374,000円(税抜)、1.5m/481,000円(税抜)
XLRモデル:0.5m/268,000円(税抜)、1m/374,000円(税抜)、1.5m/481,000円(税抜)
・「Wind」
RCAモデル:0.5m/187,000円(税抜)、1m/249,000円(税抜)、1.5m/312,000円(税抜)
XLRモデル:0.5m/187,000円(税抜)、1m/249,000円(税抜)、1.5m/312,000円(税抜)
・「Earth」
RCAモデル:0.5m/94,000円(税抜)、1m/116,000円(税抜)、1.5m/138,000円(税抜)
XLRモデル:0.5m/94,000円(税抜)、1m/116,000円(税抜)、1.5m/138,000円(税抜)
・「Water」
RCAモデル:0.5m/56,000円(税抜)、1m/66,000円(税抜)、1.5m/75,000円(税抜)
XLRモデル:0.5m/56,000円(税抜)、1m/66,000円(税抜)、1.5m/75,000円(税抜)
■「Water」「Earth」「Wind」は従来製品を大幅に改良したモデル
Water、Earth、Windの3モデルは、それぞれ従来のRiverシリーズのColumbia、Colorado、Niagaraを大幅に改良したケーブルとなる。一方で、従来製品の特徴も引き継いだ。
Waterは、Columbiaと同じくPE(ポリエチレン)エアー・チューブと銅製の単線PSC+導体を使用。Earthは、Coloradoと同じくFEP(ふっ素化エチレンプロピレン)エアー・チューブと銅製の単線PSC+導体を使用する。またWindは、Niagaraと同じくFEPエアー・チューブと単線PSSシルバー導体を採用している。
Elementsシリーズは、従来のRiverシリーズと同様にトリプル・バランス構造、非対称の信号とグランドインピーダンスを採用。RCAモデルでは、太い導体1本が+(ホット)として、シングルゲージの細い導体2本が一体となりインピーダンスが信号線よりも59%低いグランド基準を実現している。
XLRタイプでは、細い導体2本が2つの+(ホット)(反転および非反転)、太い導体1本が低いインピーダンスのグランド基準となる。また、一般的なXLRケーブルはシールドをグランド基準にしている場合がほとんどだが、AudioQuestのトリプル・バランス構造のXLRケーブルの場合は、片端のみが接続されている専用シールドを別途使用してグランドをとっている。
またWater、Earth、Windは、Columbia、Colorado、Niagaraと同様にDBS(ダイエレクトリック・バイアス・システム)を採用。固有のサウンドキャラクターを排して、高いS/N、ダイナミックレンジを実現した。
Water、Earth、Windを従来モデルと比較すると、いずれもケーブル径は旧モデルより1mm太く、取り回しも向上させた。またエアー・チューブの壁を60%厚くすることで、耐久性もアップさせると共に、チューブの丸みが維持することで歪みを生じる導体と絶縁材の接近を極力抑えた。
直径が増したことで、NDSシステム(ノイズ・ディシペーション・システム)の大幅アップグレードも実現。Riverシリーズにおける従来通りの4レイヤーNDSシステムは、カーボン入り吸収レイヤーと反射金属レイヤーを加えた6レイヤーシステムに変更された。
NDSの目的は、シールドを保護すること、シールドに到達するRFI(無線周波数干渉)の量を減らすことにあるが、シールドに達する不良エネルギーが減れば、それに応じて信号ラインとなる機器の接地面に落ちるノイズも減らすことができる。今回のNDSでは、NDSレイヤーが2層多いため、シールドに到達するRFIは従来モデルよりも大きく減少させたという。
また、Water、Earth、Windでは独自に新設計したプラグが採用。新しい工作機械一式を用い、より強力なコールド・ウエルド接続が実現できるプラグとした。また、この3モデルのプラグは、純度の高いレッドの銅に直接ハンギング・シルバー・コーティングが施されている。
■最上位モデルと同一のプラグを採用した「Fire」
シリーズの上位モデルとなるFireは、同社のハイエンドケーブル「Sky」など同社のハイエンドモデルで採用されている大型の単線PSS導体、およびトリプル・バランス構造を採用。また、Skyと同様の(かつElementsシリーズの他モデルよりも中の空気が23%多い)FEPエアー・チューブが採用されている。
加えて、FireはSkyよりも1.8mm太く、Elementsシリーズの他モデルと同様にエアー・チューブが大幅に強化されている。さらにNDSについては、8レイヤーNDSを採用している。
プラグについては、AudioQuest最上位のインターコネクトケーブル「WILD BLUE YONDER」と「WEL SIGNATURE」で使われているのと同一のものをRCA、XLR共に使用。さらにプラグにはハンギング・シルバー・コーティングが施されている。また、複数接点のコールド・ウエルド接続と中空ピンを用いた機械加工を行っている。