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公開日 2008/06/05 17:39
TSUTAYA TV、「HEROES」などHD作品を大量追加 − 今後1年で2,000作品投入
TSUTAYAグループは、6月6日午前8時に、アクトビラ上で展開する「TSUTAYA TV」をリニューアルし、ハリウッドメジャー4社などのHD画質作品を順次追加すると発表した。
本日、六本木ヒルズの「TSUTAYA TOKYO ROPPONGI」で記者会見が行われ、(株)TSUTAYA BBの渡邉 健 執行役社長と、(株)アクトビラの久松龍一郎 代表取締役副社長が新サービスについて説明した。
今回作品を提供開始するハリウッドメジャースタジオは、パラマウント・ピクチャーズ、ワーナー エンターテイメント、ウォルト・ディズニー、NBCユニバーサル・インターナショナルの4社。
6月中に約200タイトルを追加し、うち134タイトルをH.264のHD画質で提供する。さらに今後1年程度で、タイトル数を2,000程度に増やす計画。渡邉氏は「6月に配信する作品のハイデフ率は約70%。2,000タイトルまで増やした際も割合はほぼ同じになるはず」と述べ、HD作品拡充を積極的に行っていく。
HD映像のビットレートは作品ごとに異なるが6〜8Mbpsの範囲で、CBR(固定ビットレート)で配信する。発表会では実際の上映デモも行われ、渡邉氏は「TSUTAYAがやるからにはこれくらいのクオリティが無いと」と、映像品質に自信を見せた。
渡邉社長は、「特に力を入れたのは海外ドラマ」と説明。初日となる6月6日には、「HEROES/ヒーローズ シーズン1」をHD画質で配信。「ヤッター!」で人気のmashi・oka氏の単独インタビュー映像も含まれる。ドラマではこのほか「LOST シーズン1」「デスパレートな妻たち シーズン1」なども配信を行う。
映画では「トランスフォーマー」「オーシャンズ11」「ブレイブ ワン」「ボーン・アルティメイタム」などを6月7日に追加する。
なお新作の投入は、ハリウッドの規定に基づき、パッケージソフト発売の90日後となる。これは、TSUTAYAの店頭で『準新作』扱いとなるタイミングだという。
HD作品の視聴価格は、新着タイトル、旧作タイトルとも735円。購入した後、48時間視聴できる。テレビドラマについては、第1話はすべて無料で提供。以降、1話単位での販売価格は315円で48時間、4〜5話を1パックにした「ミニパック」は、1,008円〜1,323円で72時間のあいだ視聴できる。今後、ハーフシーズンを1パックにした商品も展開する予定だ。
SD作品は、4対3の作品と16対9の作品で販売価格が異なる。16対9の場合、映画作品は525円、テレビドラマは1話あたり252円で販売する。視聴可能時間はHD作品と同じ。
なお、購入した金額に応じてTSUTAYAのポイント「Tポイント」が付与される。貯めたTポイントを使ってVOD作品の購入を行うこともできる。
新しいTSUTAYA TVの画面は、「ユーザーインターフェースに最も力を入れた」とのことで、使いやすさの向上に注力している。画面左のメニューは、「ハイデフ動画」「特集」「海外TVドラマ」などわかりやすいカテゴリー分類がされており、タイトル一覧ページの視認性にもこだわった。
渡邉氏は「TSUTAYA's YEAR of Hi Def」と題し、TSUTAYA全体のHD戦略についても説明。現在TSUTAYAグループでは、リアル店舗とTSUTAYA DISCAS/TSUTAYA onlineで、それぞれBDソフトのレンタルと販売を行っている(リアル店舗でのBDレンタルは試験運営段階)が、今回これに加え、アクトビラ上でHD作品の販売を始めることになる。
TSUTAYAのリアル店舗は20代、TSUTAYA DISCASは30代がユーザーのボリュームゾーンで、これに対してアクトビラのボリュームゾーンは40代。このため、TSUTAYA TVではこれまで手薄だった40代をターゲットユーザーに据えるという。TSUTAYA全体では、20代から40代までの各年代をターゲットにし、複数のサービスで多面的にHD作品を提供できるようになる。
今回のサービス開始についてアクトビラの久松氏は、「いよいよTSUTAYAさんが本格的に参加していただけることになった」と歓迎。「アクトビラ ビデオは昨年秋にスタートしたが、当初は少なかった対応機器が、今夏の新製品で大きく増えてきた。現在発表されている製品では、AQUOS/VIERA/REGZA/BRAVIA/Woooの5ブランド、23機種がアクトビラ ビデオ・フルに対応している」と、再生環境の充実を強調した。
【問い合わせ先】
アクトビラ・カスタマーセンター
TEL/0570-09-1017
(Phile-web編集部)
本日、六本木ヒルズの「TSUTAYA TOKYO ROPPONGI」で記者会見が行われ、(株)TSUTAYA BBの渡邉 健 執行役社長と、(株)アクトビラの久松龍一郎 代表取締役副社長が新サービスについて説明した。
今回作品を提供開始するハリウッドメジャースタジオは、パラマウント・ピクチャーズ、ワーナー エンターテイメント、ウォルト・ディズニー、NBCユニバーサル・インターナショナルの4社。
6月中に約200タイトルを追加し、うち134タイトルをH.264のHD画質で提供する。さらに今後1年程度で、タイトル数を2,000程度に増やす計画。渡邉氏は「6月に配信する作品のハイデフ率は約70%。2,000タイトルまで増やした際も割合はほぼ同じになるはず」と述べ、HD作品拡充を積極的に行っていく。
HD映像のビットレートは作品ごとに異なるが6〜8Mbpsの範囲で、CBR(固定ビットレート)で配信する。発表会では実際の上映デモも行われ、渡邉氏は「TSUTAYAがやるからにはこれくらいのクオリティが無いと」と、映像品質に自信を見せた。
渡邉社長は、「特に力を入れたのは海外ドラマ」と説明。初日となる6月6日には、「HEROES/ヒーローズ シーズン1」をHD画質で配信。「ヤッター!」で人気のmashi・oka氏の単独インタビュー映像も含まれる。ドラマではこのほか「LOST シーズン1」「デスパレートな妻たち シーズン1」なども配信を行う。
映画では「トランスフォーマー」「オーシャンズ11」「ブレイブ ワン」「ボーン・アルティメイタム」などを6月7日に追加する。
なお新作の投入は、ハリウッドの規定に基づき、パッケージソフト発売の90日後となる。これは、TSUTAYAの店頭で『準新作』扱いとなるタイミングだという。
HD作品の視聴価格は、新着タイトル、旧作タイトルとも735円。購入した後、48時間視聴できる。テレビドラマについては、第1話はすべて無料で提供。以降、1話単位での販売価格は315円で48時間、4〜5話を1パックにした「ミニパック」は、1,008円〜1,323円で72時間のあいだ視聴できる。今後、ハーフシーズンを1パックにした商品も展開する予定だ。
SD作品は、4対3の作品と16対9の作品で販売価格が異なる。16対9の場合、映画作品は525円、テレビドラマは1話あたり252円で販売する。視聴可能時間はHD作品と同じ。
なお、購入した金額に応じてTSUTAYAのポイント「Tポイント」が付与される。貯めたTポイントを使ってVOD作品の購入を行うこともできる。
新しいTSUTAYA TVの画面は、「ユーザーインターフェースに最も力を入れた」とのことで、使いやすさの向上に注力している。画面左のメニューは、「ハイデフ動画」「特集」「海外TVドラマ」などわかりやすいカテゴリー分類がされており、タイトル一覧ページの視認性にもこだわった。
渡邉氏は「TSUTAYA's YEAR of Hi Def」と題し、TSUTAYA全体のHD戦略についても説明。現在TSUTAYAグループでは、リアル店舗とTSUTAYA DISCAS/TSUTAYA onlineで、それぞれBDソフトのレンタルと販売を行っている(リアル店舗でのBDレンタルは試験運営段階)が、今回これに加え、アクトビラ上でHD作品の販売を始めることになる。
TSUTAYAのリアル店舗は20代、TSUTAYA DISCASは30代がユーザーのボリュームゾーンで、これに対してアクトビラのボリュームゾーンは40代。このため、TSUTAYA TVではこれまで手薄だった40代をターゲットユーザーに据えるという。TSUTAYA全体では、20代から40代までの各年代をターゲットにし、複数のサービスで多面的にHD作品を提供できるようになる。
今回のサービス開始についてアクトビラの久松氏は、「いよいよTSUTAYAさんが本格的に参加していただけることになった」と歓迎。「アクトビラ ビデオは昨年秋にスタートしたが、当初は少なかった対応機器が、今夏の新製品で大きく増えてきた。現在発表されている製品では、AQUOS/VIERA/REGZA/BRAVIA/Woooの5ブランド、23機種がアクトビラ ビデオ・フルに対応している」と、再生環境の充実を強調した。
【問い合わせ先】
アクトビラ・カスタマーセンター
TEL/0570-09-1017
(Phile-web編集部)