• ブランド
    特設サイト
公開日 2015/02/14 22:14

【ポタ研】KOSS新ヘッドホン「Pro4S」などをアピール − 初BTヘッドホン「BT540i」も登場

発表会で新モデルをアピール
ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ティアックは、本日開催された「ポタ研」にてKOSSの新モデルスタジオモニターヘッドホン「Pro4S」や オンイヤーヘッドホン「SP330」、オーバーヘッドホン「SP540」の発表会を開催。同ブランド初のBluetoothヘッドホン「BT540i」の発売も明らかにされた。

「KOSSブランド製品の発表会はかなり久しぶり」と語るのは、登壇した同社輸入商品課の松野陽介氏。それだけ力の入ったモデルであることが伺える。

Pro4Sのデイジーチェーン機能をアピールするティアック 松野陽介氏(右)

KOSSは1953年に創業。元々は病院にテレビ等を卸す事業を手掛けていた創業者のジョン・コス氏が音楽好きであったことから、多くのユーザーが気軽に音楽を楽しむための製品を − という考えのもと、1958年に初ヘッドホン「SP3」をリリース。以降「PRO4」、オスカー・ピーターソンなど著名アーティストから愛された「SPX3」(1964年発売)や、今も現役の「PRO4AA」(1970年)、KOSSのアイコンともなった大ヒットモデル「PORTAPRO」(1984年)などを発売していった。

KOSSブランドのヒストリー

今回日本国内での発売がアナウンスされた「SP330」「SP540」は、SPシリーズと同じ“新しいヘッドホンを作りたい”という思いを継承し開発されたモデルであるとのこと。昨年のヘッドホン祭やポタフェスなどで参考出展された際も来場者から支持を集めたという。

SP540の概要

SP540


輪郭にあわせて傾斜をつけた低反発メモリーフォームクッションを採用
特徴は、耳にフィットするD型ハウジング。輪郭にあわせて傾斜をつけた低反発メモリーフォームクッションとあわせ、密閉性と装着感向上も実現している。また、SP330は108g、SP540は184gと軽量設計で、長時間の装着も苦にならないようにしたとのことだ(製品の詳細はこちら)。

SP330の概要

SP330


こちらはオンイヤータイプ
「Pro4S」は、音楽制作の現場で求められる様々な機能を搭載。サウンドもフラットでモニター調となっており、他のKOSSヘッドホンとは少し方向性が異なっているとアピールされた。この音質チューニングには実に2年の歳月をかけたのだという。

Pro4Sの概要

Pro4S


こちらも輪郭にあわせて傾斜をつけた低反発メモリーフォームクッションを採用

ケーブルは左右どちらのハウジングにも装着できる
複数のPro4Sを連結することでメンバーと同じサウンドを共有できるユニークな「デイジーチェーン機能」や、左右どちらのハウジングにもケーブルを装着できる機構を用意。楽器やPCなど制作用機材を様々なレイアウトで使うミュージシャンにとって、ケーブルの取り回しは重要なポイントであり、自由度向上にも貢献すると訴求されていた(製品の詳細はこちら)。かなりコンパクトに折りたたむことも可能だ。

複数メンバーと同時にモニタリングできるデイジーチェーン機能も搭載

かなりコンパクトに折りたたむこともできる

また初のBluetoothヘッドホン「BT540i」は、来月頃の正式リリースを予定しているとのこと。本機はaptXやNFCに対応。有線ヘッドホンとしても使用が可能だ。対応プロファイルはGAP/GAVOP/A2DP/HSP/AVRCP/HFP。2時間の充電で最大8時間の連続再生を実現する。再生周波数帯域は10〜25,000Hz。感度は100dBで、インピーダンスは8Ωとなる。

初のBluetoothヘッドホン「BT540i」の概要

BT540i

外観のベースとなっているのは、同社の「ProDJ200」。最も注力した点は、Bluetoothユニットを搭載しつつKOSSサウンドを継承したところで、KOSSらしい低音にパンチのあるサウンドを実現しているという。また、操作性にも配慮。ハウジングに設けられた操作ボタンは人間工学に基づいたデザインとなっており、再生/停止や音量調整などがしやすいようになっているとのことだ。セミハードケースが付属し、携帯性も兼ね備えている。

丈夫なメタル製ヒンジを採用

こちらはD型ハウジングではなく、通常の円形ハウジングだ


ハウジングの操作ボタン部は人間工学に基づいて配置されている

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 楽天ブラックフライデーでJBLの超人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!プロも驚く革新的モデルはどんな音を鳴らす?
2 評論家が厳選!マランツ「MODEL M1」でPolk Audio/KEF/TAD/Harbethのスピーカーを鳴らす
3 ビクター新ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」速攻レビュー! 評論家が「もう驚きでしかない」と高評価した魅力とは?
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 レグザが100型クラス大画面4Kテレビを拡充する理由とは? 目黒蓮の特別コメントも
6 パナソニック「2023年度 優秀ご販売店様謝恩会」を開催。21店が栄誉に輝く
7 山之内 正氏によるエソテリック×アキュフェーズ×マランツ比較試聴会、「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」で開催
8 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
9 B&Wの音は “信頼に値する重要な指標”。音元出版の新試聴室に「802 D4」が導入されたワケ
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/22 10:41 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX