公開日 2016/05/18 18:28
レクスト、“ポータビリティを無視した”音質重視のヘビー級リケーブル
スタジオの音質をそのままヘッドホン/イヤホンへ
(株)レクストは、イヤホン/ヘッドホン用リケーブル「Z-LNC01W-Pシリーズ」を発表。5月末から同社直販サイトやe☆イヤホン等で販売する。
ラインナップは3.5mmステレオミニ - MMCXの「Z-LNC01W-P1.6MS」(1.6m/税抜15,400円)と、3.5mmステレオミニ - miniXLRの「Z-LNC01W-P1.6CS」(1.6m/税抜15,400円)のほか、6.3mmステレオ標準 - miniXLRモデル(3.0m/税抜16,900円)も用意。そのほかの長さも希望によりオーダー可能とのことだ。
上原ひろみのアルバム「SPARK」収録時に、ベーシストのアンソニー・ジャクソン氏が使用したレクスト製ケーブル「Z-LNC01W」と同じく、HiFC導体を使用していることが特徴(ただし楽器用とはチューニングを少し変えているとのこと)。音楽制作スタジオの音質クオリティをイヤホン/ヘッドホンにそのまま導入できるのがメリットだという。そのぶん、ケーブル外径はφ8mmと非常に太く、質量もMMCXタイプは約138gと“ヘビー級”。たとえばSHURE SE215の標準付属ケーブルは約25gだから、その約5.5倍もの質量だ。レクストは「ポータビリティを無視した、音質最重視リケーブル」だとアピールしている。
ヘッドホン側の端子については、標準端子は[オリジナル真鍮削り出し端子+超大型プラグキャップ]、3.5mm端子は[Amphenol製端子+超大型プラグキャップ]を採用。MMCXは、市販のMMCX圧着端子。miniXLR端子は[SWITCHCRAFT製端子+オリジナル真鍮削り出しキャップ]を使用する。プラグキャップ等の製造やハンダ、アッセンブリなど、ほとんどの製造工程を日本で行っている“Made in Japan”モデルであることもアピールしていた。
スタジオの音をそのままヘッドホン/イヤホンに導入できることをアピールするため、レクストは本日、マスタリングスタジオ「Orange」で説明会を開催。エンジニアの小泉由香氏によってその場でマスタリングされた音楽を、Z-LNC01W-Pシリーズを使ったヘッドホン/イヤホンで試聴するデモンストレーションを行った。
マスタリングされたのは、レクスト・西野代表の著書『すぐできる! 新・最高音質セッティング術』のために収録されたエレキバイオリン、ベース、ドラムのトリオ曲(e-onkyo musicでも配信中)。石川雅春(ドラムス)、川崎哲平(ベース)、金子飛鳥(エレキバイオリン)という超豪華な面々によるサウンドを、グラミー受賞エンジニア・加藤 明がレコーディングした作品だ。
まず西野氏が、今回のマスタリングに際して目指した音を説明。サンプル音源を聴きながら音のイメージを共有する。「録音したときはバイオリンとベース、ドラムがそれぞれ拮抗している感じだったけど、いま聴くとバイオリンとその伴奏、みたいに聴こえてしまう」「ベースの風圧をもう少し出せますか?」などのやりとりをしつつ、AVALON DESIGNの「AD2055」を使ってイコライジング。各周波数を調整して聴き比べ、という作業を数回繰り返し、あっという間にマスタリングが終了した。そしてその場で、マスタリング済みの音源をZ-LNC01W-Pシリーズを使ったヘッドホン/イヤホンで確認することができた。
ちなみに今回小泉氏がマスタリングした音源は、改めてe-onkyo musicで配信も検討しているとのことだ。
ラインナップは3.5mmステレオミニ - MMCXの「Z-LNC01W-P1.6MS」(1.6m/税抜15,400円)と、3.5mmステレオミニ - miniXLRの「Z-LNC01W-P1.6CS」(1.6m/税抜15,400円)のほか、6.3mmステレオ標準 - miniXLRモデル(3.0m/税抜16,900円)も用意。そのほかの長さも希望によりオーダー可能とのことだ。
上原ひろみのアルバム「SPARK」収録時に、ベーシストのアンソニー・ジャクソン氏が使用したレクスト製ケーブル「Z-LNC01W」と同じく、HiFC導体を使用していることが特徴(ただし楽器用とはチューニングを少し変えているとのこと)。音楽制作スタジオの音質クオリティをイヤホン/ヘッドホンにそのまま導入できるのがメリットだという。そのぶん、ケーブル外径はφ8mmと非常に太く、質量もMMCXタイプは約138gと“ヘビー級”。たとえばSHURE SE215の標準付属ケーブルは約25gだから、その約5.5倍もの質量だ。レクストは「ポータビリティを無視した、音質最重視リケーブル」だとアピールしている。
ヘッドホン側の端子については、標準端子は[オリジナル真鍮削り出し端子+超大型プラグキャップ]、3.5mm端子は[Amphenol製端子+超大型プラグキャップ]を採用。MMCXは、市販のMMCX圧着端子。miniXLR端子は[SWITCHCRAFT製端子+オリジナル真鍮削り出しキャップ]を使用する。プラグキャップ等の製造やハンダ、アッセンブリなど、ほとんどの製造工程を日本で行っている“Made in Japan”モデルであることもアピールしていた。
スタジオの音をそのままヘッドホン/イヤホンに導入できることをアピールするため、レクストは本日、マスタリングスタジオ「Orange」で説明会を開催。エンジニアの小泉由香氏によってその場でマスタリングされた音楽を、Z-LNC01W-Pシリーズを使ったヘッドホン/イヤホンで試聴するデモンストレーションを行った。
マスタリングされたのは、レクスト・西野代表の著書『すぐできる! 新・最高音質セッティング術』のために収録されたエレキバイオリン、ベース、ドラムのトリオ曲(e-onkyo musicでも配信中)。石川雅春(ドラムス)、川崎哲平(ベース)、金子飛鳥(エレキバイオリン)という超豪華な面々によるサウンドを、グラミー受賞エンジニア・加藤 明がレコーディングした作品だ。
まず西野氏が、今回のマスタリングに際して目指した音を説明。サンプル音源を聴きながら音のイメージを共有する。「録音したときはバイオリンとベース、ドラムがそれぞれ拮抗している感じだったけど、いま聴くとバイオリンとその伴奏、みたいに聴こえてしまう」「ベースの風圧をもう少し出せますか?」などのやりとりをしつつ、AVALON DESIGNの「AD2055」を使ってイコライジング。各周波数を調整して聴き比べ、という作業を数回繰り返し、あっという間にマスタリングが終了した。そしてその場で、マスタリング済みの音源をZ-LNC01W-Pシリーズを使ったヘッドホン/イヤホンで確認することができた。
ちなみに今回小泉氏がマスタリングした音源は、改めてe-onkyo musicで配信も検討しているとのことだ。