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公開日 2009/03/26 20:54
パナソニックのGH1K/フジフイルムの3Dカメラ試作機など − 各社の注目展示紹介(2)
フォトイメージング エキスポ2009レポート
国内外のカメラメーカー、写真関連製品の最新製品と技術が集まるイベント「フォトイメージング エキスポ2009(PIE2009)」。会場に出展した主なメーカーのブースと、注目製品のダイジェストレポート第2弾をお届けする(第1弾レポートはこちら)。
■パナソニック
パナソニックブースの目玉は、昨日リリースされたばかりのフルHD動画撮影が可能なデジタル一眼レフカメラ“LUMIX"「DMC-GH1K」。タッチ&トライコーナーには朝から多くの人が集まり、なかなか本機に触れることができない状態だ。GH1Kという女性をターゲットに据えたモデルでフルHD撮影に対応した点について、担当者は「女性はカメラ付き携帯電話で日常風景を撮影することが多く、動画撮影の需要は元々備えている。家の中で子供を撮影する時などビデオカメラをわざわざ取り出すまでもない場面でも気軽に動画撮影し、高画質で残せるようにしたいという思いから開発した」という。
またその横にはGH1Kの前身、コンパクトなデジタル一眼レフ「DMC-G1」が並び、こちらもまた多くの人で賑わいをみせていた。
またコンパクトデジカメの新モデルFX40、FX550、TZ7、FT1、GH1の機種で搭載している個人認識機能をアピールするデモも展開している。登録した人の顔に自動でピントと露出をあわせ、さらに事前に登録しておけば名前も表示できるという機能。年齢の登録もでき、3歳未満の年齢で設定した場合は自動で赤ちゃんモードに切り替わるといった機能も備える。登録した人物が写っている写真だけをピックアップして再生することもできるという。
■フジフイルム
PMA09にも参考展示されていた「FUJIFILM FinePix Real 3D System」がメインの富士フイルムブース(関連ニュース)。3Dカメラと3Dデジタルフォトフレーム、3Dプリントを参考出展する。発売時期は今秋で、価格は現在検討中だという。
カメラは2基のレンズとCCDを搭載し、新開発の画像処理プロセッサー「リアルフォトエンジン3D」がリアルタイムに2つの画像を合成し3D静止画と動画の撮影を実現するという仕組み。
また二眼式構造を活かし2D映像撮影にも様々な機能を搭載する予定。2つのレンズ設定を変えて広角と望遠といった異なる画角の画像を同時撮影できる「テレ/ワイド同時撮り」、1回の撮影で露出や明るさなどの設定が異なる2枚のカットを同時撮影する「2枚同時撮り」、左右のレンズで同時撮影した画像をパノラマ写真として合成できる「超ワイド合成」、動画・静止画同時撮影などの機能が搭載される予定だという。
■ニコン
過去の名機から最新のデジタル一眼レフ、コンパクトデジカメ“COOLPIX”など同社ラインナップを一堂に展示し、ニコンブランドの貫禄をみせつける同社ブース。その中で異彩を放っていたのがヘッドホン型映像再生装置「UP」の体験コーナーだ。
UPはディスプレイやヘッドホン、モバイルAVプレーヤー、Wi-Fi通信、ネット接続などの機能を一体化した製品。説明員によると「隙間時間を有効できる活用ツールとして忙しいサラリーマンをメインターゲットとして訴求している。売れ行きは好調」とのこと。足を止めて製品の説明を求める来場者が目立った。
■タカラトミー
昨年11月に発売された撮った写真がその場でプリントできるデジタルカメラ“xiao(シャオ)”を出展するタカラトミーのブースには、若い女性から中年男性まで幅広い層の来場者が足を運んでいる。
撮影はインク不要の専用フォトペーパーをセットして行う。撮影メニューから画質、ホワイトバランス、露出補正など通常のデジカメ同様に設定でき、プリント時にはコマ割の選択や、モノクロ/セピア/モザイクモードなどを選べるエフェクト効果、カラフルなフレームの選択なども行える。さらに携帯用コンバージョンレンズを取り付ければ表現も広がるとあり、実際に使用してみると思った以上に遊べる。デジカメにプリクラとトイカメラ機能を搭載したような玩具メーカーならではのユニークな製品だ。
■ペンタックス
ペンタックスは開発中の中判デジタル一眼レフカメラ「PENTAX645Digital(仮称)」の試作機を披露した。smc PENTAX 645レンズを引き続き搭載可能な本機は、30メガピクセル以上の高画素大型イメージセンサーを搭載する予定。発売は2010年を予定している。
そのほか4月下旬発売予定の「K20Dチタンカラープレミアムキット」も展示。こちらは全世界1,000台限定で販売する。
■コダック/加賀ハイテック
コダックブランドの写真用品の国内代理店を務める加賀ハイテックのブースにはコダックの新製品デジカメなどが展示されている。デジタルポケットムービー「Zx1」はデジタルオーディオプレーヤーのような形をしたポケットタイプの静止画、動画撮影&再生ツール。HDMI端子を搭載し、薄型テレビなどと接続して動画再生が可能。そのほかUSB2.0端子、SD/SDHCスロットも搭載している。内蔵メモリーは128MB。動画のフォーマットはH.264で、動画撮影モードは720p(60fps)/720p(30fps)/720p(60fps)の3モードを備えている。また同梱する専用ソフトでPC上で編集や音声追加、YouTubeへのアップ作業が行えるのも特徴。
そのほか加賀ハイテック取扱いのSkylaブランドからはスキャナー機能を備えたデジタルフォトフレーム「FS80」も参考出展。「PC操作に不慣れな方へのプレゼントに最適」と担当者は本機をアピールする。5月中旬発売予定で、価格は34,800円になる見込みだという。液晶ディスプレイはアスペクト比4対3の8インチで、解像度は800×600。スキャナーの使い方は至ってシンプルでフロントパネルの挿入口から写真を読み込むだけ。最大1,200×1,800ピクセルのJPEGファイルで内保存される。USB2.0/mini USB2.0/5-in-1カードスロット(SD/MMC/MS Pro/xD/CF)を装備する。
■パナソニック
パナソニックブースの目玉は、昨日リリースされたばかりのフルHD動画撮影が可能なデジタル一眼レフカメラ“LUMIX"「DMC-GH1K」。タッチ&トライコーナーには朝から多くの人が集まり、なかなか本機に触れることができない状態だ。GH1Kという女性をターゲットに据えたモデルでフルHD撮影に対応した点について、担当者は「女性はカメラ付き携帯電話で日常風景を撮影することが多く、動画撮影の需要は元々備えている。家の中で子供を撮影する時などビデオカメラをわざわざ取り出すまでもない場面でも気軽に動画撮影し、高画質で残せるようにしたいという思いから開発した」という。
またその横にはGH1Kの前身、コンパクトなデジタル一眼レフ「DMC-G1」が並び、こちらもまた多くの人で賑わいをみせていた。
またコンパクトデジカメの新モデルFX40、FX550、TZ7、FT1、GH1の機種で搭載している個人認識機能をアピールするデモも展開している。登録した人の顔に自動でピントと露出をあわせ、さらに事前に登録しておけば名前も表示できるという機能。年齢の登録もでき、3歳未満の年齢で設定した場合は自動で赤ちゃんモードに切り替わるといった機能も備える。登録した人物が写っている写真だけをピックアップして再生することもできるという。
■フジフイルム
PMA09にも参考展示されていた「FUJIFILM FinePix Real 3D System」がメインの富士フイルムブース(関連ニュース)。3Dカメラと3Dデジタルフォトフレーム、3Dプリントを参考出展する。発売時期は今秋で、価格は現在検討中だという。
カメラは2基のレンズとCCDを搭載し、新開発の画像処理プロセッサー「リアルフォトエンジン3D」がリアルタイムに2つの画像を合成し3D静止画と動画の撮影を実現するという仕組み。
また二眼式構造を活かし2D映像撮影にも様々な機能を搭載する予定。2つのレンズ設定を変えて広角と望遠といった異なる画角の画像を同時撮影できる「テレ/ワイド同時撮り」、1回の撮影で露出や明るさなどの設定が異なる2枚のカットを同時撮影する「2枚同時撮り」、左右のレンズで同時撮影した画像をパノラマ写真として合成できる「超ワイド合成」、動画・静止画同時撮影などの機能が搭載される予定だという。
■ニコン
過去の名機から最新のデジタル一眼レフ、コンパクトデジカメ“COOLPIX”など同社ラインナップを一堂に展示し、ニコンブランドの貫禄をみせつける同社ブース。その中で異彩を放っていたのがヘッドホン型映像再生装置「UP」の体験コーナーだ。
UPはディスプレイやヘッドホン、モバイルAVプレーヤー、Wi-Fi通信、ネット接続などの機能を一体化した製品。説明員によると「隙間時間を有効できる活用ツールとして忙しいサラリーマンをメインターゲットとして訴求している。売れ行きは好調」とのこと。足を止めて製品の説明を求める来場者が目立った。
■タカラトミー
昨年11月に発売された撮った写真がその場でプリントできるデジタルカメラ“xiao(シャオ)”を出展するタカラトミーのブースには、若い女性から中年男性まで幅広い層の来場者が足を運んでいる。
撮影はインク不要の専用フォトペーパーをセットして行う。撮影メニューから画質、ホワイトバランス、露出補正など通常のデジカメ同様に設定でき、プリント時にはコマ割の選択や、モノクロ/セピア/モザイクモードなどを選べるエフェクト効果、カラフルなフレームの選択なども行える。さらに携帯用コンバージョンレンズを取り付ければ表現も広がるとあり、実際に使用してみると思った以上に遊べる。デジカメにプリクラとトイカメラ機能を搭載したような玩具メーカーならではのユニークな製品だ。
■ペンタックス
ペンタックスは開発中の中判デジタル一眼レフカメラ「PENTAX645Digital(仮称)」の試作機を披露した。smc PENTAX 645レンズを引き続き搭載可能な本機は、30メガピクセル以上の高画素大型イメージセンサーを搭載する予定。発売は2010年を予定している。
そのほか4月下旬発売予定の「K20Dチタンカラープレミアムキット」も展示。こちらは全世界1,000台限定で販売する。
■コダック/加賀ハイテック
コダックブランドの写真用品の国内代理店を務める加賀ハイテックのブースにはコダックの新製品デジカメなどが展示されている。デジタルポケットムービー「Zx1」はデジタルオーディオプレーヤーのような形をしたポケットタイプの静止画、動画撮影&再生ツール。HDMI端子を搭載し、薄型テレビなどと接続して動画再生が可能。そのほかUSB2.0端子、SD/SDHCスロットも搭載している。内蔵メモリーは128MB。動画のフォーマットはH.264で、動画撮影モードは720p(60fps)/720p(30fps)/720p(60fps)の3モードを備えている。また同梱する専用ソフトでPC上で編集や音声追加、YouTubeへのアップ作業が行えるのも特徴。
そのほか加賀ハイテック取扱いのSkylaブランドからはスキャナー機能を備えたデジタルフォトフレーム「FS80」も参考出展。「PC操作に不慣れな方へのプレゼントに最適」と担当者は本機をアピールする。5月中旬発売予定で、価格は34,800円になる見込みだという。液晶ディスプレイはアスペクト比4対3の8インチで、解像度は800×600。スキャナーの使い方は至ってシンプルでフロントパネルの挿入口から写真を読み込むだけ。最大1,200×1,800ピクセルのJPEGファイルで内保存される。USB2.0/mini USB2.0/5-in-1カードスロット(SD/MMC/MS Pro/xD/CF)を装備する。