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公開日 2010/10/05 19:44
【CEATEC】噂のタブレット型端末「GALAPAGOS」に触ってきた
スペックはまだ非公開
シャープブースで、AQUOSと同程度の大きなスペースを割いて紹介されているのが、タブレット型デバイス「GALAPAGOS」だ。
GALAPAGOSはAndoidをベースにしたタブレット型端末で、モバイル用途を想定した5.5型、家庭での使用をメインに想定した10.8型という2種類の端末が用意されている。
本日、シャープはCCCとの提携を発表(関連ニュース)した。両社が共同で運営するエンターテイメントコンテンツストア「TSUTAYA GALAPAGOS」を12月にスタートさせ、当初は電子ブックを提供。来春には映像や音楽などの販売も開始する。豊富なコンテンツを武器に、早期に100万台の販売を目指す。
先日記者向けに行われた発表会(関連ニュース)では、「GALAPAGOS」の実機に触ることはできなかった。このため、今回のCEATECが初めてのハンズオンの機会ということになる。ただし、OSのバージョンやバッテリーの持続時間、外形寸法、質量などの詳細なスペックは、現段階ではまだ明らかにされていない。このため、ざっくりとしたインプレッションにとどまってしまうが、短時間の使用の印象を記しておきたい。
早速GALAPAGOSの5.5型端末から触ってみる。すぐに実感できるのは、iPadほど大きくもなく、スマートフォンほど小さくもない、筐体サイズの“ちょうどよさ”だ。スマートフォンで読書をするのは、率直に言って画面サイズの問題などから難しいが、5.5型なら実用に耐えそうだ。画面解像度も1,024×600ドットと、この画面サイズにしては十分に高く、解像感も高い。
なお、前述の通り質量は公開されていないが、手に持った感覚ではかなり軽量で、長時間での使用にも十分に対応できるだろう。
5.5型の端末は本体下部にトラックボールを搭載し、マウスのようなポインタ操作ができる。また、トラックボールでページ送りを行うことも可能だ。実際に試してみたが、片手でページ送りができるのは非常に快適だ。
iPhoneやiPadはハードウェアボタンが「ホーム」しかないので、立って使うときは片手で本体を持ち、もう片方の手で操作をするのが基本だが、満員電車の中などでは、いつも両手が空いているとは限らず、そもそも両手を自由に動かせるスペースが無いということも多い。日本生まれの端末ならではの、痒いところに手が届く仕様と感じた。
もちろんタッチ操作によるページ送りや、マルチタッチによるピンチイン/ピンチアウトでの画面サイズ拡大/縮小も行える。
10.8型の端末は、写真をご覧いただけばお分かりの通り、iPadに比べ、相当縦長の形状となっている。家庭での使用が想定されているが、確かにこの本体を積極的に持ち運ぼうという方は、それほど多くはないだろう。ただし、画面の見やすさはバツグン。1,366×800ドットと、精細度もiPadより若干高い。
なお10.8型の端末にはトラックボールは装備されていないが、本機が主に想定する、家庭での利用では必要ないことが実感できた。
10.8型の質量も現段階では公開されていないが、手に持った感覚では、iPadより重いということはなさそうだ。家庭で使用するには十分な軽量性を確保していると言って良いだろう。
GALAPAGOSを一通り触ってみて、現時点でもまずまずの完成度に達していると感じられたが、気になった点もある。一つは、本体背面が熱くなる傾向が見られたこと、もう一つは、スクロール時の追従速度が若干もたついて感じられたことだ。
もっとも、両機はスペックがまだ公開されていないことからも分かるとおり、まだ試作機であり、完成品ではない。また動作速度がもたつき気味なのは、他のAndroid端末の多くにも共通する傾向だ。さらに言うと、来場者が入れ替わり立ち替わり触るため、処理負荷が高くなったことも原因として考えられる。
ソフトウェアの作り込みも含め、今後GALAPAGOSは完成度をさらに高めていくはず。正式な発表が待ち遠しい。
GALAPAGOSはAndoidをベースにしたタブレット型端末で、モバイル用途を想定した5.5型、家庭での使用をメインに想定した10.8型という2種類の端末が用意されている。
本日、シャープはCCCとの提携を発表(関連ニュース)した。両社が共同で運営するエンターテイメントコンテンツストア「TSUTAYA GALAPAGOS」を12月にスタートさせ、当初は電子ブックを提供。来春には映像や音楽などの販売も開始する。豊富なコンテンツを武器に、早期に100万台の販売を目指す。
先日記者向けに行われた発表会(関連ニュース)では、「GALAPAGOS」の実機に触ることはできなかった。このため、今回のCEATECが初めてのハンズオンの機会ということになる。ただし、OSのバージョンやバッテリーの持続時間、外形寸法、質量などの詳細なスペックは、現段階ではまだ明らかにされていない。このため、ざっくりとしたインプレッションにとどまってしまうが、短時間の使用の印象を記しておきたい。
早速GALAPAGOSの5.5型端末から触ってみる。すぐに実感できるのは、iPadほど大きくもなく、スマートフォンほど小さくもない、筐体サイズの“ちょうどよさ”だ。スマートフォンで読書をするのは、率直に言って画面サイズの問題などから難しいが、5.5型なら実用に耐えそうだ。画面解像度も1,024×600ドットと、この画面サイズにしては十分に高く、解像感も高い。
なお、前述の通り質量は公開されていないが、手に持った感覚ではかなり軽量で、長時間での使用にも十分に対応できるだろう。
5.5型の端末は本体下部にトラックボールを搭載し、マウスのようなポインタ操作ができる。また、トラックボールでページ送りを行うことも可能だ。実際に試してみたが、片手でページ送りができるのは非常に快適だ。
iPhoneやiPadはハードウェアボタンが「ホーム」しかないので、立って使うときは片手で本体を持ち、もう片方の手で操作をするのが基本だが、満員電車の中などでは、いつも両手が空いているとは限らず、そもそも両手を自由に動かせるスペースが無いということも多い。日本生まれの端末ならではの、痒いところに手が届く仕様と感じた。
もちろんタッチ操作によるページ送りや、マルチタッチによるピンチイン/ピンチアウトでの画面サイズ拡大/縮小も行える。
10.8型の端末は、写真をご覧いただけばお分かりの通り、iPadに比べ、相当縦長の形状となっている。家庭での使用が想定されているが、確かにこの本体を積極的に持ち運ぼうという方は、それほど多くはないだろう。ただし、画面の見やすさはバツグン。1,366×800ドットと、精細度もiPadより若干高い。
なお10.8型の端末にはトラックボールは装備されていないが、本機が主に想定する、家庭での利用では必要ないことが実感できた。
10.8型の質量も現段階では公開されていないが、手に持った感覚では、iPadより重いということはなさそうだ。家庭で使用するには十分な軽量性を確保していると言って良いだろう。
GALAPAGOSを一通り触ってみて、現時点でもまずまずの完成度に達していると感じられたが、気になった点もある。一つは、本体背面が熱くなる傾向が見られたこと、もう一つは、スクロール時の追従速度が若干もたついて感じられたことだ。
もっとも、両機はスペックがまだ公開されていないことからも分かるとおり、まだ試作機であり、完成品ではない。また動作速度がもたつき気味なのは、他のAndroid端末の多くにも共通する傾向だ。さらに言うと、来場者が入れ替わり立ち替わり触るため、処理負荷が高くなったことも原因として考えられる。
ソフトウェアの作り込みも含め、今後GALAPAGOSは完成度をさらに高めていくはず。正式な発表が待ち遠しい。