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公開日 2009/04/20 18:30

ソニー、1080/23.98pの記録・再生に対応した業務用ディスクシステム3機種を発売

映画やCM制作でもファイルベースでのHDコンテンツ制作が可能に
Phile-web編集部
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ソニーは、記録メディアに青紫色レーザー技術を採用し4:2:2サンプリング対応した業務用ディスクシステム“XDCAM HD422”シリーズの新製品3機種を7月上旬より発売する。詳細は下記の通り。

PDW-F800(カムコーダー) 4,410,000円(税込)
PDW-F1600(レコーダー) 3,255,000円(税込)
PDW-HR1(フィールドステーション) 2,205,000円(税込)

PDW-F800


PDW-F1600

PDW-HR1

3製品ともに業務用の撮影機器。1080/59.94i/29.97p/50i/25pに加え、1080/23.98pの記録・再生に対応した点が最大の特徴。これにより、映画やCM制作でもファイルベースでのHDコンテンツ制作が可能となった。

MPEG HD422(50Mbps)、MPEG HD(35/25/18Mbps)、MPEG IMX(50/40/30Mbps)、DVCAM(25Mbps)の記録・再生に標準で対応。また、従来のHD4:2:0やSDの記録・再生にも対応し、高い互換性を発揮する。

そのほか、従来はパソコンを使って行っていたファイル転送が、“XDCAM”HD422シリーズのカムコーダーやレコーダーの本体から行うことが可能になる。転送先のIPアドレスを本体に3つ登録できるだけでなく、DHCP・AutoIP・UPnPに対応しておりIPアドレスを自動設定することもできる。

「PDW-F800」は、撮像素子に3板式 2/3型 220万画素 フルHD CCDを搭載したカムコーダー。14ビット A/D コンバーターを搭載した“PowerHAD”FX CCDブロックを搭載し、暗部での豊かな階調表現を実現する、高画質なフルHD撮影が可能だ。

「PDW-F1600」は、リニア編集機のプレーヤーとしてだけでなく、レコーダーとしても使用可能。複数のクリップが記録されているディスクを再生した場合、1クリップごとに停止する「シングルクリップ再生機能」を搭載しているほか、アッセンブル編集やオーディオ/ビデオインサート編集、A/Vスプリット編集などに対応している。

「PDW-HR1」は、9V型ワイドLCDモニターとスピーカーを搭載したフィールドステーション。リニア編集機の操作感覚で、In/Out点を指定してクリップリストデータを作成することが可能なため、擬似的なカット編集が行える。単体でのクリップリスト編集のみならず、XDCAMレコーダーやHDCAMレコーダーなどRS-422端子を備えたVTRをプレーヤーとして、フィールドステーションをレコーダーとしてのクリップリスト編集も可能だ。

【問い合わせ先】
ソニーマーケティング 業務用商品お客様ご相談センター
TEL/0120-788-333

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  • 型番PDW-F800
  • 発売日2009年7月上旬
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