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公開日 2009/08/06 13:15
【動画アリ】ソニー、コンパクト機初の「Exmor R」搭載“Cyber-Shot” 2モデルを発売
「スイングパノラマ」の最大角度も拡大
ソニーは、裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R」をコンパクト機として初めて搭載した“Cyber-Shot” 2モデルを9月4日より順次発売する。詳細は下記の通り。
・DSC-WX1 9月18日発売 ¥OPEN(予想実売価格40,000円前後)
・DSC-TX1 9月4日発売 ¥OPEN(予想実売価格43,000円前後)
■両モデル共通の特徴
両モデルともに撮像素子に「Exmor R」を採用し、有効画素数は1,020万画素。シリコン基板の裏面側から光を照射することで、従来比約2倍の感度や低ノイズなどの撮像特性を大幅に向上させている。なお、コンパクトデジタルカメラとして裏面照射型のCMOSセンサーを搭載したのは業界初のことだという。
また、画像処理エンジンには「BIONZ」を搭載。「Exmor R」CMOSと組み合わせることにより、従来のCCD搭載カメラより10%高速なオートフォーカスを実現している。
「DSC-HX1」などに搭載されていた「メカニカルシャッター」を本機にも採用。フル画像サイズでの秒間10コマという高速連写が可能なほか、全ラインで一斉に露光開始しシャッターを押している間に順次読み込むことで動体撮影時に生じる画像の歪みを抑えている。
「DSC-HX1」からは「スイングパノラマ」も継承。シャッターボタンを押してから約3秒間カメラを水平、もしくは垂直方向に動かし、その間に10fpsの高速連射で撮影した映像を、ジャイロ情報を元につなぎ合わせてパノラマ写真を生成する。
また、同機能では撮影可能な最大角度を拡大。「DSC-HX1」は最大で224度までのパノラマ撮影に対応していたが、最大角度を256度にまで拡大させている。
720pでの動画撮影にも対応。記録フォーマットにはMPEG4を採用し、動画撮影中の光学ズームにも対応している。
撮影機能では、光学式手ブレ補正機能に加えて「DSC-T900」から新たに搭載された「おまかせオート」などを搭載。8つのシーンを自動認識する「おまかせシーン認識」や、顔検出機能「顔キメ」、笑顔自動撮影機能「スマイルシャッター」などの各種機能を引き続き搭載している。
また、「手持ち夜景モード」も搭載。6コマを高速連射で撮影して画像を解析し、それぞれからノイズの少ない部分を判別して1枚に重ね合わせることで、従来機に比べノイズを約半分へ減少させる。「Exmor R」の採用と同モードを組み合わせることにより、暗所ノイズを4分の1に低減させた。
なお、両機ともに別項でお伝えしている笑顔検出機能を利用した自動撮影アクセサリー“Party-shot”「IPT-DS1」(関連ニュース)に対応している。
■独自開発の「Gレンズ」を搭載した「DSC-WX1」
同社がこれまで培ってきた技術を活かして開発した「Gレンズ」と、2.7V型のクリアフォト液晶プラスを搭載したモデル。
Gレンズの搭載により、F2.4-5.9という明るいF値と、24mmという広角撮影を実現。また、広角24mmから望遠120mmまでの光学5倍ズームに対応している。
筐体には、金属の板(Slate)からカメラを切り出すことをイメージした「Slate Metal Concept」を採用し、ソリッドな金属感あふれるデザインに仕上げた。
同デザインでは、サテンブラスト加工によって本体に落ち着いた微細な光が集まるようにし、明るい見栄えを実現。ゴールド、シルバー、ブラックというカラーバリエーションを揃えるが、ゴールドの背面部はブラウンを採用したツートンカラーで、高級感を演出している。
また、レンズ部には「キラキラレンズ」を採用。光沢のレンズリングで強調するとともに、鏡筒部を本体カラーに合わせてカラーリングしている。
■操作性を強化したタッチパネル式の「DSC-TX1」
タッチパネル式の3.0V型クリアフォト液晶プラスを搭載したモデル。液晶には強化ガラスを採用し、従来比2倍の強度を実現。耐久性を向上させたほか、色にじみなどの問題も解消した。
従来機からタッチパネルの操作性を刷新。撮影時に液晶へ表示される各種機能へのショートカットアイコンを、設定画面からドラッグ&ドロップでカスタマイズできるようにするなどの変更がなされている。
メニュー操作では項目送りや撮影画像再生時の画像送りなどを、“ウォークマン”「X1000シリーズ」などと同様に指で払うようにして行うことができる。また、画像再生時には画像へ文字を書き入れたり絵文字スタンプを押したりといったことも行える。メニュー操作時と画像再生時のタッチパネルの様子を動画でご覧頂こう。
「おまかせオート」では、シーン認識に「拡大鏡」を新たに追加。距離1cmでのマクロ撮影ももオートで行えるようになった。
レンズにはカールツァイスレンズを採用し、光学4倍ズームに対応。光学式手ブレ補正を搭載しながらも、最薄部14.1mmとスリムな筐体を実現した点も特徴のひとつで、カラーバリエーションにはゴールド、シルバー、ブルー、グレー、ピンクの5色を用意している。
・DSC-WX1 9月18日発売 ¥OPEN(予想実売価格40,000円前後)
・DSC-TX1 9月4日発売 ¥OPEN(予想実売価格43,000円前後)
■両モデル共通の特徴
両モデルともに撮像素子に「Exmor R」を採用し、有効画素数は1,020万画素。シリコン基板の裏面側から光を照射することで、従来比約2倍の感度や低ノイズなどの撮像特性を大幅に向上させている。なお、コンパクトデジタルカメラとして裏面照射型のCMOSセンサーを搭載したのは業界初のことだという。
また、画像処理エンジンには「BIONZ」を搭載。「Exmor R」CMOSと組み合わせることにより、従来のCCD搭載カメラより10%高速なオートフォーカスを実現している。
「DSC-HX1」などに搭載されていた「メカニカルシャッター」を本機にも採用。フル画像サイズでの秒間10コマという高速連写が可能なほか、全ラインで一斉に露光開始しシャッターを押している間に順次読み込むことで動体撮影時に生じる画像の歪みを抑えている。
「DSC-HX1」からは「スイングパノラマ」も継承。シャッターボタンを押してから約3秒間カメラを水平、もしくは垂直方向に動かし、その間に10fpsの高速連射で撮影した映像を、ジャイロ情報を元につなぎ合わせてパノラマ写真を生成する。
また、同機能では撮影可能な最大角度を拡大。「DSC-HX1」は最大で224度までのパノラマ撮影に対応していたが、最大角度を256度にまで拡大させている。
720pでの動画撮影にも対応。記録フォーマットにはMPEG4を採用し、動画撮影中の光学ズームにも対応している。
撮影機能では、光学式手ブレ補正機能に加えて「DSC-T900」から新たに搭載された「おまかせオート」などを搭載。8つのシーンを自動認識する「おまかせシーン認識」や、顔検出機能「顔キメ」、笑顔自動撮影機能「スマイルシャッター」などの各種機能を引き続き搭載している。
また、「手持ち夜景モード」も搭載。6コマを高速連射で撮影して画像を解析し、それぞれからノイズの少ない部分を判別して1枚に重ね合わせることで、従来機に比べノイズを約半分へ減少させる。「Exmor R」の採用と同モードを組み合わせることにより、暗所ノイズを4分の1に低減させた。
なお、両機ともに別項でお伝えしている笑顔検出機能を利用した自動撮影アクセサリー“Party-shot”「IPT-DS1」(関連ニュース)に対応している。
■独自開発の「Gレンズ」を搭載した「DSC-WX1」
同社がこれまで培ってきた技術を活かして開発した「Gレンズ」と、2.7V型のクリアフォト液晶プラスを搭載したモデル。
Gレンズの搭載により、F2.4-5.9という明るいF値と、24mmという広角撮影を実現。また、広角24mmから望遠120mmまでの光学5倍ズームに対応している。
筐体には、金属の板(Slate)からカメラを切り出すことをイメージした「Slate Metal Concept」を採用し、ソリッドな金属感あふれるデザインに仕上げた。
同デザインでは、サテンブラスト加工によって本体に落ち着いた微細な光が集まるようにし、明るい見栄えを実現。ゴールド、シルバー、ブラックというカラーバリエーションを揃えるが、ゴールドの背面部はブラウンを採用したツートンカラーで、高級感を演出している。
また、レンズ部には「キラキラレンズ」を採用。光沢のレンズリングで強調するとともに、鏡筒部を本体カラーに合わせてカラーリングしている。
■操作性を強化したタッチパネル式の「DSC-TX1」
タッチパネル式の3.0V型クリアフォト液晶プラスを搭載したモデル。液晶には強化ガラスを採用し、従来比2倍の強度を実現。耐久性を向上させたほか、色にじみなどの問題も解消した。
従来機からタッチパネルの操作性を刷新。撮影時に液晶へ表示される各種機能へのショートカットアイコンを、設定画面からドラッグ&ドロップでカスタマイズできるようにするなどの変更がなされている。
メニュー操作では項目送りや撮影画像再生時の画像送りなどを、“ウォークマン”「X1000シリーズ」などと同様に指で払うようにして行うことができる。また、画像再生時には画像へ文字を書き入れたり絵文字スタンプを押したりといったことも行える。メニュー操作時と画像再生時のタッチパネルの様子を動画でご覧頂こう。
「おまかせオート」では、シーン認識に「拡大鏡」を新たに追加。距離1cmでのマクロ撮影ももオートで行えるようになった。
レンズにはカールツァイスレンズを採用し、光学4倍ズームに対応。光学式手ブレ補正を搭載しながらも、最薄部14.1mmとスリムな筐体を実現した点も特徴のひとつで、カラーバリエーションにはゴールド、シルバー、ブルー、グレー、ピンクの5色を用意している。
次ページキーメッセージは「美しさ、一新。」 - 市場戦略も発表
関連リンク
トピック
- ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
- ブランドSONY
- 型番DSC-WX1
- 発売日2009年9月18日
- 価格¥OPEN(予想実売価格40,000円前後)
●撮像素子:1/2.4型総画素数約1060万“Exmor R” CMOSセンサー ●レンズ:ソニー「Gレンズ」 光学5倍ズーム F2.4(W)-5.9(T)f=4.25-21.25mm(24-120mm) ●液晶モニター:2.7型TFT LCD(約23.0万)「クリアフォト液晶」 ●記録メディア:メモリースティック デュオ、メモリースティックPROデュオ、メモリースティックPRO-HGデュオ ●外形寸法:90.5W×51.8H×19.8Dmm (突起部含まず) ●質量:約120g
- ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
- ブランドSONY
- 型番DSC-TX1
- 発売日2009年9月4日
- 価格¥OPEN(予想実売価格43,000円前後)
●撮像素子:1/2.4型総画素数約1060万“Exmor R” CMOSセンサー ●レンズ:カールツァイス「バリオ・テッサー」 光学4倍ズーム F3.5(W)-4.6(T)f=6.18-24.7mm (35-140mm) ●液晶モニター:3.0型ワイドTFT LCD(約23.0万)「「クリアフォト液晶プラス」、タッチパネル ●記録メディア:メモリースティック デュオ、メモリースティックPROデュオ、メモリースティックPRO-HGデュオ ●外形寸法:93.8W×58.2H×16.5Dmm (突起部含まず) ●質量:約119g