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公開日 2010/05/18 20:35
ドコモ、スマートフォン3機種含む夏モデルを発表 − スマートフォン向け基本サービス「SPモード」を提供
フルHD動画撮影対応モデル2機種も登場
NTTドコモは、2010年夏モデル計20機種を発表した。スマートフォン3機種に加え、STYLEシリーズ10機種、PRIMEシリーズ4機種、SMARTシリーズ2機種、PROシリーズ1機種をラインナップする。PRIMEシリーズの「F-06B」「SH-07B」2機種はフルHD動画撮影に対応する。
発表会では同社 代表取締役社長 山田隆持氏が「Xperiaが好調で、スマートフォンの購入者層の広がりを実感している」とし、こうした現在の日本の携帯市場を「スマートフォン新時代の到来だととらえている」と説明。また「2010年度のスマートフォン販売台数は300万台と想定しているが、そのうちの100万台をドコモ端末にすることが目標」と明かし、発表会ではドコモがスマートフォンへのニーズにいち早く対応していくことを強くアピールした。
■スマートフォン向けISP「SPモード」を9月から提供スタート
山田氏は具体的なスマートフォンへの取り組みとして、スマートフォン向けISP「SPモード」の提供とラインナップの充実を挙げる。
「SPモード」は、iモード端末の「iモード」サービスに相当するスマートフォン向けのISP。SPモードに加入すると、iモードのメールアドレス@docomo.ne.jpがそのまま利用でき、絵文字やデコメールにも対応する。またドコモマーケットのコンテンツ利用料金を毎月の電話料金と一緒に支払うことができるコンテンツ決済サービス、有害サイトをブロックするアクセス制限サービスなどを利用できるようになる。SPサービスは9月からスタートする。
なおドコモマーケットのコンテンツを、現在の約100種類から今年度中に700種類まで増強することも明かした。
■スマートフォンのラインナップを強化 −夏モデルは3機種発売
ドコモはこれまで、ライフスタイル別にSTYLE、PRIMEといった5シリーズで商品展開していたが、新たに「ドコモ スマートフォン」カテゴリーを新設する。
今回発表された2010年夏モデルのスマートフォン新モデルは「LYNX SH-10B」「dynapocket T-01B」「BlackBerryBold 9700」の3機種だが、山田氏はこの3機種に引き続き、秋にはサムスン製Galaxy Sをベースにしたスマートフォンを投入することを発表。「薄さ9.9mmのボディにサムスンが世界に先駆けて開発した有機EL“Super AMOLED”を搭載した大画面ディスプレイを搭載し、圧倒的な高画質で動画などを楽しむことができる」と現在開発中の新機種を説明した。
また4月に発売したXperiaは10月以降にAndroid OS 2.1へバージョンアップを実施することもアナウンスした。
これらのスマートフォンラインナップ拡充を受け、ドコモでは専門スタッフと相談しながら最適な機種を選択できる「ドコモスマートフォンラウンジ(仮称)」を今夏に丸の内にオープンする。
本日発表された2010年夏モデルのスマートフォン3機種は下記の通り。
・LYNX SH-10B
マルチタッチに対応した960×480ドットの5インチ液晶ディスプレイを搭載するシャープ製Android端末。microSD/microSDHCスロットを装備する。フルキーボードを搭載し、PCの使用感で操作できる。ワンセグや有効画素約530万のカメラ機能も装備する。対応BDレコーダーで録画した番組を最大640×360ドット(30fps)の映像として持ち出し本機で視聴することも可能。
mixiやTwitter、ブログ投稿、Google検索など20種類のウィジェットを搭載するほか、「SH Widget Gallery」からウィジェットをダウンロードして自分好みにカスタマイズすることができる。3G連続待受時間は約280時間、通話時間は約310分。
・dynapocket T-01B
スライド型QWERTYキーを採用した東芝製Windows Mobile端末。
480×809ドットの約4.1インチ有機ELディスプレイを搭載。マルチタッチには非対応だ。有効画素数約320万画素のカメラを搭載。ワンセグには非対応。microSD/microSDHCスロットを装備している。
オリジナルのインターフェース「NX!」を搭載し、「メール」「カメラ」などの使用頻度の高い機能をホーム画面に配置できるほか、天気やアラームなどのウィジェットやウェブアプリのショートカットを自由に配置可能。またTwitterウィジェット、Facebookウィジェットを搭載する。
連続待受時間は約330時間(3G)、約210時間(GSM)。連続通話時間は約200分(3G/GSM)。
・BlackBerry Bold 9700
従来機からさらなる小型化を図ったBlackBerry OS搭載モデル。トラックパッドを新搭載し、カーソルの移動・選択が直感的に操作できるようになっている。480×360ドットの液晶ディスプレイを搭載し、microSD/microSDHCスロットを装備する。有効画素約320万のカメラ機能にも対応している。連続待受時間は約400時間(3G)、約270時間(GSM)、連続通話時間は約190分(3G)、約170分(GSM)。
続いて、スマートフォン以外の通常のFOMA機種や新サービスを紹介する。
■Wi-Fi内蔵モデル3機種
携帯電話をWi-Fiのアクセスポイントとして利用できる「アクセスポイントモード」機能を搭載したモデルは「F-06」「N-04B」「N-08B」の3機種をラインナップ。これまで1台しか接続できなかったが、新たに最大4台までの同時アクセスに対応した。またモバイルWi-Fiルーター単体も6月下旬より一部ドコモショップで発売することもアナウンスされた。
■フルHD動画撮影対応モデル2機種
ハイビジョン動画撮影が可能な高性能カメラを搭載したモデルも発売。1920×1080ドットのフルHD撮影対応機が「F-06」「SH-07B」の2機種で、1280×720ドットのHD撮影対応機が「N-04B」。「D-06B」は1320万画素カメラを搭載した防水スライドモーションタイプのモデル。1/4倍速のスローモーション撮影も可能だ。静止画撮影は1320万画素での7連写に対応し、ブレや笑顔度、まばたきなどを判断して連写した7枚の中からもっとも良い1枚をおすすめする「「ベストショットセレクト」機能を搭載する。「SH-07B」は1210万画素カメラを搭載し、「HD動画手ブレ補正」「HD動画自動シーン認識」「HD動画自動チェイスフォーカス」といった機能も搭載する。
■省エネ性能も強化 − ecoソーラーパネルを夏頃発売
夏モデル20機種のうち16機種がワンタッチでディスプレイの照度を暗く抑える「ecoモード」を搭載する。またFOMAの共通オプションとして「ecoソーラーパネル」を現在開発中で、7月〜8月頃に発売する予定。晴天時では約4、5時間でフル充電となり、30分で30分以上の通話が可能。価格は4,000円くらいを予定しているという。
■計6ブランドとのコラボレーションモデルをラインナップ
また夏モデルは、ユーザーそれぞれの好みやスタイルにあった製品を提供するため多様なデザイン、カラー、フォルムの端末を用意している。フォルムは計10種類の形状を揃えているほか、ラグジュアリーブランド「EMILIO PUCCI」、ポップでビビッドなカラーが特長の「kate spade」、ファブリックからファッション製品まで幅広く展開する「marimekko」、サー・テレンス・コンランが設立したデザインスタジオ「Studio Conran」、インテリアブランド「Francfranc」、デザイン家電ブランド「amadana」と計6ブランドとのコラボモデルをラインナップした。
■健康維持・増進のための新サービス「i Bodymo」
発表会では“携帯があなたの体のパラメーターになる”をコンセプトに開発したという新サービス「i Bodymo」を提供することが発表された。月額料金は157.5円で5月21日よりスタートする。夏モデルでは13機種が対応し、従来モデル80機種でも利用できる。
本サービスは日々の歩数データやウォーキングなどの運動を記録したり、携帯電話を持って体を動かすことで体力チェックができる「運動サポート」、日々の食事内容を登録することで摂取カロリーや食事のアドバイスを受けることができる「食事管理」などの機能を利用できるサービス。普段の生活を変えずに無理なく利用できる点が特長で、一部非対応機種を除き、アプリを起動していない時でも端末の歩数計機能により帯電話を持ち歩くだけで1日の歩数情報を計測し、蓄積していく。
ゲストで登場した堀北真希さん、岡田将生さんはi Bodymoをいち早く体験。その感想を「楽しみながら健康管理ができるのでみなさんも是非はじめてほしい」(堀北さん)、「スゴロ歩というゲームのサービスを使ってみたが、すごろくゲームをしながら楽しく使うことができる」(岡田さん)と無理なく健康管理ができるi Bodymoの魅力をアピールしていた。
発表会では同社 代表取締役社長 山田隆持氏が「Xperiaが好調で、スマートフォンの購入者層の広がりを実感している」とし、こうした現在の日本の携帯市場を「スマートフォン新時代の到来だととらえている」と説明。また「2010年度のスマートフォン販売台数は300万台と想定しているが、そのうちの100万台をドコモ端末にすることが目標」と明かし、発表会ではドコモがスマートフォンへのニーズにいち早く対応していくことを強くアピールした。
■スマートフォン向けISP「SPモード」を9月から提供スタート
山田氏は具体的なスマートフォンへの取り組みとして、スマートフォン向けISP「SPモード」の提供とラインナップの充実を挙げる。
「SPモード」は、iモード端末の「iモード」サービスに相当するスマートフォン向けのISP。SPモードに加入すると、iモードのメールアドレス@docomo.ne.jpがそのまま利用でき、絵文字やデコメールにも対応する。またドコモマーケットのコンテンツ利用料金を毎月の電話料金と一緒に支払うことができるコンテンツ決済サービス、有害サイトをブロックするアクセス制限サービスなどを利用できるようになる。SPサービスは9月からスタートする。
なおドコモマーケットのコンテンツを、現在の約100種類から今年度中に700種類まで増強することも明かした。
■スマートフォンのラインナップを強化 −夏モデルは3機種発売
ドコモはこれまで、ライフスタイル別にSTYLE、PRIMEといった5シリーズで商品展開していたが、新たに「ドコモ スマートフォン」カテゴリーを新設する。
今回発表された2010年夏モデルのスマートフォン新モデルは「LYNX SH-10B」「dynapocket T-01B」「BlackBerryBold 9700」の3機種だが、山田氏はこの3機種に引き続き、秋にはサムスン製Galaxy Sをベースにしたスマートフォンを投入することを発表。「薄さ9.9mmのボディにサムスンが世界に先駆けて開発した有機EL“Super AMOLED”を搭載した大画面ディスプレイを搭載し、圧倒的な高画質で動画などを楽しむことができる」と現在開発中の新機種を説明した。
また4月に発売したXperiaは10月以降にAndroid OS 2.1へバージョンアップを実施することもアナウンスした。
これらのスマートフォンラインナップ拡充を受け、ドコモでは専門スタッフと相談しながら最適な機種を選択できる「ドコモスマートフォンラウンジ(仮称)」を今夏に丸の内にオープンする。
本日発表された2010年夏モデルのスマートフォン3機種は下記の通り。
・LYNX SH-10B
マルチタッチに対応した960×480ドットの5インチ液晶ディスプレイを搭載するシャープ製Android端末。microSD/microSDHCスロットを装備する。フルキーボードを搭載し、PCの使用感で操作できる。ワンセグや有効画素約530万のカメラ機能も装備する。対応BDレコーダーで録画した番組を最大640×360ドット(30fps)の映像として持ち出し本機で視聴することも可能。
mixiやTwitter、ブログ投稿、Google検索など20種類のウィジェットを搭載するほか、「SH Widget Gallery」からウィジェットをダウンロードして自分好みにカスタマイズすることができる。3G連続待受時間は約280時間、通話時間は約310分。
・dynapocket T-01B
スライド型QWERTYキーを採用した東芝製Windows Mobile端末。
480×809ドットの約4.1インチ有機ELディスプレイを搭載。マルチタッチには非対応だ。有効画素数約320万画素のカメラを搭載。ワンセグには非対応。microSD/microSDHCスロットを装備している。
オリジナルのインターフェース「NX!」を搭載し、「メール」「カメラ」などの使用頻度の高い機能をホーム画面に配置できるほか、天気やアラームなどのウィジェットやウェブアプリのショートカットを自由に配置可能。またTwitterウィジェット、Facebookウィジェットを搭載する。
連続待受時間は約330時間(3G)、約210時間(GSM)。連続通話時間は約200分(3G/GSM)。
・BlackBerry Bold 9700
従来機からさらなる小型化を図ったBlackBerry OS搭載モデル。トラックパッドを新搭載し、カーソルの移動・選択が直感的に操作できるようになっている。480×360ドットの液晶ディスプレイを搭載し、microSD/microSDHCスロットを装備する。有効画素約320万のカメラ機能にも対応している。連続待受時間は約400時間(3G)、約270時間(GSM)、連続通話時間は約190分(3G)、約170分(GSM)。
続いて、スマートフォン以外の通常のFOMA機種や新サービスを紹介する。
■Wi-Fi内蔵モデル3機種
携帯電話をWi-Fiのアクセスポイントとして利用できる「アクセスポイントモード」機能を搭載したモデルは「F-06」「N-04B」「N-08B」の3機種をラインナップ。これまで1台しか接続できなかったが、新たに最大4台までの同時アクセスに対応した。またモバイルWi-Fiルーター単体も6月下旬より一部ドコモショップで発売することもアナウンスされた。
■フルHD動画撮影対応モデル2機種
ハイビジョン動画撮影が可能な高性能カメラを搭載したモデルも発売。1920×1080ドットのフルHD撮影対応機が「F-06」「SH-07B」の2機種で、1280×720ドットのHD撮影対応機が「N-04B」。「D-06B」は1320万画素カメラを搭載した防水スライドモーションタイプのモデル。1/4倍速のスローモーション撮影も可能だ。静止画撮影は1320万画素での7連写に対応し、ブレや笑顔度、まばたきなどを判断して連写した7枚の中からもっとも良い1枚をおすすめする「「ベストショットセレクト」機能を搭載する。「SH-07B」は1210万画素カメラを搭載し、「HD動画手ブレ補正」「HD動画自動シーン認識」「HD動画自動チェイスフォーカス」といった機能も搭載する。
■省エネ性能も強化 − ecoソーラーパネルを夏頃発売
夏モデル20機種のうち16機種がワンタッチでディスプレイの照度を暗く抑える「ecoモード」を搭載する。またFOMAの共通オプションとして「ecoソーラーパネル」を現在開発中で、7月〜8月頃に発売する予定。晴天時では約4、5時間でフル充電となり、30分で30分以上の通話が可能。価格は4,000円くらいを予定しているという。
■計6ブランドとのコラボレーションモデルをラインナップ
また夏モデルは、ユーザーそれぞれの好みやスタイルにあった製品を提供するため多様なデザイン、カラー、フォルムの端末を用意している。フォルムは計10種類の形状を揃えているほか、ラグジュアリーブランド「EMILIO PUCCI」、ポップでビビッドなカラーが特長の「kate spade」、ファブリックからファッション製品まで幅広く展開する「marimekko」、サー・テレンス・コンランが設立したデザインスタジオ「Studio Conran」、インテリアブランド「Francfranc」、デザイン家電ブランド「amadana」と計6ブランドとのコラボモデルをラインナップした。
■健康維持・増進のための新サービス「i Bodymo」
発表会では“携帯があなたの体のパラメーターになる”をコンセプトに開発したという新サービス「i Bodymo」を提供することが発表された。月額料金は157.5円で5月21日よりスタートする。夏モデルでは13機種が対応し、従来モデル80機種でも利用できる。
本サービスは日々の歩数データやウォーキングなどの運動を記録したり、携帯電話を持って体を動かすことで体力チェックができる「運動サポート」、日々の食事内容を登録することで摂取カロリーや食事のアドバイスを受けることができる「食事管理」などの機能を利用できるサービス。普段の生活を変えずに無理なく利用できる点が特長で、一部非対応機種を除き、アプリを起動していない時でも端末の歩数計機能により帯電話を持ち歩くだけで1日の歩数情報を計測し、蓄積していく。
ゲストで登場した堀北真希さん、岡田将生さんはi Bodymoをいち早く体験。その感想を「楽しみながら健康管理ができるのでみなさんも是非はじめてほしい」(堀北さん)、「スゴロ歩というゲームのサービスを使ってみたが、すごろくゲームをしながら楽しく使うことができる」(岡田さん)と無理なく健康管理ができるi Bodymoの魅力をアピールしていた。