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公開日 2011/04/08 09:49
ニコニコ実況やFacebookなど、ソニー新“BRAVIA”の新たなネットワーク機能を体験
「ブラビアはインターネットテレビへ」
ソニーが発表した液晶テレビ“BRAVIA”の新ラインナップ。フラグシップ機「KDL-HX920」および「KDL-HX820」「KDL-HX720」に搭載された新エンジン「X-Reality PRO」など注目すべき要素が多いが、インターネットへの対応力を高めた点も大きな特徴のひとつだ。今回、Twitter、Facebook、ニコニコ実況など、BRAVIAが手にする新たなネット機能を実際に体験。担当者にも話を聞いた。
■「〈ブラビア〉はインターネットテレビへ」 − Qriocityでは4月から3D配信も
今回の新ラインナップの大きなトピックは、複数枚超解像を可能にした「X-Reality PRO」による高画質化。こちらについては貝山知弘氏と折原一也氏による記事(関連記事)に詳しいのでそちらを参照頂きたいが、インターネット機能の充実も注目点のひとつだ。
新たに加わるネット機能は、Facebookとニコニコ実況、そして「PocketChannel」からの情報取得。従来からのTwitterやSkype、QriocityをはじめとするVODなどから、対応サービスがさらに拡充した格好だ。
なお「Video On Demand powered by Qriocity (“キュリオシティ” ビデオオンデマンド)」においては、3Dコンテンツも4月下旬から配信する予定。こちらは「モンスターハウス IN 3D」と「オープン・シーズン IN 3D」という2作品から配信をはじめるという。
こうした点について、BRAVIAの国内マーケティングを担当するソニーマーケティングの藤貫亮氏は「大画面ならではの使い方ができる」と、テレビでのインターネット機能のメリットを改めて説明。
そして「今回は『インターネットテレビ』という言葉を使って訴求していく。震災の影響で現在は中部以西での放映だが、『〈ブラビア〉はインターネットテレビへ』というキャッチコピーを使ったテレビCMも展開している」と、同社としてもインターネット機能に大きな自信を持っている様子を見せる。
また「普通のテレビだけではない楽しみ方が充実してきた」と言葉を続け、『テレビと同時にネット機能を楽しむ』ことの面白さに改めて言及。アプリキャストに代表される、様々なネット機能をアプリとして搭載するメリットにも触れ、「テレビでの様々なネット機能をブラウザベースで行う方法もあるが、それでは処理が重くなりがちだ。そこでソニーではアプリで処理を行うようにしている」と説明する。
その“処理の軽さ”を実感できたのが、ニコニコ実況。テレビ番組と実況中継コメントをひとつの大画面で一度に見られるビューワー機能で、コメントは3秒間隔で更新される。「処理が重くなるので、書き込みについては思い切って非対応とした。そのくらい軽さにこだわっている」との説明通り、実際に体験してみても番組とコメントのズレは(まだテスト機だったこともあってか、さすがに『まったく』とは言えないが)ほぼ気にならないレベルだった。
なお、製品発表時には同機能について「2011年夏以降」の対応としていたが、今回の取材で「5月下旬」にリリースされる見込みであることも明らかになった。
Facebookへの対応では、これまでのTwitterと同様、画面右側で自分のウォールなどを確認可能。もちろん書き込みも行える。なお、前述のようにニコニコ実況は3秒に一度の更新だが、FacebookとTwitterは約1分に一度の更新となる。
さて、TwitterやFacebookへの書き込みでて便利なのが、同社製アプリ「メディアリモート」との連携だ。Android版では音声入力にも対応しているため、スマートフォンとBRAVIAを連携させることで“本当に声でつぶやいて”つぶやきを投稿できるというわけだ。その様子を動画で紹介しよう。
なおメディアリモートのほかにも、同社製パソコン“VAIO”とのWi-Fi接続によってVAIOを簡易コントローラーとキーボードとして使用できる「Remote Keyboard」も4月下旬から対応予定。こちらは2011年モデルのBRAVIAと、Windows 7搭載のVAIOで利用できる。
「PocketChannel」は、テレビで紹介されたショップや商品などの情報を調べることが可能なサービス。情報は番組終了後30分から1時間ほどでアップされる。店舗情報はテレビ画面上で確認するだけでなく、FeliCaポートを利用しておサイフケータイへURL情報を転送することも可能だ。
また、既報の通りSkypeにも4月下旬のアップデートで対応する予定で、実際に日本語化されたインターフェースを見ることもできた。
■「〈ブラビア〉はインターネットテレビへ」 − Qriocityでは4月から3D配信も
今回の新ラインナップの大きなトピックは、複数枚超解像を可能にした「X-Reality PRO」による高画質化。こちらについては貝山知弘氏と折原一也氏による記事(関連記事)に詳しいのでそちらを参照頂きたいが、インターネット機能の充実も注目点のひとつだ。
新たに加わるネット機能は、Facebookとニコニコ実況、そして「PocketChannel」からの情報取得。従来からのTwitterやSkype、QriocityをはじめとするVODなどから、対応サービスがさらに拡充した格好だ。
なお「Video On Demand powered by Qriocity (“キュリオシティ” ビデオオンデマンド)」においては、3Dコンテンツも4月下旬から配信する予定。こちらは「モンスターハウス IN 3D」と「オープン・シーズン IN 3D」という2作品から配信をはじめるという。
こうした点について、BRAVIAの国内マーケティングを担当するソニーマーケティングの藤貫亮氏は「大画面ならではの使い方ができる」と、テレビでのインターネット機能のメリットを改めて説明。
そして「今回は『インターネットテレビ』という言葉を使って訴求していく。震災の影響で現在は中部以西での放映だが、『〈ブラビア〉はインターネットテレビへ』というキャッチコピーを使ったテレビCMも展開している」と、同社としてもインターネット機能に大きな自信を持っている様子を見せる。
また「普通のテレビだけではない楽しみ方が充実してきた」と言葉を続け、『テレビと同時にネット機能を楽しむ』ことの面白さに改めて言及。アプリキャストに代表される、様々なネット機能をアプリとして搭載するメリットにも触れ、「テレビでの様々なネット機能をブラウザベースで行う方法もあるが、それでは処理が重くなりがちだ。そこでソニーではアプリで処理を行うようにしている」と説明する。
その“処理の軽さ”を実感できたのが、ニコニコ実況。テレビ番組と実況中継コメントをひとつの大画面で一度に見られるビューワー機能で、コメントは3秒間隔で更新される。「処理が重くなるので、書き込みについては思い切って非対応とした。そのくらい軽さにこだわっている」との説明通り、実際に体験してみても番組とコメントのズレは(まだテスト機だったこともあってか、さすがに『まったく』とは言えないが)ほぼ気にならないレベルだった。
なお、製品発表時には同機能について「2011年夏以降」の対応としていたが、今回の取材で「5月下旬」にリリースされる見込みであることも明らかになった。
Facebookへの対応では、これまでのTwitterと同様、画面右側で自分のウォールなどを確認可能。もちろん書き込みも行える。なお、前述のようにニコニコ実況は3秒に一度の更新だが、FacebookとTwitterは約1分に一度の更新となる。
さて、TwitterやFacebookへの書き込みでて便利なのが、同社製アプリ「メディアリモート」との連携だ。Android版では音声入力にも対応しているため、スマートフォンとBRAVIAを連携させることで“本当に声でつぶやいて”つぶやきを投稿できるというわけだ。その様子を動画で紹介しよう。
なおメディアリモートのほかにも、同社製パソコン“VAIO”とのWi-Fi接続によってVAIOを簡易コントローラーとキーボードとして使用できる「Remote Keyboard」も4月下旬から対応予定。こちらは2011年モデルのBRAVIAと、Windows 7搭載のVAIOで利用できる。
「PocketChannel」は、テレビで紹介されたショップや商品などの情報を調べることが可能なサービス。情報は番組終了後30分から1時間ほどでアップされる。店舗情報はテレビ画面上で確認するだけでなく、FeliCaポートを利用しておサイフケータイへURL情報を転送することも可能だ。
また、既報の通りSkypeにも4月下旬のアップデートで対応する予定で、実際に日本語化されたインターフェースを見ることもできた。