マスプロ、小型・多機能なCATV用新STB「DST52シリーズ」を発表

マスプロ電工（株）は、ケーブルテレビ視聴用の新型デジタルSTB「DST52」シリーズ4機種を「ケーブルテレビ2005」で発表し、年末から発売すると発表した。価格はすべてオープン。

DST52シリーズは、「見やすく扱いやすい」をコンセプトに開発された新モデル。発売するのは地上波パススルーに対応した「DST52」「DST52M」と、非対応の「DST52T」「DST52TM」の計4機種。末尾にMが付いたモデルはCATVインターネットモデムを内蔵する。

リモコンの簡単操作で、視聴している番組のすべての裏番組および次の番組を一覧表示して選局できる機能や、登録した複数のお気に入り番組を、4色に色分けしたボタンから一覧表示し、簡単に選局できる機能などを備えた。また、表示する番組情報量の制限を行い、大きな文字で見やすい番組表を表示する機能など、使い勝手に工夫を凝らしている。

4対3のテレビで地上デジタル放送を視聴した場合、番組によっては額縁のように映像の周りが黒く縁取られた状態になることがある。本機では「ズーム（画面拡大）機能」を備え、ボタンを押すだけでテレビ画面全体で視聴できる。

タイマー録画機能も内蔵。日曜日を指定しての録画のほか、決まった番組を毎日予約することもできる。

さらに、「DST52M」「DST52TM」の2モデルは本体内にCATVインターネットのモデムを内蔵しており、テレビでインターネットブラウズが楽しめる。非搭載の「DST52」「DST52T」も、外付けでモデムを接続することが可能。

本シリーズは、6月15日から17日まで東京ビッグサイトで開催される「ケーブルテレビ 2005」で正式発表され、展示も行われる予定。

【問い合わせ先】
マスプロ電工（株）
技術相談
TEL/052-805-3366

（Phile-web編集部）