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公開日 2009/04/02 10:15

ソニー、世界最小・最軽量でGPS内蔵のAVCHDハンディカム「HDR-TG5V」を発売

ワイコンレンズも同時発売
Phile-web編集部
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ソニーは、GPSを内蔵し1,920×1,080のフルHD撮影に対応したAVCHDビデオカメラとして、世界最小・最軽量を実現した新“ハンディカム”「HDR-TG5V」を4月20日より発売する。価格はオープンだが、12万円前後での販売が予想される。

HDR-TG5V

操作面の様子

本製品は、小型軽量が特徴のフルHDモデル「HDR-TG1」の後継機。TG1から幅を2mm、奥行きを1mm小型化したことに加え、同梱バッテリーを含む質量が約300gから約280gへと軽量化も図られている。

HDR-TG1(右)との比較

名刺入れとのサイズ比較。幅と高さは名刺入れよりも若干小さい

「HDR-TG1」同様にボディ部の一部の素材にはチタンを採用し、細かな擦り傷にも強い“プレミアムハードコーティング”を施しているほか、角を丸めたラウンドシェイプにすることでグリップ感を向上させた。さらに、ヒンジも平面にしており、ポケットにひっかかることなくスッと入れられるように配慮されている。

GPSを搭載した点が大きな特徴。同機能は「HDR-XR520V」などに搭載されているものと同等のもので、動画の閲覧時に撮影場所の情報を確認できるだけでなく、自動時刻補正に対応しており、海外旅行時でも自動で現地時刻に設定する。また、「HDR-XR520V」同様にGPSへ対応した編集ソフト「PMB(Picture Motion Browser)」も付属する。

GPSのON/OFFスイッチはバッテリー装着部のそばに装備。本体の電源とGPSの電源は連動せず、GPSだけが動いている状態でもわずかながらバッテリーを消費するため、長時間使用したい場合には移動時などにGPS自体のスイッチもオフにしておく必要がある。

搭載しているボタンは動画撮影用のものと静止画撮影用の2個のみとシンプルで、直感的に操作できるよう配慮されている点も特徴のひとつ。また、本体電源は液晶パネルの開閉に連動するため主電源ボタンも搭載せず、自動逆光補正を採用したことにより逆光補正ボタンも搭載していない。なお、自動逆光補正では「Dレンジオプティマイザー機能」をさらに進化させており、撮影時に逆光を自動で判断して、人物はもちろん、景色のみでも自動で逆光補正を行う。

操作ボタンとGPSスイッチ

なお動画と静止画の撮影切り換えは、それぞれのボタンを半押しすることで行えるほか、その他の操作はタッチパネル液晶のメニューから行う仕組みだ。

本体に16GBのフラッシュメモリーを内蔵しており、最高画質のFHモード(1,920×1080i)時で約1時間50分の動画撮影が可能。メモリースティックスロットも搭載しており、内蔵メモリーからメモリースティックへのダビングもできる。なお、「HDR-TG1」ではメモリーを内蔵していなかったため8GBのメモリースティックPRO Duoが付属したが、本製品には付属しない。

液晶モニターにはタッチパネル式の2.7V型クリアフォト液晶プラスを採用。液晶パネルと外枠との段差をほぼフラットにし、操作の快適性を向上させたほか、自分のよく使う機能をカスタマイズして登録可能な「マイメニュー」を搭載するなどUIも進化させている。

ほぼフラットな液晶面で操作感を向上させている

「マイメニュー」画面

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製品スペックを見る
  • ジャンルSD+HDDムービー
  • ブランドSONY
  • 型番HDR-TG5V
  • 発売日2009年4月20日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格 120,000円前後)
●撮像素子:1/5型 Exmor CMOSセンサー 総画素236万 有効画素143万(動画 16:9時) ●レンズ:カールツァイス「バリオ・テッサー」光学10倍ズーム F=1.8~2.3 f=43~507mm(35mm換算) 電子式手ブレ補正 ●液晶モニター:2.7型 21.1万ドット タッチパネル クリアフォト液晶プラス ●記録メディア(動画):メモリースティックPRO デュオ、メモリースティックPRO-HG デュオ(1GB以上推奨) ●入出力端子:HDMI出力、S映像出力(別売VAケーブル使用)、D端子出力(D3/D1出力対応)リモート ●外形寸法:30W×117H×62Dmm(最大突起部含む) ●質量:約280g(バッテリー含む)
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