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公開日 2006/10/02 17:41
日立、薄型テレビ製品の新製造拠点をチェコに設立
(株)日立製作所は、欧州の薄型テレビ製品の需要拡大を見込み、新しい製造拠点をチェコ共和国に設立することを決定し、本日発表を行った。
新しい製造拠点となる「日立ホームエレクトロニクス(チェコ)社」は、首都プラハから北西約80kmに位置する、同国ウィスティ州のトライアングルFPDシティに建設が予定されており、2007年夏より生産が開始される予定だ。
欧州ではいま、地上デジタル放送の普及に伴い、薄型テレビの需要が急激に拡大しており、2008年には同社の予測で年間2,000万台への拡大を見込んでいる。日立としては今回の新会社設立により、薄型テレビの生産能力増強のほかにも、最適なSCM (Supply Chain Management)構築や生産リードタイムの短縮によるコストの低減、安定した製品供給による顧客の獲得などを図っていく。生産能力は、薄型テレビが月産8万台、プラズマパネルモジュールが月産10万台とされている。
新会社では、薄型テレビの組立てやプラズマパネルモジュールの製造が主な割れる。隣接地には、液晶パネルモジュールの工場も進出を予定しており、両方デバイスのパネルモジュールについて一貫した生産による生産効率の向上を図り、日立グループとしてのシナジー効果を狙う。さらに、地上デジタル放送への対応など、現地の需要に対応した製品開発を実現するため、新会社に設計・開発部門を設置し、日立ヨーロッパ社の開発部門と連携しながら開発力の強化も進められる。
(Phile-web編集部)
新しい製造拠点となる「日立ホームエレクトロニクス(チェコ)社」は、首都プラハから北西約80kmに位置する、同国ウィスティ州のトライアングルFPDシティに建設が予定されており、2007年夏より生産が開始される予定だ。
欧州ではいま、地上デジタル放送の普及に伴い、薄型テレビの需要が急激に拡大しており、2008年には同社の予測で年間2,000万台への拡大を見込んでいる。日立としては今回の新会社設立により、薄型テレビの生産能力増強のほかにも、最適なSCM (Supply Chain Management)構築や生産リードタイムの短縮によるコストの低減、安定した製品供給による顧客の獲得などを図っていく。生産能力は、薄型テレビが月産8万台、プラズマパネルモジュールが月産10万台とされている。
新会社では、薄型テレビの組立てやプラズマパネルモジュールの製造が主な割れる。隣接地には、液晶パネルモジュールの工場も進出を予定しており、両方デバイスのパネルモジュールについて一貫した生産による生産効率の向上を図り、日立グループとしてのシナジー効果を狙う。さらに、地上デジタル放送への対応など、現地の需要に対応した製品開発を実現するため、新会社に設計・開発部門を設置し、日立ヨーロッパ社の開発部門と連携しながら開発力の強化も進められる。
(Phile-web編集部)