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公開日 2007/07/19 15:32
ビクター、小型化を果たした“ハイビジョン Everio”HD7の姉妹機を発売
日本ビクター(株)は、HDDビデオカメラ“Everio”の新モデルとして、ハイビジョン撮影に対応した「GZ-HD7」の下位モデルとなる「GZ-HD3」を8月上旬より発売する。価格はオープンだが150,000円前後での販売が予想される。本体カラーはクリアシルバーとプレミアムブラックの2色。
本機は、本年3月に発売されたフルHD記録対応モデルGZ-HD7(関連ニュース)の姉妹機で、使いやすさに重点をおいた設計が特徴だ。HDD容量はHD7と同じ60GB。1/5型の「16対9プログレッシブスキャンCCD」を3枚使用した3CCD方式を採用している。
記録映像はHD7が1920×1080iであったのに対し、本機は1440×1080i。撮影モードは「XP」「SP」「1440CBR」の3つを用意しており、XP、SPは可変ビットレート、1440CBRは固定ビットレートとなっている。なお1440CBRはHDV互換信号となっており、同信号に対応したレコーダーなどに入力してダビングを行うことなどが可能だ。各モードの転送レートと記録可能時間は写真の通り。
また本機は、SDカードスロットを装備しており、SPモード時のみカードへの動画記録に対応。4GBのSDHCカードの場合、約25分間の撮影が可能だ。
映像処理回路は、HD7の技術を継承した「HD Gigabrid」エンジンを搭載。ビデオエンコードの直前までプログレッシブ映像の状態で信号処理を行うことで、高画質記録を実現している。また、同エンジンには5つのデジタルノイズリダクションを搭載しており、ノイズの少ない高精細な映像を実現しているという。さらにエンコード回路には、同社独自のアルゴリズムと処理回路による「MPEG2コーデック技術」を採用している。
レンズ部は、HD7がフジノン製を採用したのに対し、本機では本体の小型化を実現するためにコニカミノルタオプト製『コニカミノルタHDレンズ』を採用した。なお、本機は光学手ブレ補正機能を非搭載としている。光学ズーム倍率は10倍。
撮影機能としては、マニュアル撮影時にフォーカスが合っている部分を色で表示する「フォーカスアシスト機能」を継承。なお、本機はフォーカスリングを搭載しないため、フォーカシングは液晶横のジョグキーで行う。また新たな機能として、暗い場所で照度不足を補うLEDライトを搭載している。
接続端子は、HDMIやコンポーネントなどを搭載。ダウンコンバート出力機能も搭載しており、従来のアナログテレビなどに出力して撮影した映像を楽しむこともできる。
HD7と同時に発売された専用DVDライター「CU-VD40」との接続機能ももちろん搭載。USBケーブルで接続し、撮影したハイビジョン映像を12cm DVDに記録することが可能だ。記録したDVDは同機で再生が可能で、HDMI出力によりハイビジョン対応テレビで撮影したそのままの映像を楽しむことができる。
添付ソフトは、Windows用としてハイビジョン映像の再生・編集、DVDやBDディスクへの書き込みが可能な「CyberLink BD Solution」、Mac用として「iMovie HD」や「Final Cut Pro」で編集可能にするプラグインソフト「Quick Time Component for Everio」を同梱している。
【問い合わせ先】
日本ビクター(株)
お客様ご相談センター
TEL/0120-2828-17(フリーダイヤル)
TEL/045-450-8950(携帯電話・PHSなど)
(Phile-web編集部)
本機は、本年3月に発売されたフルHD記録対応モデルGZ-HD7(関連ニュース)の姉妹機で、使いやすさに重点をおいた設計が特徴だ。HDD容量はHD7と同じ60GB。1/5型の「16対9プログレッシブスキャンCCD」を3枚使用した3CCD方式を採用している。
記録映像はHD7が1920×1080iであったのに対し、本機は1440×1080i。撮影モードは「XP」「SP」「1440CBR」の3つを用意しており、XP、SPは可変ビットレート、1440CBRは固定ビットレートとなっている。なお1440CBRはHDV互換信号となっており、同信号に対応したレコーダーなどに入力してダビングを行うことなどが可能だ。各モードの転送レートと記録可能時間は写真の通り。
また本機は、SDカードスロットを装備しており、SPモード時のみカードへの動画記録に対応。4GBのSDHCカードの場合、約25分間の撮影が可能だ。
映像処理回路は、HD7の技術を継承した「HD Gigabrid」エンジンを搭載。ビデオエンコードの直前までプログレッシブ映像の状態で信号処理を行うことで、高画質記録を実現している。また、同エンジンには5つのデジタルノイズリダクションを搭載しており、ノイズの少ない高精細な映像を実現しているという。さらにエンコード回路には、同社独自のアルゴリズムと処理回路による「MPEG2コーデック技術」を採用している。
レンズ部は、HD7がフジノン製を採用したのに対し、本機では本体の小型化を実現するためにコニカミノルタオプト製『コニカミノルタHDレンズ』を採用した。なお、本機は光学手ブレ補正機能を非搭載としている。光学ズーム倍率は10倍。
撮影機能としては、マニュアル撮影時にフォーカスが合っている部分を色で表示する「フォーカスアシスト機能」を継承。なお、本機はフォーカスリングを搭載しないため、フォーカシングは液晶横のジョグキーで行う。また新たな機能として、暗い場所で照度不足を補うLEDライトを搭載している。
接続端子は、HDMIやコンポーネントなどを搭載。ダウンコンバート出力機能も搭載しており、従来のアナログテレビなどに出力して撮影した映像を楽しむこともできる。
HD7と同時に発売された専用DVDライター「CU-VD40」との接続機能ももちろん搭載。USBケーブルで接続し、撮影したハイビジョン映像を12cm DVDに記録することが可能だ。記録したDVDは同機で再生が可能で、HDMI出力によりハイビジョン対応テレビで撮影したそのままの映像を楽しむことができる。
添付ソフトは、Windows用としてハイビジョン映像の再生・編集、DVDやBDディスクへの書き込みが可能な「CyberLink BD Solution」、Mac用として「iMovie HD」や「Final Cut Pro」で編集可能にするプラグインソフト「Quick Time Component for Everio」を同梱している。
【問い合わせ先】
日本ビクター(株)
お客様ご相談センター
TEL/0120-2828-17(フリーダイヤル)
TEL/045-450-8950(携帯電話・PHSなど)
(Phile-web編集部)
関連リンク
- ブランドVICTOR
- 型番GZ-HD3
- 発売日2007年8月上旬
- 価格¥OPEN(予想実売価格150,000円前後)
【SPEC】●撮像素子:1/5型57万画素CCD×3 ●動画/音声記録・再生方式:MPEG-2 TS/MPEG-1 Audio Layer II ●ズーム倍率:光学ズーム倍率10倍、デジタルズーム使用倍率200倍 ●モニター:2.8型 20.7万画素 カラー液晶モニター ●最低照度:18ルクス ●入出力端子:HDMI出力、i.Link出力、S出力、AV出力、コンポーネント出力、USB、外部マイク入力、DC入力 ●消費電力:6.7W(液晶モニター使用時) ●外形寸法:82W×75H×145Dmm ●質量:約575g(本体)、約660g(撮影時)