公開日 2015/09/26 09:00
【TIAS】トライオード、自社新製品に加えてCocktail Audioなど新規取り扱い予定ブランドの披露も
Exposure、Leema Acoustics、GOLD NOTEなど取り扱い予定
2015東京インターナショナルオーディオショウが25日より開幕。トライオードは、真空管プリメインアンプ「TRX-84XR」など未発表の新製品を参考展示しているほか、Cocktail AudioやExposure、Leema Acoustics、GOLD NOTEといったブランドの製品も参考展示。各ブランドの取り扱いを検討していることも明かしている。
■トライオードブランドの参考展示は真空管プリメイン3機種と真空管プリ1機種
まずトライオードブランドでは、「TRV-A300XR」「TRV-35SER」「TRX-84XR」の真空管プリメイン3モデルと、真空管プリ「TRV-5SE」を参考展示。真空管プリメイン3モデルの価格は未定で、真空管プリ「TRV-5SE」の予価は175,000円。
「TRV-A300XR」は、「真空管“300B”の魅力をシンプルに引き出す」というA級シングルアンプ。MM型対応のフォノイコライザー回路も搭載している。固定バイアス方式だが、天面にバイアス確認用のメータとバイアス調整ボリューム、ハムバランスボリュームを設け、真空管交換時にも簡単に最適な調整ができるよう配慮している。
「TRV-35SER」は、AB級プッシュプル回路を採用。「TRV-35SE」に若干の改良とリモートコントロール機能、MMフォノイコライザーを追加したモデル。また、TRV-35SEでは一体型トランスカバーを別体とし、電源トランスからのリーケージの影響を低減させるなどもしている。
「TRX-84XR」は、「TRX-PM84」からUSB-DAC機能を省いたモデル。「USB-DACは分野として進化のスピードが早く技術の陳腐化も早いため、DAC機能を省くことでアンプとして長く使えるようにする狙い」(同社スタッフ)だという。
真空管プリ「TRV-5SE」は、レコード再生のためにNF型の真空管フォノイコライザー回路を搭載し、MM型カートリッジに対応するベーシックなモデル。レコードの反りによる超低域信号をカットするLOW CUTスイッチを備えるなどしている。出力端子は3系統で、ステレオパワーアンプを3台まで接続できる。
■Cocktail Audioなど新規取り扱い予定のブランドも
Cocktail Audioは、2003年設立のNOVATRON社によるハイ・ファイオーディオ製品専用ブランド。トライオードでは今回のハイエンドショーでCDリッピングができるマルチメディアプレーヤー「CA-X40」のデモを行っている。
同機は別売のHDDやSSDを換装し、CDをリッピングして保存、再生することなどが可能。DSD 5.6MHzやDXDなどにも対応しているほか、FMチューナーなども搭載している。MMフォノイコライザーを搭載するほかRCA入力も備え、外部アナログ機器を接続してデジタルデータ化し保存するなどといった使い方もできる。
Exposureは1974年に設立されたイギリスのブランド。ブースではCDプレーヤー「3010S2」「2010S2」と、プリメインアンプ「3010S2D」「2010S2D」を展示している。
Leema Acousticsは、元BBCエンジニアのLee TaylorとMallory Nichollsによって1998年に設立されたブランド。「コンパクトな筐体でいかに大型高級機を超える感動的な音を生み出すか」を追求し、2007年に「Constellationシリーズ」を開発。今回はその第2世代機となるCDプレーヤー「Antila IIs Eco」と、プリメインアンプ「Tucana II」を展示している。
GOLD NOTEはイタリアのブランドで、今回は「Valore 400」「Valore Plus 425」「Giglio」というターンテーブル3製品を展示。いずれも価格は未定。
なお、Cocktail Audioなど上記3ブランドは「年内か、もう少し早い時期に日本でも発売するかもしれない」(同社スタッフ)とのことだったが、こちらのGOLD NOTEについては「ほぼ取り扱うことにはなるとは思うが、現時点では我々が取り扱うかどうかは正式には決まっていない」という。
■トライオードブランドの参考展示は真空管プリメイン3機種と真空管プリ1機種
まずトライオードブランドでは、「TRV-A300XR」「TRV-35SER」「TRX-84XR」の真空管プリメイン3モデルと、真空管プリ「TRV-5SE」を参考展示。真空管プリメイン3モデルの価格は未定で、真空管プリ「TRV-5SE」の予価は175,000円。
「TRV-A300XR」は、「真空管“300B”の魅力をシンプルに引き出す」というA級シングルアンプ。MM型対応のフォノイコライザー回路も搭載している。固定バイアス方式だが、天面にバイアス確認用のメータとバイアス調整ボリューム、ハムバランスボリュームを設け、真空管交換時にも簡単に最適な調整ができるよう配慮している。
「TRV-35SER」は、AB級プッシュプル回路を採用。「TRV-35SE」に若干の改良とリモートコントロール機能、MMフォノイコライザーを追加したモデル。また、TRV-35SEでは一体型トランスカバーを別体とし、電源トランスからのリーケージの影響を低減させるなどもしている。
「TRX-84XR」は、「TRX-PM84」からUSB-DAC機能を省いたモデル。「USB-DACは分野として進化のスピードが早く技術の陳腐化も早いため、DAC機能を省くことでアンプとして長く使えるようにする狙い」(同社スタッフ)だという。
真空管プリ「TRV-5SE」は、レコード再生のためにNF型の真空管フォノイコライザー回路を搭載し、MM型カートリッジに対応するベーシックなモデル。レコードの反りによる超低域信号をカットするLOW CUTスイッチを備えるなどしている。出力端子は3系統で、ステレオパワーアンプを3台まで接続できる。
■Cocktail Audioなど新規取り扱い予定のブランドも
Cocktail Audioは、2003年設立のNOVATRON社によるハイ・ファイオーディオ製品専用ブランド。トライオードでは今回のハイエンドショーでCDリッピングができるマルチメディアプレーヤー「CA-X40」のデモを行っている。
同機は別売のHDDやSSDを換装し、CDをリッピングして保存、再生することなどが可能。DSD 5.6MHzやDXDなどにも対応しているほか、FMチューナーなども搭載している。MMフォノイコライザーを搭載するほかRCA入力も備え、外部アナログ機器を接続してデジタルデータ化し保存するなどといった使い方もできる。
Exposureは1974年に設立されたイギリスのブランド。ブースではCDプレーヤー「3010S2」「2010S2」と、プリメインアンプ「3010S2D」「2010S2D」を展示している。
Leema Acousticsは、元BBCエンジニアのLee TaylorとMallory Nichollsによって1998年に設立されたブランド。「コンパクトな筐体でいかに大型高級機を超える感動的な音を生み出すか」を追求し、2007年に「Constellationシリーズ」を開発。今回はその第2世代機となるCDプレーヤー「Antila IIs Eco」と、プリメインアンプ「Tucana II」を展示している。
GOLD NOTEはイタリアのブランドで、今回は「Valore 400」「Valore Plus 425」「Giglio」というターンテーブル3製品を展示。いずれも価格は未定。
なお、Cocktail Audioなど上記3ブランドは「年内か、もう少し早い時期に日本でも発売するかもしれない」(同社スタッフ)とのことだったが、こちらのGOLD NOTEについては「ほぼ取り扱うことにはなるとは思うが、現時点では我々が取り扱うかどうかは正式には決まっていない」という。