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公開日 2008/10/15 17:39
NEC、メガネ無しで3D表示可能な12.1型SVGA液晶ディスプレイを開発
NEC液晶テクノロジー(株)は、専用のメガネを装着することなく、裸眼で立体視可能な12.1型SVGA解像度のカラー液晶ディスプレイを開発した。
HDDP方式という新たなRGBの配列方式を採用。RGBを横ストライプ配列し、1画素をさらに縦に2分割することにより、水平方向の精細度を2倍に高めた。これにより、解像度を低下させずに3D表示を実現する。
さらに、一対になった左右の画素に対し、同じ情報を表示すれば2D表示、右眼用・左眼用それぞれ異なる情報を表示すれば3D表示と、2D/3Dを混在して表示することができるのも特徴となる。
また、長年培った研究・開発のノウハウを活かし、設計を最適化したことにより、3Dクロストークを抑制し、広い立体視域を確保したことも特筆できる。
同社では、3D液晶ディスプレイの2009年度中の量産化を目指し、さらに研究開発を進めていく。
なお、同社は3D液晶ディスプレイの試作機を、10月23日〜26日に日本科学未来館(東京都江東区)に日本科学未来館で開催される「国際3D Fair」、また10月29日〜31日にパシフィコ横浜で開催される「FPD International 2008」に出展する予定。
【問い合わせ先】
NEC液晶テクノロジー(株)
営業本部商品企画部
TEL/044-435-1851
(Phile-web編集部)
HDDP方式という新たなRGBの配列方式を採用。RGBを横ストライプ配列し、1画素をさらに縦に2分割することにより、水平方向の精細度を2倍に高めた。これにより、解像度を低下させずに3D表示を実現する。
さらに、一対になった左右の画素に対し、同じ情報を表示すれば2D表示、右眼用・左眼用それぞれ異なる情報を表示すれば3D表示と、2D/3Dを混在して表示することができるのも特徴となる。
また、長年培った研究・開発のノウハウを活かし、設計を最適化したことにより、3Dクロストークを抑制し、広い立体視域を確保したことも特筆できる。
同社では、3D液晶ディスプレイの2009年度中の量産化を目指し、さらに研究開発を進めていく。
なお、同社は3D液晶ディスプレイの試作機を、10月23日〜26日に日本科学未来館(東京都江東区)に日本科学未来館で開催される「国際3D Fair」、また10月29日〜31日にパシフィコ横浜で開催される「FPD International 2008」に出展する予定。
【問い合わせ先】
NEC液晶テクノロジー(株)
営業本部商品企画部
TEL/044-435-1851
(Phile-web編集部)