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公開日 2007/05/22 18:55

ソフトバンク、Windowsケータイやワンセグケータイなど夏の新商品を発表 − キーワードは“スタイル”

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ソフトバンクモバイル(株)は、07年夏の第3世代携帯電話新機種を発表した。ラインナップにはモバイル機器向けのWindows OSを採用した“Windowsケータイ”も登場した。


ソフトバンクモバイル(株)社長の孫正義氏
同社は22日、都内で新製品の記者発表会を開催した。会場には同社社長の孫正義氏も出席し、今夏の商品コンセプトと新製品の概要を紹介した。


東芝製「814T」

“fanfun 815T”のハローキティモデル
孫氏は「2007年夏のソフトバンクケータイは“クール スタイリッシュ”がキーワード。ユーザーの皆様が愛着を持って使ってもらえるような、とにかくカッコイイ携帯電話にこだわりたい」と語り、同社ブランドのデザインに注力する商品戦略を改めて強調した。本日は第3世代(3G)携帯電話を中心とした新製品12機種が発表されたが、本体デザインを可能な限り液晶画面に割り当ててワンセグの快適視聴を実現したシャープ製“FULLFACE”シリーズや、筐体素材にチタンを採用した東芝製「814T」、コーディネートパネルやイルミネーションなどの組み合わせにより、約2億4,000万通りの端末バリエーションをユーザーが自由に選べる東芝製“fanfun 815T”など、同社がこだわる“スタイル”や先進性、個性を追求したモデルが揃った。

■薄型ボディを実現したワンセグケータイ

シャープのワンセグ対応端末“FULLFACE 913SH”

<912SH>


シャープ製“AQUOSケータイ”「912SH」
高精細液晶を搭載したシャープ製“AQUOSケータイ”の第3弾となるワンセグケータイ。3インチワイドVGA(480×800ドット)の液晶ディスプレイを搭載し、ワンセグ放送だけでなくPCサイトのブラウジングも快適に楽しめる。シリーズの特徴となる、携帯電話本体を開いた状態で液晶画面を横方向に90度回転できる「サイクロイドスタイル」を採用している。ワンセグを視聴しながらメールやインターネットが同時に楽しめる「2画面同時表示」にも対応する。

オートフォーカスや手ぶれ補正、パノラマ撮影などの機能も備えるメインカメラの有効画素数は320万画素。高速データ通信サービス「3Gハイスピード」にも対応している。6月上旬以降発売予定。

<FULLFACE 913SH>


シャープ製“FULL FACE”「913SH」
本体全面フラット、フルスライド機構を採用する、シャープ製ワンセグケータイ“FULLFACE”シリーズ。2.8インチワイドQVGA(240×400ドット)の液晶ディスプレイをスライドさせると、ダイヤルボタンをはじめすべての操作キーを収納した下筐体が現れるデザインとなっている。スライドを閉じた状態でもテレビが視聴でき、液晶画面のみを持っている感覚でワンセグが楽しめる。液晶画面の隣にはメニュー操作やチャンネル操作などができる「センサーキー」を搭載している。

また本機では高速データ通信サービス「3Gハイスピード」に対応し、下り最大3.6Mbpsの高速インターネット通信が可能。「着うたフル」や動画ファイルなどの各種コンテンツも快適にダウンロードして楽しめる。専用のBluetoothステレオヘッドセットにも対応する。7月下旬以降発売予定。

<912T>


東芝製「912T」
ワンセグ視聴機能を搭載する東芝製端末。ディスプレイには液晶本体と筐体パネルを隙間なく接着することで、太陽の光などの乱反射をなくし、屋外でも快適にテレビ視聴が楽しめる2.8インチの「ワイドクリアスクリーン」を採用している。また画面横には指で触ってチャンネルが切り替えられる「タッチスイッチ」も搭載する。

本体デザインは素材にステンレスを用いたクールなデザインも特徴。ワンセグ視聴時にはスイーベル対応の画面により快適な視聴スタイルを実現する。本体の厚さは約17mmのスリムデザイン。その他、高速データ通信サービス「3Gハイスピード」への対応や、3.2メガピクセルのメインカメラの搭載、専用Bluetoothヘッドホンへの対応なども実現している。8月上旬以降発売予定。

<805SC>


サムスン電子製「805SC」
ワンセグ視聴機能を搭載しながら、本体の薄さ13.5mmを実現したサムスン電子製のスライド式ワンセグケータイ。ワンセグ視聴中には音声通話着信やメールの受信も可能。「3Gハイスピード」への対応を実現したほか、有効画素数200万画素のメインカメラも搭載する。6月中旬以降発売予定。


■OSにMicrosoft Windows Moble 6を採用した“Windowsケータイ”


マイクロソフト(株)社長のダレン・ヒューストン氏

東芝製“Windowsケータイ”「X01T」
日本国内で初めて、マイクロソフト社のモバイル機器向け新OS「Microsoft Windows Moble 6」を採用した“Windowsケータイ”2機種も発表された。本日の発表会にはマイクロソフト(株)代表執行役 社長のダレン・ヒューストン氏も出席した。ヒューストン氏は「ソフトバンクモバイルの先進的な新商品に、マイクロソフトの優れた操作性と高度な接続性を実装したWindows Mobileの最新OSが搭載されたことを大変喜ばしく思う。この機会に携帯電話とWindows Mobileの融合による優れた利便性を多くの方々に実感してもらいたい」とコメントした。

<X02HT>


HTC社製“Windowsケータイ”「X02HT」
OSにWindows Moble 6 Standard Edition日本語版を搭載した、台湾High Tech Computer社製端末。新バージョンのOSではユーザーインターフェースや操作性の向上が実現されているほか、メールなどコミュニケーション機能、セキュリティ機能の強化が図られている。PCで作成されたExcelやWordのファイルも編集・保存できるほか、PowerPointプレゼンテーションの閲覧も可能だ。

ストレートタイプのデザインを採用する本機は、筐体の厚さを13.9mmまでコンパクト化し、手のひらサイズのフィット感を実現。PCのキーボードと同じQWERTY配置のキーボードを採用したほか、タッチパッドのようにを指でなぞったりタップして使える「JOGGR」機能も併せて搭載する。Bluetooth Ver.2.0にも対応する。

メール機能も充実させており、Exchange Serverと連携させて外出先でも会社のメールの送受信が行える。POP3やIMAP対応のプライベートメールなどであればアカウントも設定できる。またWebメールやS!メール(MMS)の送受信にも対応する。

<X01T>


東芝製“Windowsケータイ”「X01T」
OSにWindows Moble 6 Professional Edition日本語版を搭載した東芝製端末。本体には3インチのワイドVGA(800×480ドット)サイズの液晶ディスプレイを搭載し、PCブラウザの表示なども快適に行える。スライド式のデザインを採用しており、PC感覚の快適なキーボード操作を可能にしている。


3インチワイドVGAパネルの搭載でインターネットも快適に楽しめる

液晶ディスプレイはタッチパネル対応

本体にスタイラスを付属する
「3Gハイスピード」への対応により、下り最大3.6Mbpsの高速インターネット通信が可能。液晶ディスプレイはタッチパネル操作に対応しており、付属のスタイラスを用いた快適操作も実現されている。


指紋読み取りセンサー部
本体搭載のメインカメラは有効画素数197万画素。スライド式の本体全面パネルの裏面には指紋認証機能対応のセンサーを搭載し、内部メモリーの各種データなど大切な情報を守るためのセキュリティ対策も満載されている。


■携帯電話向けの動画コンテンツサービスもスタート


「Yahoo!動画(ベータ版)」も5月22日よりスタート
本日の記者会見ではまた、ソフトバンクモバイル(株)とTVバンク(株)、ヤフー(株)の3社による、ソフトバンク携帯電話向けの動画コンテンツサービスとなる「Yahoo!動画(ベータ版)」が5月22日より提供されることも合わせて明らかになった。

本サービスはソフトバンク携帯電話のポータルサイトである「Yahoo!ケータイ」において、情報無料の携帯電話向け動画コンテンツサービスとして開始される。ソフトバンク3G携帯電話で、ニュースやスポーツをはじめとする様々なジャンルの動画コンテンツ約1,000タイトルが情報料無料で楽しめる。ただし閲覧時の通信料は別途必要となる。サービスの利用にあたって、会員登録などの手続きは不要。動画コンテンツは随時追加・更新され、月に1,000本以上のコンテンツが提供される予定となっている。

【問い合わせ先】
お客様相談センター
TEL/157(ソフトバンク携帯電話から)
TEL/0088-21-2000(フリーコール)

(Phile-web編集部)

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