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公開日 2011/07/28 19:04
ディズニー、BDラインナップを大幅拡充 − 旧作の積極的なBD化を宣言
ディーラーコンベンションを開催
ウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメントは、2011年下半期の販売施策を紹介するコンベンションを本日都内で開催した。
冒頭、登壇した同社ゼネラルマネージャーの塚越隆行氏は、ブルーレイに今後力を入れると宣言した。
塚越氏はBDへ注力する背景についてくわしく説明。「何を今さら、と言われるかもしれないが、ディズニーのターゲットはファミリー層。こういったライトユーザーへのブルーレイの訴求は、まだまだ弱い」とし、「弊社はVHSからDVDに変わったときにも苦労した。ファミリー層は技術面に明るくないからで、同じようなことをBDにも感じている」と説明。こういった難しさを乗り越えて、BDをファミリー層にも浸透させることが「映像業界がもう一段進化する可能性を秘めている」と期待を寄せた。
具体的なBDソフトの販売推進策については、同社エグゼクティブディレクターの山内 康祐氏が説明した。
山内氏は、7月24日に被災地3県を除いて地デジ以降が完了したことを引き合いに出しながら「BDをスタンダードにする時代にいよいよ入った」と語気を強め、「新作だけでなく、カタログ作品も本格的にBDへ移行していく」と今後のラインナップ戦略を説明した。
山内氏は同社が行ったBDに関するアンケート調査結果も紹介。テレビの視聴環境では32インチから42インチが7割以上を占め、大型化が顕著になっていること、またBDの購入意向はファミリー層で70%以上を越え、非常に高い数値となっていることを説明した。
また山内氏は、ソフトを購入する際に重視するポイントは圧倒的に「作品・内容」であり、価格はそれほど重視されていないこと、ファミリー層のBD需要では、アニメ作品が高いことなども紹介。「これらの調査結果から、BDソフトはファミリー層を中心にオールターゲットをねらえるチャンスだ」と語った。
一方で山内氏は、BDソフトをファミリー層に普及させるにあたり、いくつか購入阻害要因がある、と指摘。「BDソフトが少ない」「売場で発売タイトルがわからない」「ブルーレイの良さや違いが分からない」「見られる場所が限定される」という4点を挙げた。
山内氏はこれらの阻害要因を、一つ一つ払拭する提案を用意。「BDソフトが少ないという問題については、今後BD作品を続々とリリースしていく。売場での訴求は、BDを分かりやすく陳列し、統一した売場作りをお願いすることになる」とした。またBDのメリットについては「かんたん」「あざやか」といったわかりやすいキーワードを使って店頭でアピールするという。
またBDプレーヤーやレコーダーの普及台数がDVDほど多くなく、見られる場所が限定されるという問題についてはBD+DVDのセットを訴求していく考えを紹介した。
山内氏はまた、今後のBD拡販のキャッチコピー「ディズニーのブルーレイ。それは鮮やかな感動体験! リビングをブルーレイシアターに〜」を紹介。「ディズニーブランドを前面に押し出した訴求は今後も変わらない。基本に立ち戻り、ブランド価値の訴求を進めていく」と締めくくった。
冒頭、登壇した同社ゼネラルマネージャーの塚越隆行氏は、ブルーレイに今後力を入れると宣言した。
塚越氏はBDへ注力する背景についてくわしく説明。「何を今さら、と言われるかもしれないが、ディズニーのターゲットはファミリー層。こういったライトユーザーへのブルーレイの訴求は、まだまだ弱い」とし、「弊社はVHSからDVDに変わったときにも苦労した。ファミリー層は技術面に明るくないからで、同じようなことをBDにも感じている」と説明。こういった難しさを乗り越えて、BDをファミリー層にも浸透させることが「映像業界がもう一段進化する可能性を秘めている」と期待を寄せた。
具体的なBDソフトの販売推進策については、同社エグゼクティブディレクターの山内 康祐氏が説明した。
山内氏は、7月24日に被災地3県を除いて地デジ以降が完了したことを引き合いに出しながら「BDをスタンダードにする時代にいよいよ入った」と語気を強め、「新作だけでなく、カタログ作品も本格的にBDへ移行していく」と今後のラインナップ戦略を説明した。
山内氏は同社が行ったBDに関するアンケート調査結果も紹介。テレビの視聴環境では32インチから42インチが7割以上を占め、大型化が顕著になっていること、またBDの購入意向はファミリー層で70%以上を越え、非常に高い数値となっていることを説明した。
また山内氏は、ソフトを購入する際に重視するポイントは圧倒的に「作品・内容」であり、価格はそれほど重視されていないこと、ファミリー層のBD需要では、アニメ作品が高いことなども紹介。「これらの調査結果から、BDソフトはファミリー層を中心にオールターゲットをねらえるチャンスだ」と語った。
一方で山内氏は、BDソフトをファミリー層に普及させるにあたり、いくつか購入阻害要因がある、と指摘。「BDソフトが少ない」「売場で発売タイトルがわからない」「ブルーレイの良さや違いが分からない」「見られる場所が限定される」という4点を挙げた。
山内氏はこれらの阻害要因を、一つ一つ払拭する提案を用意。「BDソフトが少ないという問題については、今後BD作品を続々とリリースしていく。売場での訴求は、BDを分かりやすく陳列し、統一した売場作りをお願いすることになる」とした。またBDのメリットについては「かんたん」「あざやか」といったわかりやすいキーワードを使って店頭でアピールするという。
またBDプレーヤーやレコーダーの普及台数がDVDほど多くなく、見られる場所が限定されるという問題についてはBD+DVDのセットを訴求していく考えを紹介した。
山内氏はまた、今後のBD拡販のキャッチコピー「ディズニーのブルーレイ。それは鮮やかな感動体験! リビングをブルーレイシアターに〜」を紹介。「ディズニーブランドを前面に押し出した訴求は今後も変わらない。基本に立ち戻り、ブランド価値の訴求を進めていく」と締めくくった。