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公開日 2010/09/03 10:09
<IFA2010>東芝、“ポストCELL REGZA”「CEVO ENGINE」の開発を発表 − 2011年以降搭載機を全世界で発売予定
高性能と「超スリム、超薄型」が実現
東芝は2日、ベルリンのIFA会場で開かれた同社プレスカンファレンスにて「ポストCELL REGZA」と言える「CEVO ENGINE(シーボ・エンジン)」を開発したことを明らかにした。このネーミングは、欧州向け新エンジン用として名付けられたもので、日本向けに投入予定のものの名称は未定である。新エンジンの性能は、「高画質」「ネットワーク」といった東芝がテレビに関して追究してきたテーマをさらに進化・深化させ、これまでソフトウェア上でほとんどの処理を行ってきたCELL REGZAの性能配分を見直し、多くの作業をハードウェア(LSI)に移行させることで、同時にコンパクト化(別筐体ではなく、ディスプレイエンジン、チューナー部分を一体化させることが可能となった)を成し遂げ、製品のスリム化と低消費電力化を狙いとしているものだ。
4倍速、超解像、2D/3D変換といった高画質技術、高解析動作は、主にこれまでソフトウェア上のパワーで実現していたが、新しい「CEVO ENGINE」ではこれらの動作の多くをLSI側に委ね、ソフトウェアにかかる比重を少なくさせたのが特徴となっている。これらの試みにより、次世代のREGZAでは、より効率的な運用が可能となる見込み。また、ボックスとディスプレイを別々にせず、一体型(オール・イン・ワン)とすると同時に高性能と「超スリム、超薄型」が実現し、デザイン面での自由度が増すことも大きな特徴になることが見込まれる。2010年モデルから採用されたJacob Jensen Designとのコラボレーションも継続し、新エンジンの採用により自由度が高まったデザイン面でのさらなる訴求を展開していく予定だ。
IFA会場では3日より一般公開を開始。CEVO ENGINEを用いた試作モデルの画質訴求を欧州の一般ユーザーに行う。
気になる製品の発売時期は2011年以降の早いタイミングが見込まれ、日本市場も含むワールドワイドでの展開が予定されているという。LSIの集約度向上、ハード・ソフトの効率的なシステム運用等の施策により、コスト低減への寄与も見込まれており、現行のCELL REGZAよりも比較的リーズナブルなプライスが実現されることが期待できそうだ。
4倍速、超解像、2D/3D変換といった高画質技術、高解析動作は、主にこれまでソフトウェア上のパワーで実現していたが、新しい「CEVO ENGINE」ではこれらの動作の多くをLSI側に委ね、ソフトウェアにかかる比重を少なくさせたのが特徴となっている。これらの試みにより、次世代のREGZAでは、より効率的な運用が可能となる見込み。また、ボックスとディスプレイを別々にせず、一体型(オール・イン・ワン)とすると同時に高性能と「超スリム、超薄型」が実現し、デザイン面での自由度が増すことも大きな特徴になることが見込まれる。2010年モデルから採用されたJacob Jensen Designとのコラボレーションも継続し、新エンジンの採用により自由度が高まったデザイン面でのさらなる訴求を展開していく予定だ。
IFA会場では3日より一般公開を開始。CEVO ENGINEを用いた試作モデルの画質訴求を欧州の一般ユーザーに行う。
気になる製品の発売時期は2011年以降の早いタイミングが見込まれ、日本市場も含むワールドワイドでの展開が予定されているという。LSIの集約度向上、ハード・ソフトの効率的なシステム運用等の施策により、コスト低減への寄与も見込まれており、現行のCELL REGZAよりも比較的リーズナブルなプライスが実現されることが期待できそうだ。