• ブランド
    特設サイト
公開日 2016/11/11 12:27

FiiO、ハイレゾ対応ポータブルプレーヤーの新モデル「X1 2nd generation」

従来モデル「Fiio X1」の第二世代機
藤原義孝
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
(株)小柳出電気商会は、同社が取り扱うFiiOブランドより、ポータブルプレーヤー「X1 2nd generation」を11月18日に発売する。価格はオープンだが、16,000円前後での実売が予想される。

「X1 2nd generation」

本機は2014年12月に発売された「X1」の第二世代にあたるポータブルプレーヤー。タッチホイールとBluetooth(ver.4.0)を新搭載。現代ニーズに合わせてユーザビリティを高めたとしている。本体カラーはブラックとシルバーの2色を用意。

使用パーツを厳選し、前モデルより完成度の高いストラクチャーを目指したとのこと。オールアルミニウムのボディは剛性感を高め、エッジに丸みを持たせたことでより操作しやすいデザインとした。

丸みを持たせてより操作しやすいデザイン

外部microSDカードの最大容量は256GB。前モデルの128GBから倍増したことで、より多くの楽曲を持ち運ぶことが可能になった。

オペアンプには「ISL28291」、ローパスフィルターには「TI OPA2322」を採用。DAC ICには全モデルに搭載された「PCM5142」に替えて、高S/Nとバランス出力機能を持つプロ仕様の「PCM5242」を採用した。また、7band(±6dB)のグラフィックイコライザーも搭載する。

ヘッドホン出力は90mW(16Ω)/70mW(32Ω)/8mW(300Ω)以上、適応インピーダンスは16Ω〜100Ω、周波数帯域は5Hz〜60KHz(-3dB)となる。S/N比は113dB以上、歪み率は0.003%以下(1KHz)、クロストークは72dB以上(1kHz)。

ビットレートはPCM32bit(WAV)まで、サンプルレートはPCM192KHzまで対応する。ハイレゾ音源は最大24bit/192kHzまでのAPE/FLAC/ALAC/WMAと最大32bit/192kHzまでのWAV/AIFFに対応。圧縮音源はMP2/MP3/AAC/ALAC/WMA/OGGなどに対応し、DSD再生は非対応となる。

アナログ出力は3.5mmミニ(ヘッドホン/ライン兼用)で、コントローラー付きヘッドホン/イヤホン対応。ヘッドホン出力とライン出力はメニューでの切り替え方式。

外形寸法は55.5W×97H×12Dmm、質量は102g。1800mAhリチウムイオンバッテリーを内蔵し、約3時間の充電で駆動時間は約12時間。

USBケーブル(1m)、クリアケース、スクリーンプロテクター2個(1個装着済)、ボディステッカー2セットなどが付属する。

なお、「X1 2nd generation」のBluetoothコーデックについて、秋のヘッドホン祭2016で参考出品されていた際はapt-X対応と案内されていたが、製品版は未対応となる。将来的な対応については現在のところ未定とのこと。

また、日本国内の技術基準適合認証については、国内正規販売品のみの対応となる。メーカーからは、「本体裏面に認証ステッカーが貼付されている機体が国内正規販売品となり、もしステッカーのない並行輸入品の購入者が本機を使用した場合、Bluetooth機能の使用に関わらず、国内電波法に基づき、所持者および使用者が罰則の対象となるためご注意ください」として注意を呼びかけている。

国内正規販売品かは本体裏面の認証ステッカーで判別できる

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
製品スペックを見る
  • ジャンルデジタルメモリーオーディオプレーヤー
  • ブランドFiiO
  • 型番X1 2nd generation
  • 発売日2016年11月18日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格16,000円前後)
【SPEC】●Bluetoothバージョン:Ver.4.0 ●外部記録メディア:microSDカード(最大256GB) ●ヘッドホン出力:90mW(16Ω)/70mW(32Ω)/8mW(300Ω)以上 ●適応インピーダンス:16Ω〜100Ω ●周波数帯域:5Hz〜60KHz(-3dB) ●S/N比:113dB以上 ●歪率:0.003%以下(1KHz) ●クロストーク:72dB以上(1kHz) ●アナログ出力端子:3.5mmステレオミニ(ヘッドホン/ライン兼用) ●充電時間:約3時間 ●連続駆動時間:約12時間 ●外形寸法:55.5W×97H×12Dmm ●質量:102g
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 レコードプレーヤーは “2強” テクニクス「SL-1500C」&デノン「DP-3000NE」がつばぜり合い<ハイファイオーディオ売れ筋ランキング10月>
2 評論家も驚く実力派サウンドバーがこの価格? JBL「BAR 1000/800」がAmazonブラックフライデーで激安!
3 【プロレビュー有】老舗デノンの技術が結集! “音が良いサウンドバー”代表選手「DHT-S218」の魅力に迫る!
4 Amazonブラックフライデー、Shanlingの多機能プレーヤー・iBassoのUSB-DAC/アンプも狙い目
5 Hey! Say! JUMP、全曲サブスク解禁。最新アルバム「H+」含む全349曲が聴き放題に
6 独自技術を結集したPolk Audioの最高峰「R700」に迫る徹底レビュー
7 Bang & Olufsen、ANCを強化した完全ワイヤレスイヤホン「Beoplay Eleven」
8 【レビューあり】「ビクター史上、最高傑作」から高コスパ機まで。どれを買うべき?ビクター製イヤホン2024年モデル総まとめ
9 「Sonos Ace」レビュー。美しいデザインに高いノイキャン性能、そして音質…完成度の高さにVGP審査員が唸った
10 「今、売れているオーディオアクセサリー」<売れ筋ランキング10月 番外編>
11/28 10:35 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.195
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX