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公開日 2010/08/24 18:29
三菱電機、3D対応のHDD+BD内蔵録画テレビ“REAL”3機種を発売
Blu-ray 3Dの再生にも対応
三菱電機(株)は、本体にHDDとBDドライブを搭載し、3D映像の表示にも対応した液晶テレビ“REAL”MDR1シリーズ3モデルを10月21日より発売する。ラインナップは下記の通り。
55V型■LCD-55MDR1 ¥OPEN(予想実売価格50万円前後)
46V型■LCD-46MDR1 ¥OPEN(予想実売価格40万円前後)
40V型■LCD-40MDR1 ¥OPEN(予想実売価格30万円前後)
今回の新モデルの追加で、三菱電機のHDD+BD録画テレビは、MDR1シリーズを頂点に「BHR400シリーズ」「BHR300シリーズ」の3ラインが揃った恰好になる。
MDR1シリーズはいずれも4倍速駆動に対応した解像度1,920×1,080の「DIAMOND Panel」を搭載。バックライトにはLEDを採用している。また、本体前面にBDドライブを搭載。1TBのHDDも内蔵し、HDD、BDどちらにもダイレクト録画が可能だ。
映像処理回路として「DIAMOND 3D Engine PRO」を搭載。前後の画像フレームを解析して黒の補間フレームを挿入することにより1秒間に240コマの映像を表示し、残像感の少ないクリアな再生が可能という。また、MZW300シリーズから搭載してきた独自の超解像技術「DIAMOND HD」をブラッシュアップして搭載。アルゴリズムを進化させ、より精度の高い補正が可能になったという。
インターフェースとしてHDMI入力端子を3系統、D4端子を1系統、ヘッドホン端子、USB端子、i.Link端子、LAN端子、SDカードスロットなどを備えている。
■3D再生機能:Blu-ray 3D再生対応や「奥行きアジャスター機能」を搭載
本体にHDDとBDドライブを内蔵したほか、3D映像の再生に対応したのが大きな特徴の本機。サイドバイサイド方式、フレームパッキング方式の3D映像、そしてBlu-ray 3Dの再生に対応している。さらに「2D - 3D擬似変換」機能を備え、DVDや通常BDソフトの映像を擬似的に3D映像にリアルタイム変換して視聴することができる。
また、「奥行きアジャスター機能」を搭載し、映像コンテンツの内容や視聴距離に合わせて「手前に」「標準」「奥に」「もっと奥に」の4つの調整が可能。なお2D - 3D擬似変換使用時には、奥行きアジャスター機能は適用できない。
付属品としてアクティブシャッター方式の3Dメガネを2個同梱。眼鏡のみの販売については「現在検討中」(同社説明員)とのことだ。
また、リモコンのボタン操作で画面の角度を左右約20度ずつ変えられる「オートターン」機能も搭載。同社は「正面のベストポジションで映像が楽しめるので、正面からの視聴が不可欠である3D映像を楽しむ際にも有効」と訴求している。
■録画機能:1TB HDDにフルHDで最大約900時間録画可能 −「オートカットi」なども用意
地上/BS/110度CSデジタル放送チューナーを各2系統ずつ搭載。なお、地上アナログチューナーは搭載していない。EPGはフルHD表示に対応する。
DRモードのほか、MPEG-4 AVC/H.264での圧縮にも対応し、長時間録画が可能。長時間録画時の画質はAF/AN/AE(約4.2Mbps/約2.4Mbpsを選択)から選べる。また、HDDに録画したコンテンツをDVD-RW/-Rへ、AVCRECでハイビジョンのままダビングすることもできる。なおデジタル放送の2番組同時録画も可能だが、両方で長時間録画を行うことはできず、片方のチャンネルがDRモードになる。なお、SDカードスロットやUSB端子から、AVCHDビデオカメラの映像をHDDに取り込むことや、i.Link端子からCATVの録画を行うこともできる。
録画向け機能として、内蔵HDDに予約録画した番組の番組部分、あるいはCM部分だけを自動で再生できる「オートカットi」機能、スポーツ番組や音楽番組の見所だけを自動で再生できる「見どころ再生」機能、場面が切り替わるところなどのシーンを表示させ、見たいところから再生できる「シーン検索」機能などを用意している。
■音声:合計10個のスピーカーとDIATONE技術でこだわりの音場を再生
音質面では「DIATONEスピーカーシステム」として左右各2個、ウーファー左右各1個、さらにセンタースピーカーを4個搭載。合わせて合計10個・出力50Wのスピーカーを備え、迫力の音場を実現するという。そのほか圧縮された音声データを補間する「DIATONE HD」や、10個のスピーカーだけで5.1chサラウンドを再生する「DIATONE サラウンド 5.1」、ステレオ音声を広がり感ある音場で再生する「DIATONE サラウンド 2.0」、ステレオヘッドホンで5.1chのサラウンド再生が楽しめる「DIATONE サラウンドHEADPHONE」など、同社の技術を活かした音へのこだわりが詰まっている。
■多くのユーザー使いやすさに配慮した「らく楽アシスト機能」群
また、同社が訴求する「らく楽アシスト」機能として、よく使うボタンを分かりやすい場所に配置した「ユニバーサルリモコン」を付属。「3D」や「録画予約」「一発録画」などをすぐに選ぶことができる。そのほかEPGの番組タイトルや内容、予約状況などを音声で読み上げる「しゃべるテレビ」機能、リモコン操作でボタンが押されたことを音で知らせて誤動作を防ぐ「報知音」機能などを備え、幅広い年代のユーザーに向けた使いやすさに配慮している。そのほかネットワーク機能ではアクトビラに対応。アクトビラ ビデオ・フルだけでなく、コンテンツをダウンロードする「アクトビラ ビデオ・ダウンロード」にも対応している。
■「録画テレビは三菱」を幅広く提案 − 発表会レポート
同社は、本日都内でAV機器や冷蔵庫、エアコンなど同社新製品の発表会を開催。冒頭に登壇した同社役員理事の梅村博之氏は「製品の高度化や多機能化が進んでおり、従来品では便利な機能も複雑で使いにくくなってしまっていた。これからは4人に1人が65歳以上の超高齢社会になるため、シニアの方を標準とした、新たなものづくりが必要になるだろう。そこで三菱では、最新の機能を“らく楽”使いこなせるよう、新たなユニバーサルデザインのガイドラインを策定。主力製品すべてに『らく楽アシスト』機能を用意し、より多くの方に使いやすく、暮らしを楽しく変える製品を提供していく」と新製品のコンセプトを述べた。
続いて同社京都製作所 所長の阿部正治氏が新製品のテレビについて説明。「国内の薄型テレビ需要は順調に伸びており、中でも録画テレビの比率は急上昇中。2010年度には1,800〜1,900万台の需要のうち25%が録画テレビになると予測している。“3D元年”の到来により、対応ハードやソフトも続々とリリースされていくだろう。新モデルのMDR1シリーズは、この録画機能と3D再生、高画質・高音質機能、そして『らく楽アシスト』機能を備えた“全部入り”モデルと言える。MDR1、BHR400、BHR300の3シリーズを合わせ『録画テレビは三菱』ということで幅広く提案していきたい」と語った。
【問い合わせ先】
三菱電機お客様相談センター
TEL/0120-139-365
55V型■LCD-55MDR1 ¥OPEN(予想実売価格50万円前後)
46V型■LCD-46MDR1 ¥OPEN(予想実売価格40万円前後)
40V型■LCD-40MDR1 ¥OPEN(予想実売価格30万円前後)
今回の新モデルの追加で、三菱電機のHDD+BD録画テレビは、MDR1シリーズを頂点に「BHR400シリーズ」「BHR300シリーズ」の3ラインが揃った恰好になる。
MDR1シリーズはいずれも4倍速駆動に対応した解像度1,920×1,080の「DIAMOND Panel」を搭載。バックライトにはLEDを採用している。また、本体前面にBDドライブを搭載。1TBのHDDも内蔵し、HDD、BDどちらにもダイレクト録画が可能だ。
映像処理回路として「DIAMOND 3D Engine PRO」を搭載。前後の画像フレームを解析して黒の補間フレームを挿入することにより1秒間に240コマの映像を表示し、残像感の少ないクリアな再生が可能という。また、MZW300シリーズから搭載してきた独自の超解像技術「DIAMOND HD」をブラッシュアップして搭載。アルゴリズムを進化させ、より精度の高い補正が可能になったという。
インターフェースとしてHDMI入力端子を3系統、D4端子を1系統、ヘッドホン端子、USB端子、i.Link端子、LAN端子、SDカードスロットなどを備えている。
■3D再生機能:Blu-ray 3D再生対応や「奥行きアジャスター機能」を搭載
本体にHDDとBDドライブを内蔵したほか、3D映像の再生に対応したのが大きな特徴の本機。サイドバイサイド方式、フレームパッキング方式の3D映像、そしてBlu-ray 3Dの再生に対応している。さらに「2D - 3D擬似変換」機能を備え、DVDや通常BDソフトの映像を擬似的に3D映像にリアルタイム変換して視聴することができる。
また、「奥行きアジャスター機能」を搭載し、映像コンテンツの内容や視聴距離に合わせて「手前に」「標準」「奥に」「もっと奥に」の4つの調整が可能。なお2D - 3D擬似変換使用時には、奥行きアジャスター機能は適用できない。
付属品としてアクティブシャッター方式の3Dメガネを2個同梱。眼鏡のみの販売については「現在検討中」(同社説明員)とのことだ。
また、リモコンのボタン操作で画面の角度を左右約20度ずつ変えられる「オートターン」機能も搭載。同社は「正面のベストポジションで映像が楽しめるので、正面からの視聴が不可欠である3D映像を楽しむ際にも有効」と訴求している。
■録画機能:1TB HDDにフルHDで最大約900時間録画可能 −「オートカットi」なども用意
地上/BS/110度CSデジタル放送チューナーを各2系統ずつ搭載。なお、地上アナログチューナーは搭載していない。EPGはフルHD表示に対応する。
DRモードのほか、MPEG-4 AVC/H.264での圧縮にも対応し、長時間録画が可能。長時間録画時の画質はAF/AN/AE(約4.2Mbps/約2.4Mbpsを選択)から選べる。また、HDDに録画したコンテンツをDVD-RW/-Rへ、AVCRECでハイビジョンのままダビングすることもできる。なおデジタル放送の2番組同時録画も可能だが、両方で長時間録画を行うことはできず、片方のチャンネルがDRモードになる。なお、SDカードスロットやUSB端子から、AVCHDビデオカメラの映像をHDDに取り込むことや、i.Link端子からCATVの録画を行うこともできる。
録画向け機能として、内蔵HDDに予約録画した番組の番組部分、あるいはCM部分だけを自動で再生できる「オートカットi」機能、スポーツ番組や音楽番組の見所だけを自動で再生できる「見どころ再生」機能、場面が切り替わるところなどのシーンを表示させ、見たいところから再生できる「シーン検索」機能などを用意している。
■音声:合計10個のスピーカーとDIATONE技術でこだわりの音場を再生
音質面では「DIATONEスピーカーシステム」として左右各2個、ウーファー左右各1個、さらにセンタースピーカーを4個搭載。合わせて合計10個・出力50Wのスピーカーを備え、迫力の音場を実現するという。そのほか圧縮された音声データを補間する「DIATONE HD」や、10個のスピーカーだけで5.1chサラウンドを再生する「DIATONE サラウンド 5.1」、ステレオ音声を広がり感ある音場で再生する「DIATONE サラウンド 2.0」、ステレオヘッドホンで5.1chのサラウンド再生が楽しめる「DIATONE サラウンドHEADPHONE」など、同社の技術を活かした音へのこだわりが詰まっている。
■多くのユーザー使いやすさに配慮した「らく楽アシスト機能」群
また、同社が訴求する「らく楽アシスト」機能として、よく使うボタンを分かりやすい場所に配置した「ユニバーサルリモコン」を付属。「3D」や「録画予約」「一発録画」などをすぐに選ぶことができる。そのほかEPGの番組タイトルや内容、予約状況などを音声で読み上げる「しゃべるテレビ」機能、リモコン操作でボタンが押されたことを音で知らせて誤動作を防ぐ「報知音」機能などを備え、幅広い年代のユーザーに向けた使いやすさに配慮している。そのほかネットワーク機能ではアクトビラに対応。アクトビラ ビデオ・フルだけでなく、コンテンツをダウンロードする「アクトビラ ビデオ・ダウンロード」にも対応している。
■「録画テレビは三菱」を幅広く提案 − 発表会レポート
同社は、本日都内でAV機器や冷蔵庫、エアコンなど同社新製品の発表会を開催。冒頭に登壇した同社役員理事の梅村博之氏は「製品の高度化や多機能化が進んでおり、従来品では便利な機能も複雑で使いにくくなってしまっていた。これからは4人に1人が65歳以上の超高齢社会になるため、シニアの方を標準とした、新たなものづくりが必要になるだろう。そこで三菱では、最新の機能を“らく楽”使いこなせるよう、新たなユニバーサルデザインのガイドラインを策定。主力製品すべてに『らく楽アシスト』機能を用意し、より多くの方に使いやすく、暮らしを楽しく変える製品を提供していく」と新製品のコンセプトを述べた。
続いて同社京都製作所 所長の阿部正治氏が新製品のテレビについて説明。「国内の薄型テレビ需要は順調に伸びており、中でも録画テレビの比率は急上昇中。2010年度には1,800〜1,900万台の需要のうち25%が録画テレビになると予測している。“3D元年”の到来により、対応ハードやソフトも続々とリリースされていくだろう。新モデルのMDR1シリーズは、この録画機能と3D再生、高画質・高音質機能、そして『らく楽アシスト』機能を備えた“全部入り”モデルと言える。MDR1、BHR400、BHR300の3シリーズを合わせ『録画テレビは三菱』ということで幅広く提案していきたい」と語った。
【問い合わせ先】
三菱電機お客様相談センター
TEL/0120-139-365
関連リンク
トピック
- ジャンル液晶テレビ(ディスプレイ)
- ブランドMITSUBISHI
- 型番LCD-55MDR1
- 発売日2010年10月21日
- 価格¥OPEN(予想実売価格50万円前後)
【SPEC】●画面サイズ:55V型 ●パネル解像度:1,920×1,080 ●受信チャンネル:地上・BS・110度CSデジタル×各2 ●入力端子:HDMI×3、D4×1、PC×1、ビデオ映像×3 ●出力端子:音声×1、デジタル光音声×1 ●その他端子:LAN×1、ヘッドホン×1、USB×1、i.Link×1
- ジャンル液晶テレビ(ディスプレイ)
- ブランドMITSUBISHI
- 型番LCD-46MDR1
- 発売日2010年10月21日
- 価格¥OPEN(予想実売価格40万円前後)
【SPEC】●画面サイズ:46V型 ●パネル解像度:1,920×1,080 ●受信チャンネル:地上・BS・110度CSデジタル×各2 ●入力端子:HDMI×3、D4×1、PC×1、ビデオ映像×3 ●出力端子:音声×1、デジタル光音声×1 ●その他端子:LAN×1、ヘッドホン×1、USB×1、i.Link×1
- ジャンル液晶テレビ(ディスプレイ)
- ブランドMITSUBISHI
- 型番LCD-40MDR1
- 発売日2010年10月21日
- 価格¥OPEN(予想実売価格30万円前後)
【SPEC】●画面サイズ:40V型 ●パネル解像度:1,920×1,080 ●受信チャンネル:地上・BS・110度CSデジタル×各2 ●入力端子:HDMI×3、D4×1、PC×1、ビデオ映像×3 ●出力端子:音声×1、デジタル光音声×1 ●その他端子:LAN×1、ヘッドホン×1、USB×1、i.Link×1