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公開日 2009/09/07 18:09
ヤフー、新生「GyaO!」を公開 − 無料/有料の2サイトで展開
Silverlightを採用
ヤフー(株)は本日、映像配信サービス「GyaO!」の新サイトとして、無料の「GyaO! Presented by Yahoo! JAPAN」と、有料の「GyaO! ストア Prensented by Yahoo! JAPAN」の2サイトを公開。新サービスに関する記者会見を開催した。
無料サイトはWindowsとMacに両対応しているが、有料サイトは現在のところWindowsとIEが必須環境となっている。なお、無料映像の視聴にはマイクロソフトの「Silverlight 3」を、有料映像の視聴にはWindows Media Player 9.0 以上 / Adobe Flash Player 8 以上をそれぞれブラウザに組み込む必要がある。
今年4月に、ヤフー(株)と(株)USENは、ヤフーがUSENの100%出資子会社である(株)GyaOの株式の51%を譲り受け、子会社化することで合意。新サービスを今秋公開すると説明していたが、今回、このサービスがローンチしたことになる。なお、新サイトの開設に伴い、これまでのPC版「Yahoo!動画」はサービスを終了した。
GyaOのロゴマークも一新。これまでのGyaOは30〜40代が中心だったが、新サイトではメインターゲットを20代に設定し、これらの世代に受け入れられるデザインを採用したという。
サイトへの誘導は、大きなアクセス数を持つYahoo!JAPANトップページを利用。トップページ左のコンテンツバーから誘導を図るほか、Yahoo!の映像案内サイトという位置づけの「Yahoo! 映像トピックス」からも関連動画へのリンクを行っていく。さらに、Yahoo!テレビやYahoo!映画など、100以上のサービスとも相互連携を図り、「早期に月間1,000万〜2,000万ユーザーが滞留するような規模にしていきたい」(株式会社GyaOの代表取締役社長 川邊健太郎氏)という。
有料サイトのGyaO! ストアへは、主に無料のGyaO! から誘導。「たとえば全15話のドラマがあるとして、1〜3話までは無料サイトで閲覧していただき、4話以降は有料サイトで購入いただく、といった棲み分けを想定している」(川邊社長)。
無料サイトでは本日現在で約1,300タイトルを用意。ワーナーブラザーズテレビジョンが提供する「チャーリーとチョコレート工場」や「ハリー・ポッター」シリーズなどの映画、また「THE OC」などの海外ドラマ話題作を配信。アニメでは「時をかける少女」「幽☆遊☆白書」などをインターネットでの無料サービスとしては初配信するなど、コンテンツを大幅に強化した。
なお、無料サイトでは広告によって収入を得て、権利元と収益を分け合う“レベニューシェア”方式を採っている。タイトル数を増やしすぎるとコンテンツ単位の収益が落ちる可能性があるため、タイトル数は収益を見ながら柔軟に増減させていくという。
さらに、広告の価値を高めるため、Silverlightのインタラクティブ機能を活用したり、1社提供型の商品などを投入するなどの工夫を重ねた。また、ユーザー属性にあわせた、インターネットならではのターゲティング配信にも力を入れるという。
一方の有料サイトでは、現在約1,400タイトルを販売している。これについてはさらにタイトル数を増やす考えで、「あるべき姿としては、有料は無料の10倍程度のコンテンツが用意されていて良いと思う」(川邊社長)という。
今後はテレビ局との連携も強化する。先日お伝えしたように、フジテレビと日本テレビが、それぞれ(株)GyaOに7%ずつ出資を決めた(関連ニュース)。これに伴い、フジテレビは本日から、GyaOの有料サイト内で「フジテレビ on Demand」のコンテンツ配信を開始した。地上波の人気番組を含め、フジテレビの様々な映像コンテンツを、Yahoo! JAPAN IDを使って購入できる。
川邊社長は、「YouTubeやニコニコ動画などが強い中、どういった事業展開をするか検討を重ねた」とし、結果として新会社のビジョンを「広告主、権利元、パートナーとの協業を通じ、映像の力でネット社会に新たな価値を提供する」というテーマに設定。特に、すべての映像が合法であることを強調し、「『動画』という言葉には違法なものを含んだイメージがあるが、我々はプロが作った『映像』を提供し、その力でこれまでのテキストや静止画主体だったウェブをバージョンアップさせていきたい」と抱負を述べた。
無料サイトはWindowsとMacに両対応しているが、有料サイトは現在のところWindowsとIEが必須環境となっている。なお、無料映像の視聴にはマイクロソフトの「Silverlight 3」を、有料映像の視聴にはWindows Media Player 9.0 以上 / Adobe Flash Player 8 以上をそれぞれブラウザに組み込む必要がある。
今年4月に、ヤフー(株)と(株)USENは、ヤフーがUSENの100%出資子会社である(株)GyaOの株式の51%を譲り受け、子会社化することで合意。新サービスを今秋公開すると説明していたが、今回、このサービスがローンチしたことになる。なお、新サイトの開設に伴い、これまでのPC版「Yahoo!動画」はサービスを終了した。
GyaOのロゴマークも一新。これまでのGyaOは30〜40代が中心だったが、新サイトではメインターゲットを20代に設定し、これらの世代に受け入れられるデザインを採用したという。
サイトへの誘導は、大きなアクセス数を持つYahoo!JAPANトップページを利用。トップページ左のコンテンツバーから誘導を図るほか、Yahoo!の映像案内サイトという位置づけの「Yahoo! 映像トピックス」からも関連動画へのリンクを行っていく。さらに、Yahoo!テレビやYahoo!映画など、100以上のサービスとも相互連携を図り、「早期に月間1,000万〜2,000万ユーザーが滞留するような規模にしていきたい」(株式会社GyaOの代表取締役社長 川邊健太郎氏)という。
有料サイトのGyaO! ストアへは、主に無料のGyaO! から誘導。「たとえば全15話のドラマがあるとして、1〜3話までは無料サイトで閲覧していただき、4話以降は有料サイトで購入いただく、といった棲み分けを想定している」(川邊社長)。
無料サイトでは本日現在で約1,300タイトルを用意。ワーナーブラザーズテレビジョンが提供する「チャーリーとチョコレート工場」や「ハリー・ポッター」シリーズなどの映画、また「THE OC」などの海外ドラマ話題作を配信。アニメでは「時をかける少女」「幽☆遊☆白書」などをインターネットでの無料サービスとしては初配信するなど、コンテンツを大幅に強化した。
なお、無料サイトでは広告によって収入を得て、権利元と収益を分け合う“レベニューシェア”方式を採っている。タイトル数を増やしすぎるとコンテンツ単位の収益が落ちる可能性があるため、タイトル数は収益を見ながら柔軟に増減させていくという。
さらに、広告の価値を高めるため、Silverlightのインタラクティブ機能を活用したり、1社提供型の商品などを投入するなどの工夫を重ねた。また、ユーザー属性にあわせた、インターネットならではのターゲティング配信にも力を入れるという。
一方の有料サイトでは、現在約1,400タイトルを販売している。これについてはさらにタイトル数を増やす考えで、「あるべき姿としては、有料は無料の10倍程度のコンテンツが用意されていて良いと思う」(川邊社長)という。
今後はテレビ局との連携も強化する。先日お伝えしたように、フジテレビと日本テレビが、それぞれ(株)GyaOに7%ずつ出資を決めた(関連ニュース)。これに伴い、フジテレビは本日から、GyaOの有料サイト内で「フジテレビ on Demand」のコンテンツ配信を開始した。地上波の人気番組を含め、フジテレビの様々な映像コンテンツを、Yahoo! JAPAN IDを使って購入できる。
川邊社長は、「YouTubeやニコニコ動画などが強い中、どういった事業展開をするか検討を重ねた」とし、結果として新会社のビジョンを「広告主、権利元、パートナーとの協業を通じ、映像の力でネット社会に新たな価値を提供する」というテーマに設定。特に、すべての映像が合法であることを強調し、「『動画』という言葉には違法なものを含んだイメージがあるが、我々はプロが作った『映像』を提供し、その力でこれまでのテキストや静止画主体だったウェブをバージョンアップさせていきたい」と抱負を述べた。