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公開日 2008/09/24 18:20
「大きく変わらなくては」- 松下・コンシューマーマーケティング本部の石井本部長がブランド統一を語る
松下電器産業(株)コンシューマーマーケティング本部は本日、業界報道関係者向けの懇親会を開催し、来る10月1日に遂行される同社の社名変更およびブランド統一に際しての説明を行った。
懇親会では、コンシューマーマーケティング本部 本部長の石井純氏が登壇。先に行われた同社のブランド戦略説明会(関連ニュース)の内容を受け「社名を変更しブランドを統一することで、パナソニックの新たな方向性を示していくしかない、もう後戻りはできない、という思いだ。大きく変わっていかなくては、という武者震いを覚える」と意気込みを語った。
また、今回の社名変更に際して、主な関連組織名称を以下のように変更することが明らかにされた。
(現)パナソニックマーケティング本部→(新)デジタルAVC マーケティング本部
(現)ナショナルアプライアンスマーケティング本部→(新)ホーム アプライアンス マーケティング本部
(現)ナショナルウェルネスマーケティング本部→(新)ウェルネス マーケティング本部
(現)コンシューマーマーケティング本部→(変更なし)
(現)LE社→(変更なし)
(現)松下テクニカルサービス→(新)パナソニック テクニカルサービス会社
(現)松下ロジスティック→(新)パナソニック ロジスティック
(現)松下流通研修所→(新)パナソニック マーケティングスクール
(現)松下幸之助商学院→(変更なし)
(現)ナショナル パナソニック 専門店共済会→(新)パナソニック専門店共済会
(現)住信・松下フィナンシャルサービス→(変更なし)
(現)パナソニックセンター東京→(変更なし)
(現)パナソニックセンター大阪→(変更なし)
(現)ナショナルセンター東京→パナソニック リビングショールーム東京
(現)ナショナルセンター大阪→パナソニック リビングショールーム大阪
またショップ店に関する呼称の変更は以下のようになる。
(現)ナショナルショップ→(新)パナソニックショップ
(現)SPS(スーパー・プロ・ショップ)→(新)スーパー・パナソニック・ショップ
(現)ナショナル・パナソニック会→(新)PS(パナソニック・ショップ)会
さらに、ショップ店の意匠についてはパナソニック・ブルーに刷新した上でPanasonicブランドのみを展開、突き出しサインは上部ユニットに新Panasonic用の面板を、下部ユニットにSPS専用面板を据え付けることなどが明らかにされた。以上のような変更は、現SPSは2008年9月末までに、現ナショナル・パナソニック会は2009年3月末までに、ナショナル・パナソニック会に属さないショップについては2009年度中に遂行される予定だ。
石井本部長は「企業は常に社会に対応して変化していくもの。21世紀に入り先の中村社長による改革が行われる中、いずれブランドがグローバルに対応する中でベストな形になるのは必然と考えている。ついにその時が来たか、という思いだ」と、ブランド統一について語るとともに、今回の件に対するショップの反応として「お店の皆様はナショナルブランドに対する愛着はお持ちだと思うが、『早くパナソニックのお店と呼ばれたい』と前向きなご発言を沢山頂いた。我々はそういう思いに応える責務がある」と思いを語った。
また、ブランド統一の取り組みにおいて、“ベーシックな変更"として先のとおりの店頭看板の取り替えを粛々と行い、“変えるべきもの"は商品、販促活動だとした上で、「“変えてはならないもの"は経営理念」と強調し、かつて松下幸之助氏が水道哲学を語った中央電気倶楽部で、同社の牛丸副社長により経営理念の再認識が行われたことも披露された。
ナショナルとパナソニックのブランドが統一されることで、それぞれの壁が取り払われ、家電はこうあるべきというような従来の固定観念から自由な発想での商品が生まれやすくなる。今後は、同社が標榜する「家丸ごと」のコンセプトによる商品がさらに拡がるはずであり、大きな期待が寄せられる。
(Senka21編集部)
懇親会では、コンシューマーマーケティング本部 本部長の石井純氏が登壇。先に行われた同社のブランド戦略説明会(関連ニュース)の内容を受け「社名を変更しブランドを統一することで、パナソニックの新たな方向性を示していくしかない、もう後戻りはできない、という思いだ。大きく変わっていかなくては、という武者震いを覚える」と意気込みを語った。
また、今回の社名変更に際して、主な関連組織名称を以下のように変更することが明らかにされた。
(現)パナソニックマーケティング本部→(新)デジタルAVC マーケティング本部
(現)ナショナルアプライアンスマーケティング本部→(新)ホーム アプライアンス マーケティング本部
(現)ナショナルウェルネスマーケティング本部→(新)ウェルネス マーケティング本部
(現)コンシューマーマーケティング本部→(変更なし)
(現)LE社→(変更なし)
(現)松下テクニカルサービス→(新)パナソニック テクニカルサービス会社
(現)松下ロジスティック→(新)パナソニック ロジスティック
(現)松下流通研修所→(新)パナソニック マーケティングスクール
(現)松下幸之助商学院→(変更なし)
(現)ナショナル パナソニック 専門店共済会→(新)パナソニック専門店共済会
(現)住信・松下フィナンシャルサービス→(変更なし)
(現)パナソニックセンター東京→(変更なし)
(現)パナソニックセンター大阪→(変更なし)
(現)ナショナルセンター東京→パナソニック リビングショールーム東京
(現)ナショナルセンター大阪→パナソニック リビングショールーム大阪
またショップ店に関する呼称の変更は以下のようになる。
(現)ナショナルショップ→(新)パナソニックショップ
(現)SPS(スーパー・プロ・ショップ)→(新)スーパー・パナソニック・ショップ
(現)ナショナル・パナソニック会→(新)PS(パナソニック・ショップ)会
さらに、ショップ店の意匠についてはパナソニック・ブルーに刷新した上でPanasonicブランドのみを展開、突き出しサインは上部ユニットに新Panasonic用の面板を、下部ユニットにSPS専用面板を据え付けることなどが明らかにされた。以上のような変更は、現SPSは2008年9月末までに、現ナショナル・パナソニック会は2009年3月末までに、ナショナル・パナソニック会に属さないショップについては2009年度中に遂行される予定だ。
石井本部長は「企業は常に社会に対応して変化していくもの。21世紀に入り先の中村社長による改革が行われる中、いずれブランドがグローバルに対応する中でベストな形になるのは必然と考えている。ついにその時が来たか、という思いだ」と、ブランド統一について語るとともに、今回の件に対するショップの反応として「お店の皆様はナショナルブランドに対する愛着はお持ちだと思うが、『早くパナソニックのお店と呼ばれたい』と前向きなご発言を沢山頂いた。我々はそういう思いに応える責務がある」と思いを語った。
また、ブランド統一の取り組みにおいて、“ベーシックな変更"として先のとおりの店頭看板の取り替えを粛々と行い、“変えるべきもの"は商品、販促活動だとした上で、「“変えてはならないもの"は経営理念」と強調し、かつて松下幸之助氏が水道哲学を語った中央電気倶楽部で、同社の牛丸副社長により経営理念の再認識が行われたことも披露された。
ナショナルとパナソニックのブランドが統一されることで、それぞれの壁が取り払われ、家電はこうあるべきというような従来の固定観念から自由な発想での商品が生まれやすくなる。今後は、同社が標榜する「家丸ごと」のコンセプトによる商品がさらに拡がるはずであり、大きな期待が寄せられる。
(Senka21編集部)