• ブランド
    特設サイト
公開日 2020/09/23 13:24

テクニクス、オールインワンコンポ“OTTAVA f”新モデル「SC-C70MK2」。音響/機能など進化

専用ボードプレゼントのキャンペーンも
編集部:杉山康介
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
パナソニックは、テクニクスブランドのオールインワンオーディオシステム “OTTAVA f” の新モデル「SC-C70MK2」を、10月23日より発売する。価格は100,000円(税抜)。

SC-C70MK2

パナソニックによれば、2017年に発売された「SC-C70」は「オールインワンであること」「CDが再生できること」「ワイヤレス再生できること」「インターネットサービスを利用できること」などが購入動機として多く挙がっており、実際にオールインワンであること、デザイン性、音質への満足度は高かったという。加えてユーザーのおよそ半数が「テクニクス製品を初めて購入した層」であることも特徴的だとしている。

SC-C70MK2は同機の後継にあたるモデルで、オールインワンのコンセプトやデザイン、2cmトゥイーター+8cmウーファー+12cmサブウーファーの3ウェイ+デュアルロングポートの構成や、JENO Engine・LAPCなどの高音質技術、デザインなどは継承しつつ、音質面や機能性など全面的にアップグレードを果たしたという。

スピーカー部分では新開発のトゥイーター/ウーファーユニットを採用。8cm径ウーファーは振動板をパルプとマイカを混ぜたものに変更したことで軽量化し、ハリのあるサウンドを実現。ボイスコイルを4層から2層にしたことで、fレンジピークが立ちにくく、トゥイーターとの繋がりが良くなっているという。

右がSC-C70MK2、左が前モデルのウーファーユニット。素材の変更に伴い、振動板の見た目も変わっている

2cm径トゥイーターはドームの高さを低くするとともに、ボイスコイルワイヤーを銅線からCCAW(銅コーティングしたアルミ線)に変更。軽量化により高域の特性を改善したという。また、音響コイルの切り込みの角度も最適化されており、自然な音の広がりを向上させたとしている。

右がSC-C70MK2のトゥイーターユニット。背が低くなっていることがわかる

右がSC-C70MK2の音響レンズ。切り込みがより鋭角になっており、これで自然な音の広がりを向上したという

また、部屋や設置場所に合わせてサウンドチューニングする「Space Tune」機能では、「SC-C50」に採用された自動音響補正モード「Space Tune Auto」に新たに対応。「Free」「Wall」「Corner」といった3つのプリセットも引き続き使用できるほか、専用アプリ「Technics Audio Center」からより精密な測定・補正を行うことも可能だ。

Space Tune Auto実行中の画面。測定時間もほんの30秒ほどと短いので、気軽にチューニングを変更できる

ネットワーク機能面では、新たにChromecast built-inを内蔵。本体からSpotify Connect、インターネットラジオ、Deezerも操作でき、BluetoothやAirPlay 2でスマホからワイヤレス再生することも可能だ。

Chromecast/独自のマルチルーム機能にも対応し、プレイリストやインターネットラジオ局のお気に入りプリセット数も9個に増加。「Technics Audio Center」アプリもデザイン・UIを刷新し、より使いやすくなったとのことだ。

操作アプリ「Technics Audio Center」もUI・デザインを一新。アプリ上からSpace Tune Autoを実行することも可能だ

加えて3.5mmアナログ、光デジタル、USB-Aの入力端子を搭載。USBからは最大でPCM 384kHz/32bit、DSD 11.2MHzのハイレゾ音源が再生可能で、また昨今人気の高まっているアナログレコードも、RCA-3.5mmケーブルなどで接続すれば手軽に高音質なレコード再生を楽しめるとしている。

本機の背面部

カラーはシルバーとブラックの2つをラインナップ。デザインは変わらないものの、シルバーモデルは筐体部分の色がブラックからダークシルバーに変更されており、前モデルとはまた異なる雰囲気になっている。

右がSC-C70MK2で、左が前モデルのシルバー。わずかな色の違いながら並べてみると印象は大きく異なる

左がブラックモデルで、右がシルバーモデル

外形寸法は450W×143H×280Dmmで、質量は約8.0kg。リモコンや電源コード、FM簡易型アンテナ、AMループアンテナ、リモコン用乾電池が付属する。

また同社は、SC-C70MK2を購入し、応募した方全員にオリジナルの専用オーディオボードをプレゼントするキャンペーンを10月23日より開始する。

ボードはTAOCと共同開発されたもので、TAOC独自開発の鋳鉄粉入りハニカムコアを、音質を吟味した高密度MDF材で挟んだ5層構造のもの。この2素材を組み合わせることで低音が発する過大な振動を効果的に吸収し、かつ木材ならではの自然な響きが音楽にうるおいを与えるという。外形寸法は500W×24H×350Dmmで、質量は約6.0kg。

TAOC製オリジナルボードを装着したイメージ

キャンペーンの購入期限は2021年1月19日で、応募期限は2021年1月29日17時まで。ボードは専用に作られた非売品なので、SC-C70MK2を購入した場合は忘れずに応募しておきたいところだ。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 BS12にすべてをかけて。映画『ボルテスV レガシー』が12月15日にテレビ初放送
2 7万円以下で叶う、アナログプレーヤーとスピーカーの組み合わせ!オーディオテクニカ「AT-LP70X/AT-LP70XBT」&「AT-SP3X」
3 マランツ、未踏の領域へ。「次元が異なる」弩級フラグシップコンビ「MODEL 10」「SACD 10」レビュー!
4 Amazon Prime Videoで8チャンネルが30日間無料!シネフィルWOWOWやLemino、東映、STARなど
5 【ミニレビュー】ストリーミングがアナログ的サウンドに。ゾノトーンの同軸デジタル「Silver Granster HD-1 Rh」
6 ヘーゲル、ネットワーク/フォノ入力にも対応する多機能プリメインアンプ「H190v」
7 AKM、デジタル/アナログ分離思想を継ぐDAコンバーター「AK4498EX」
8 バッファロー、「nasne」&「PS5」のセットが当たるプレゼントキャンペーン。11/20までの3日間限定
9 ラックスマン、「D-03X」「L-505Z」購入者に高音質オーディオケーブルプレゼント。11/20から来年1/20まで
10 アンダンテラルゴ、小型オーディオ機器用ボード「Primo Board」。ミニコンポや電源等に活用可能
11/19 10:29 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX