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公開日 2007/07/19 19:03

世界最大のCEショー・IFA2007開催間近 − メッセ・ベルリン社COO・ゲーケ氏が会見

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19日に行われたCEATEC JAPAN 2007開催概要発表の記者会見にて、イベントのグローバルパートナーである「IFA2007」の開催概要がメッセ・ベルリン社COO、クリスチャン・ゲーケ博士より発表された。


メッセ・ベルリン社COO クリスチャン・ゲーケ博士
IFAベルリンショーは2006年、開催周期を隔年から毎年開催へ変更し、出展規模、受注総額ともに過去レコードを記録したIFA2005に迫る好成果を挙げた。「過去の実績と、現在までの出展申し込み状況などのデータから推察しても、IFA2007では2006年を大幅に上回る出展者数が記録できるだろう。またトレードビジター、来場者ともに国際化がさらに進むことも明らかだ」とゲーケ氏は語る。今年の4月にはモナコにおいてIFA2007の国際プレスカンファレンスも開催された(関連ニュース)。「世界中のジャーナリストから注目を浴びるイベントであることもIFAベルリンショーの大きな特徴」とゲーケ氏は付け加える。

また“世界最大のCEショー”をうたうIFAベルリンショーについてゲーケ氏は、同じ国際的なエレクトロニクスショーとして米国で開催されているインターナショナルCESと比べて、「イベントに訪れるジャーナリストや一般来場者の数、展示面積においてIFAがCESの規模を上回っている」ことを強調した。


IFAは世界最大のCEショーであることをCESとの比較でアピール
IFAベルリンショーでは、これまでにも「6日間・6分野」を出展コンセプトに掲げ、エレクトロニクス産業を6つの専門領域に大別した展示を行い、業界の最新動向を総合的に紹介してきた。IFA2007では、デジタルコンバージェンスが進む市場・製品の内容をよりわかりやすく来場者に伝えられるよう、この6つのセグメンテーションを再編成した。「今回のレイアウトの改善はドイツ民生通信エレクトロニクス協会(gfu)とメッセ・ベルリン社が産業界の協力を得て実施した」とするゲーケ氏は、「このセグメントは出展内容がどのようなものであるのか、これを楽しむためにはどのような機器が必要になるのか、さらにはどのような伝送方法を用いるのか、という3つの基準により編成されたものである。今日のデジタルエンターテインメントの楽しみ方が来場者の皆様に、より明解に伝えられる画期的なセグメンテーションと自負している」と語った。


IFA2007の新たな展示セグメンテーション
その具体的なセグメンテーションの内容については、これまでの「テレビ&エンターテインメント」「デジタル・イメージング&デジタル音楽」「パーソナルコンピューター&ゲーム」「パーソナル・コミュニケーション」「SNC衛生、ネットワーク&ケーブル」「サウンド&カーオーディオ」という、テクノロジーやデバイスの違いを基軸としたセグメントから、「ホームエンターテインメント」「オーディオエンターテインメント」「マイ・メディア」「パブリック・メディア」「コミュニケーション」「テクノロジー&コンポーネント」という、コンテンツの楽しみ方とライフスタイルを提案するかたちのセグメントに切り替えられる。また、「世界で一番高価なサウンドシステム」と題したベルリン放送交響楽団とのコラボレーションによるスペシャルイベントなど、“オーディオ”にフォーカスした特別企画展示が目白押しとなるのもIFA2007の見所の一つだ。

会見の締め括りとして、ゲーケー氏はベルリンの街の魅力について触れ「整備された交通網、世界中から集まる最新情報とエンターテインメントがベルリンにはある。他の国際都市と比較してもリーズナブルな価格での滞在が可能であるとも言える。ぜひベルリンにお越しいただき、街の躍動とともにIFA2007を楽しんでいただきたい」とアピールした。

【IFA2007来場申し込みに関する問い合わせ先】
メッセ・ベルリン日本代表部
TEL/03-5276-8730

(Phile-web編集部)

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