• ブランド
    特設サイト
公開日 2008/09/05 14:36

<CEDIA2008:三菱電機>液晶プロジェクター「HC7000」の国内発売は9月末〜10月初旬

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
三菱電機のブースでは、ホームシアター向けプロジェクターが数多く展示されている。5,000ルーメンという驚きの輝度を実現した「HD8000」も登場した。

5,000ルーメンという高輝度を実現したフルHDプロジェクター「HD8000」

すでに国内やIFA2008で発表済みのモデルは、「HC7000U」「HC6500U」「HC5500U」の3機種。すべて解像度は1,920×1,080のフルHD。このうち、HC5500は「LVP-HC5500」としてすでに国内で発表されている。HC7000Uについても、9月末から10月初旬にかけて、日本で発売を予定しているという。日本での販売価格は未定。なお「HC6500U」は、国内では販売されない。

北米での販売価格はそれぞれ、HC7000Uが3,995ドル、HC6500Uが2,995ドル、HC5500が2,500ドル前後となる。

HC7000U。国内での型番は「LVP-HC7000」になるのだろうか

こちらは「HC6500U」。日本での発売予定はない

日本でも発表済みの「HC5500」

HC7000UとHC6500Uは、北米では「Diamond Series」というシリーズ名が付けられ、プレミアムモデルとして展開される。ともに外観はピアノフィニッシュ調のハイグロスブラックで飾られ、高級感を漂わせている。また、両機とも別売りのアナモフィックレンズを装着可能で、2.35:1の映像を画面一杯に引き延ばすことができる。

HC7000Uは、超高速で動作するオートアイリス機構により、クラス最大級となる70,000対1の高コントラスト比を実現。映像処理回路にはHQVのReon-VXを搭載し、高精度なIP変換やアップスケーリングなどの処理が可能。HDMI入力は2系統を備える。さらに、Low mode時で5,000時間という、非常に長いランプ寿命を実現し、ランニングコストを抑えたのも特筆できる。騒音レベルについても、同じくLow mode時で17dBと、「市場にある中で最も静かなプロジェクター」(同社)と説明している。

HC7000Uの背面端子部

HC7000Uのリモコン。HC6000のものと同様という

会場では、HC7000Uにアナモフィックレンズを装着し、2.35:1の映像を投映するデモを実施。アナモフィックモードは2つ用意され、片方のモードではレンズを装着した状態で16対9の映像を表示することが可能。これにより、アスペクトの異なるコンテンツを見るたびにレンズを移動させる必要がなくなる。

HC7000Uにアナモフィックレンズを装着してデモ投写を実施

残念ながら日本での販売予定はないというが、ユニークな製品として注目したいのが「HD8000」。「ULTRA-BRIGHT 1080p PROJECTOR」と銘打ち、なんと5,000ルーメンという高輝度を実現している。同社では、明るい部屋で、カーテンを閉めること無しにHD映像やゲームを楽しめると、その利便性をアピールしている。

3LCD方式を採用し、パネルは1.1インチのものを搭載。解像度は1,920×1,080のフルHDとなる。同社では、ホームシアターだけでなくスポーツバーやレストランなどでの需要も見込んでいるという。価格は14,995ドルで、今月から販売を開始する。

そのほか、今年8月に発売された、999ドルという安価なDLPプロジェクター「HC1600」も展示。解像度は1,280×720画素で、輝度は1,700ルーメン。コントラスト比は2,500対1となっている。TIのBrilliantColor技術を採用し、色再現性を高めている。HDMI端子も1系統装備する。

720pのDLPプロジェクター「HC1600」は安さで勝負

また、プロジェクターを展示しているブースとは少し離れたところに、狭ベゼルの液晶テレビやリアプロジェクションテレビを紹介しているブースがあった。リアプロは多種多様なサイズやラインナップが揃うが、中でも、レーザー光源のリアプロ“LASERVUE"が、特に来場者の関心を集めていた。

狭ベゼルの液晶テレビも展示

レーザー光源のリアプロ“LASERVUE"が注目を浴びていた

(Phile-web編集部・風間)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 楽天ブラックフライデーでJBLの超人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!プロも驚く革新的モデルはどんな音を鳴らす?
2 評論家が厳選!マランツ「MODEL M1」でPolk Audio/KEF/TAD/Harbethのスピーカーを鳴らす
3 ビクター新ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」速攻レビュー! 評論家が「もう驚きでしかない」と高評価した魅力とは?
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 レグザが100型クラス大画面4Kテレビを拡充する理由とは? 目黒蓮の特別コメントも
6 パナソニック「2023年度 優秀ご販売店様謝恩会」を開催。21店が栄誉に輝く
7 山之内 正氏によるエソテリック×アキュフェーズ×マランツ比較試聴会、「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」で開催
8 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
9 B&Wの音は “信頼に値する重要な指標”。音元出版の新試聴室に「802 D4」が導入されたワケ
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/22 10:41 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX