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公開日 2004/08/19 17:51
アイ・オー、WMV HDの再生に対応したネットワークメディアプレーヤーを発売
●(株)アイ・オー・データ機器は、ネットワークメディアプレーヤー「AVeL LinkPlayer」の新製品「AVLP2/DVDG」を9月中旬から発売する。価格は33,075円(税込)。
本機は、昨年11月に発売されたモデルの後継機。家庭内のPCに保存したデジタルコンテンツをLAN経由で本機に伝送、内蔵のチップでデコードし、テレビや外部機器に出力することができる。
前モデル発売後にユーザーから寄せられた意見をもとに、本機では新たな機能が付加された。まずはWMV9に対応したことが特筆できる。WMV HDの再生が行え、DVI端子やD4端子からハイビジョン映像をテレビに出力できる。またUSB2.0端子も新たに装備し、USB端子につないだ外部機器内のコンテンツをダイレクトに再生することも可能。
さらに、無線LAN機能もあらかじめ装備しており、ケーブルレスでネットワークに接続することが可能。IEEE802.11b/11gの両方に対応している。
再生できるフォーマットは非常に多彩。動画ではWMV9をはじめ、DivX、XviD、MPEG-1、MPEG2に対応。静止画ではJPEG、BMP、GIF、PNG、音声ではMP3、AAC、WMA、PCM(WAV)、Ogg Vorbis、ステレオPCM、ドルビーデジタル、DTSなどに対応している。ただし、DivXに関しては「サーティフィケーションが遅れているため、現段階では『対応予定』としている」(同社)。
本体にはDVDドライブを備え、DVDビデオやビデオCD、オーディオCDなどの再生が可能。ただしVRモードで記録したDVDメディアの再生は行えない。
また、PC内に同社製TVキャプチャーソフト「mAgicTV4.2」をインストールしておけば、リンクプレーヤー側からの操作でEPGデータを呼び出し、テレビに表示できる。EPGを見ながら録画予約を行うことも可能。一度に表示できるチャンネル数は一つだけで、PCをあらかじめ立ち上げておく必要があるが、利便性は高そうだ。
通常、ネットワークメディアプレーヤーでは、再生するときPCを立ち上げておかねばならないが、コンテンツを同社のLAN接続ハードディスク「LANDISK」に収納しておけば、PCの電源を落としても再生が可能になり、省電力かつ静音性も高まる。
本日行われた本機の発表会には、同社社長の細野昭雄氏、エンターテインメントユニット ジェネラルマネージャーの豊田勝之氏、同ユニット プロダクトリーダーの寺前浩一氏などが出席した。
細野社長は、「昨年12月にリンクプレーヤーの1号機を発売したが、現在でも売れ続けているヒット商品になった」と好調ぶりをアピールしたあと、「だが、ネットワークメディアプレーヤーがまだ一般層に認知されたとは考えていない。PCと家電の融合は間違いなく進んでおり、7割のPCが録画機能を持つ現状は、ネットワークメディアプレーヤーにとって追い風になる。今後は間違いなく認知度が高まるはず」と期待を見せた。
さらに同氏は、「これから『ハイビジョン』というキーワードがますます注目を浴びるだろうが、『Blu-rayやHD DVDを待たなければハイビジョンを楽しめない』というのは間違いであることをアピールしたい」とし、WMV HDへの対応を積極的に訴求する考えを示した。
【問い合わせ先】
(株)アイ・オー・データ インフォメーション デスク
TEL/03-4288-1039(東京)、06-4705-5544(大阪)、076-260-1024(金沢)
(Phile-web編集部)
本機は、昨年11月に発売されたモデルの後継機。家庭内のPCに保存したデジタルコンテンツをLAN経由で本機に伝送、内蔵のチップでデコードし、テレビや外部機器に出力することができる。
前モデル発売後にユーザーから寄せられた意見をもとに、本機では新たな機能が付加された。まずはWMV9に対応したことが特筆できる。WMV HDの再生が行え、DVI端子やD4端子からハイビジョン映像をテレビに出力できる。またUSB2.0端子も新たに装備し、USB端子につないだ外部機器内のコンテンツをダイレクトに再生することも可能。
さらに、無線LAN機能もあらかじめ装備しており、ケーブルレスでネットワークに接続することが可能。IEEE802.11b/11gの両方に対応している。
再生できるフォーマットは非常に多彩。動画ではWMV9をはじめ、DivX、XviD、MPEG-1、MPEG2に対応。静止画ではJPEG、BMP、GIF、PNG、音声ではMP3、AAC、WMA、PCM(WAV)、Ogg Vorbis、ステレオPCM、ドルビーデジタル、DTSなどに対応している。ただし、DivXに関しては「サーティフィケーションが遅れているため、現段階では『対応予定』としている」(同社)。
本体にはDVDドライブを備え、DVDビデオやビデオCD、オーディオCDなどの再生が可能。ただしVRモードで記録したDVDメディアの再生は行えない。
また、PC内に同社製TVキャプチャーソフト「mAgicTV4.2」をインストールしておけば、リンクプレーヤー側からの操作でEPGデータを呼び出し、テレビに表示できる。EPGを見ながら録画予約を行うことも可能。一度に表示できるチャンネル数は一つだけで、PCをあらかじめ立ち上げておく必要があるが、利便性は高そうだ。
通常、ネットワークメディアプレーヤーでは、再生するときPCを立ち上げておかねばならないが、コンテンツを同社のLAN接続ハードディスク「LANDISK」に収納しておけば、PCの電源を落としても再生が可能になり、省電力かつ静音性も高まる。
本日行われた本機の発表会には、同社社長の細野昭雄氏、エンターテインメントユニット ジェネラルマネージャーの豊田勝之氏、同ユニット プロダクトリーダーの寺前浩一氏などが出席した。
細野社長は、「昨年12月にリンクプレーヤーの1号機を発売したが、現在でも売れ続けているヒット商品になった」と好調ぶりをアピールしたあと、「だが、ネットワークメディアプレーヤーがまだ一般層に認知されたとは考えていない。PCと家電の融合は間違いなく進んでおり、7割のPCが録画機能を持つ現状は、ネットワークメディアプレーヤーにとって追い風になる。今後は間違いなく認知度が高まるはず」と期待を見せた。
さらに同氏は、「これから『ハイビジョン』というキーワードがますます注目を浴びるだろうが、『Blu-rayやHD DVDを待たなければハイビジョンを楽しめない』というのは間違いであることをアピールしたい」とし、WMV HDへの対応を積極的に訴求する考えを示した。
【問い合わせ先】
(株)アイ・オー・データ インフォメーション デスク
TEL/03-4288-1039(東京)、06-4705-5544(大阪)、076-260-1024(金沢)
(Phile-web編集部)
関連リンク
- ブランドI-O DATA
- 型番AVLP2/DVDG
- 発売日2004年9月中旬
- 価格\33,075(税込)
【SPEC】
●ビデオ出力:ビデオ1、Sビデオ1、D端子1、DVI-I1 ●オーディオ出力:アナログ音声2、光デジタル1、同軸デジタル1 ●ネットワーク:イーサネット端子、無線LANポート(IEEE802.11b/g) ●その他:USB2.0/1.1 ●再生対応動画フォーマット:WMV9、DivX(対応予定)、XviD、MPEG-1、MPEG2 ●再生対応静止画フォーマット:JPEG、BMP、GIF、PNG ●再生対応音声フォーマット:MP3、AAC、WMA、PCM(WAV)、Ogg Vorbis、ステレオPCM、ドルビーデジタル、DTS ●外形寸法:430W×55H×291Dmm ●質量:約3.5kg
●ビデオ出力:ビデオ1、Sビデオ1、D端子1、DVI-I1 ●オーディオ出力:アナログ音声2、光デジタル1、同軸デジタル1 ●ネットワーク:イーサネット端子、無線LANポート(IEEE802.11b/g) ●その他:USB2.0/1.1 ●再生対応動画フォーマット:WMV9、DivX(対応予定)、XviD、MPEG-1、MPEG2 ●再生対応静止画フォーマット:JPEG、BMP、GIF、PNG ●再生対応音声フォーマット:MP3、AAC、WMA、PCM(WAV)、Ogg Vorbis、ステレオPCM、ドルビーデジタル、DTS ●外形寸法:430W×55H×291Dmm ●質量:約3.5kg