HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2010/03/29 17:22
TBSオンデマンド、09年度に通期黒字化を達成 − 地上波ドラマの「見逃し配信」を開始
ケータイ向けサービスの本格化も宣言
(株)TBSは、同社が運営する有料のVODサービスである「TBSオンデマンド」が09年度に単年度黒字を達成する見込みであることを明らかにした。
同社では今回の「通期での黒字化達成」についてテレビ局が運営するVOD事業としては初めてであると説明している。その主な要因として05年11月に開始した有料VODサービスについて、08年9月に運営体制を強化したうえで、新たなブランド「TBSオンデマンド」にリニューアルしたことや、09年4月からTBS制作のライブラリードラマを大量配信したこと、魅力的なオリジナルコンテンツを自社制作して独占配信したことなどが挙げられている。さらに「TBSペイテレビ事業部」にて、CSの「TBSチャンネル」「TBSニュースバード」と、当VODサービスを一体運営することで、権利処理当の作業を共通化し、効率化を成功したことも紹介している。
同社は「TBSオンデマンド」の事業を、今後さらに充実させていくための取り組みとして「見逃し配信」サービスを開始することを発表している。そのラインナップとしては、4月21日から放送開始する「アイリス」、同月23日放送スタートの「ヤンキー君とメガネちゃん」が発表されており、二作品ともに毎週の地上波放送終了から、概ね48時間後以降にTBSオンデマンドの提携先各社にて順次、「1話 315円(税込)」で有料配信される予定だ。同社では今回の2作品からスタートして、7月以降も継続的に見逃し配信サービスの充実を図っていく考えを示している。
また3月以降に「TBSオンデマンド」の提携配信先として、新たに「テレビドガッチ」(3/23開始)、「QTVビデオ」(4/1開始予定)、「TSUTAYA TV」(4/1開始予定)が加わることも明らかにされた。QTVビデオは携帯電話向けの動画配信サービスも展開しており、TBSは同社への供給を契機に、携帯電話向けのVOD事業へ本格的に乗り出す考えだ。
同社では今回の「通期での黒字化達成」についてテレビ局が運営するVOD事業としては初めてであると説明している。その主な要因として05年11月に開始した有料VODサービスについて、08年9月に運営体制を強化したうえで、新たなブランド「TBSオンデマンド」にリニューアルしたことや、09年4月からTBS制作のライブラリードラマを大量配信したこと、魅力的なオリジナルコンテンツを自社制作して独占配信したことなどが挙げられている。さらに「TBSペイテレビ事業部」にて、CSの「TBSチャンネル」「TBSニュースバード」と、当VODサービスを一体運営することで、権利処理当の作業を共通化し、効率化を成功したことも紹介している。
同社は「TBSオンデマンド」の事業を、今後さらに充実させていくための取り組みとして「見逃し配信」サービスを開始することを発表している。そのラインナップとしては、4月21日から放送開始する「アイリス」、同月23日放送スタートの「ヤンキー君とメガネちゃん」が発表されており、二作品ともに毎週の地上波放送終了から、概ね48時間後以降にTBSオンデマンドの提携先各社にて順次、「1話 315円(税込)」で有料配信される予定だ。同社では今回の2作品からスタートして、7月以降も継続的に見逃し配信サービスの充実を図っていく考えを示している。
また3月以降に「TBSオンデマンド」の提携配信先として、新たに「テレビドガッチ」(3/23開始)、「QTVビデオ」(4/1開始予定)、「TSUTAYA TV」(4/1開始予定)が加わることも明らかにされた。QTVビデオは携帯電話向けの動画配信サービスも展開しており、TBSは同社への供給を契機に、携帯電話向けのVOD事業へ本格的に乗り出す考えだ。