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公開日 2014/09/23 16:52

【TIAS】マッキントッシュ、新パワーアンプ2機種やヘッドホンの国内導入決定

エレクトリが幅広い取り扱いブランドの製品群を出展
ファイル・ウェブ編集部
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「2014東京インターナショナルオーディオショウ」が東京・有楽町の東京国際フォーラムで開幕した。会期は本日9月23日から25日までの3日間。多数のブランドを取り扱うエレクトリでは、特にMcIntosh(マッキントッシュ)製品で多数の新モデルを参考出展。アンプ類だけでなくヘッドホン「MHP1000」などでも予価を発表し、日本市場に導入予定であることを明らかにしている。いずれの製品も「年末から来年にかけての発売になるのではないか」(説明員)とのことだった。

まずパワーアンプでは、300Wのモノパワーアンプ「MC301」(予価110万円・ペア・税抜 ※以下、価格はすべて税抜)と、150W+150Wのステレオパワーアンプ「MC152」(予価50万円)を展示。

MC301(上)とMC152(下)

両モデルとも現行モデルのなかでは最もコンパクトなモデル。高さ6インチ(約15cm)とコンパクトなため設置場所の選択肢が広がるとしている。

ヘッドホン「MHP1000」は、同ブランド初のヘッドホン。CESで参考展示されていたモデルだと思われ、予価は25万円。40mmドライバーを搭載する密閉型ヘッドホンで、ケーブルは両出し。ヘッドホンバンドでイヤーパッドにはナチュラルレザーを採用している。

MHP1000


ハウジング

ヘッドバンド部

また、国内に導入するかどうか未定だが、同社が“メディアブリッジ”と呼ぶ「MB100」と、“ルームコレクションシステム”「MEN220」も参考出展。

MB100(上)とMEN220(下)

「MB100」は、いわゆるネットワークメディアプレーヤー的な製品で、ストリーミングやダウンロードコンテンツ、HDD内の音楽を再生可能。192kHz/24bitに対応している。楽曲操作はiOSおよびAndroidのアプリ、およびブラウザから行う。

USB/eSATA端子に外部機器を接続でき、海外ではPandroやSpotyfyなどの音楽配信サービスを利用可能。Amazon Cloud DriveまたはAppele iCloudにアクセスしてのバックアップと同期も行える。OSと音楽プレーヤーソフトは内蔵SSDにインストールしており、すばやい起動や静音性に配慮。楽曲データ用ストレージとして1TBのHDDも搭載している。

「MEN220」はオーディオシステムのイコライジングなどを行えるというもの。リスニングルームの特性に合うようにオーディオシステムをチューニングする。本機も「MB100」も、前述の通り他の参考出展品とは異なり日本導入は決まっておらず、価格なども表示されていなかった。

そのほかのブランドでは、FIRST WATTのステレオパワーアンプ「F6」も参考出展。25W+25W(8Ω)、50W+50W(4Ω)というモデルで、価格などはまだ決まっていない。新開発の「シングルエンデッド・カレント・クラスA・バイアス回路」を搭載し、Jensen製入力トランスを採用。パワーMOS-FETのクラスAプッシュプルデザインを採用している。

F6

そしてHEGELでは、USB DACを内蔵した出力150W+150Wのインテグレーテッドアンプ「H160」(予価47万円)、出力75W+75Wのインテグレーテッドアンプ「H80S」(予価18万円)、DSD対応USB-DAC「HD12」(予価16万円)などを参考出展。MAGICOやPASSなどでも新製品を始めとした各モデルを展示している。

H160

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