シャープ、文庫本サイズを実現した手書きノート機能対応の“NetWalker”「PC-T1」を発売

シャープ（株）はコンパクトなボディにPCに迫る高機能を搭載したモバイルインターネットツール“NetWalker”シリーズの新製品となる「PC-T1」を5月下旬に発売する。

価格はオープンだが、4,7000円前後での販売が予想される。カラーバリエーションはブラックとシルバー。

“NetWalker”シリーズは5V型タッチパネル液晶搭載モデル「PC-Z1」が発売されたが、本機は新たなラインナップに加わる“文庫本サイズ”のコンパクトモデル。本体にキーボードは搭載しておらず、インターフェースは付属のタッチペンによる入力に特化している。液晶パネルはタッチ入力対応の5型WSVGA（1024×600ドット）サイズ。

OSはLinux系の「Ubuntu」を搭載、CPUはFreescale Semiconductor社製のi.MX515マルチメディア・アプリケーション・プロセッサー。メインメモリーは512MB。ストレージは約8GBフラッシュメモリーとなる。ワイヤレスLAN（IEEE802.11b/g準拠）とBluetoothにも対応した。microSD/SDHCメモリーカードスロットを1系統、USB×1、miniUSB×1の接続端子と、ヘッドホン出力、マイク入力も備える。

11色のカラーと5段階の太さのペンやマーカーで文字や図を書き込める「手書きノート機能」を搭載。PDFデータに手書きを加えたり、手書きノートをPDFに変換することも可能だ。辞書機能は「スーパー大辞林3.0」「ジーニアス英和辞典 第4版」など、実用系12種類を内蔵している。他にも統合ソフト「OpenOffice.org」やメールソフト「Mozilla Thunderbird」、Webブラウザ「Firefox」などがプリインストールされている。

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