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公開日 2009/01/10 13:29
<Gefen>60GHz帯を使用するワイヤレスHDMIシステムを発表
CES2009レポート
国内でも、HDMIセレクターなどで知名度の高いGefen。同社ブースでは、60GHz帯の電波を使用するワイヤレスHDMIシステムが発表された。米国では2009年の5〜6月に発売を予定し、価格は送信機と受信機のセットで749ドルになる予定。伝送距離は約10m。
60GHz帯を採用するワイヤレスAV送信システムには、大手メーカー各社が参画する「WirelessHD」規格があるが、本機はそれとは異なる方式を採用しているという。データ転送量が大きいため、現在のHDMIで伝送できるすべての信号を非圧縮で無線伝送できる。
なお、60GHz帯の電波には指向性が存在する。そのため受信部と送信部のあいだに障害物があると伝送が途切れるが、WirelessHDでは障害物を自動検知し、瞬時にほかの方向に電波を向け、壁反射などを利用して伝送する「ビームステアリング技術」を採用することで、この問題を克服している。Gefenのソリューションはこれとは異なり、機器の周囲360度へ同時に電波を送出するアンテナを搭載、壁反射などを利用することで安定した伝送を可能にしているという。
なお同社は、IEEE802.11規格を利用する縦型のワイヤレスHDMI機器を6月に発売することも発表。ブースで参考出展を行っていた。また、同社のラインナップには、UWB規格を使ったワイヤレスHDMI機器も存在し、複数のソリューションでワイヤレスHDMIを推し進めている。
そのほか同社ブースでは、HQVのRealtaを内蔵したスケーラー「SCALER PRO」や、フラットタイプのHDMIケーブル、金メッキコネクターのHDMIケーブル、そしてもちろん同社が得意とするHDMIセレクター/スイッチャーなど、様々なHDMI関連機器が展示されていた。
60GHz帯を採用するワイヤレスAV送信システムには、大手メーカー各社が参画する「WirelessHD」規格があるが、本機はそれとは異なる方式を採用しているという。データ転送量が大きいため、現在のHDMIで伝送できるすべての信号を非圧縮で無線伝送できる。
なお、60GHz帯の電波には指向性が存在する。そのため受信部と送信部のあいだに障害物があると伝送が途切れるが、WirelessHDでは障害物を自動検知し、瞬時にほかの方向に電波を向け、壁反射などを利用して伝送する「ビームステアリング技術」を採用することで、この問題を克服している。Gefenのソリューションはこれとは異なり、機器の周囲360度へ同時に電波を送出するアンテナを搭載、壁反射などを利用することで安定した伝送を可能にしているという。
なお同社は、IEEE802.11規格を利用する縦型のワイヤレスHDMI機器を6月に発売することも発表。ブースで参考出展を行っていた。また、同社のラインナップには、UWB規格を使ったワイヤレスHDMI機器も存在し、複数のソリューションでワイヤレスHDMIを推し進めている。
そのほか同社ブースでは、HQVのRealtaを内蔵したスケーラー「SCALER PRO」や、フラットタイプのHDMIケーブル、金メッキコネクターのHDMIケーブル、そしてもちろん同社が得意とするHDMIセレクター/スイッチャーなど、様々なHDMI関連機器が展示されていた。