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公開日 2011/11/16 17:56
オンキヨー、“スレート”中心の展開思想を訴求 − スマホ/タブレット連携も強化
「“スレート”がオンキヨーの新機軸」
既報の通り、Wi-Fi内蔵のDLNA対応スピーカー「GX-W70HV」を発表したオンキヨー。同社は本日、GX-W70HVのほか、DTS技術搭載PCや、法人向けスレートPC/タブレットなどの新製品発表会を行った。会場にはオンキヨーデジタルソリューションズ(株)代表取締役 菅正雄氏が登壇し、同社のWindows OS搭載スレートPCを中心に位置づけた今後の展開思想を語った。
菅氏はまず、これまでのPC市場の流れを振り返り、「デスクトップPCが登場したのが1981年。その約10年後にはノートPCが市場投入されたが、今やノートPC市場はPC全体の7割を占めるまでに成長し、デスクトップとノートの両軸で市場を形成している。私たちは、これからスレートPCが3番目の軸となっていくと考えている」と説明。2015年には1,000万台のスレートPC市場を想定し、「“キーボードを一体化し持ち運び可能になったこと”でPC市場を広げたのがノートPCだとしたら、今度は“キーボードをなくしたこと”でスレートPCが新たな市場を切り拓いていくだろう」と、その考えを示した。
オンキヨーでは、Windows OSを搭載するタブレット端末を「スレートPC」、Android OSを搭載するタブレットを「スレートPad」と位置づけて製品を展開している。菅氏によれば、スレートPCはコンシューマーと法人の両ニーズに対応し、スレートPadは法人向けで、既存の高価な専用端末をオープンプラットフォームのAndroid端末へ置き換える需要に合わせていく狙いだという。
菅氏は「ビジネスの重点を“スレート”に置き、同分野を徹底的に伸ばす。“スレート”がオンキヨーの新機軸になる」とアピール。新製品のスレートPC「TW2A-A25Z7CK」「TW2A-A25Z7D」「TW2A-A25Z7H」「TW2A-A25ZPH」と、同スレートPad「TA2C-A25T3H」を紹介した。いずれも法人向けニーズに合わせ、手書き入力が行えるなどの工夫を行っている。
オーディオ製品などについても、それらスレートPC/スレートPadを中心に据えた展開を訴求。さらに菅氏は「ますます伸長が期待されるスマートフォン市場とも連携していくことが重要だ」とし、今回発表されたDLNA対応スピーカーGX-W70HVで、スマホやタブレットと連携した操作が楽しめるポイントをアピール。実際にGX-W70HVのデモを実施し、iPadからの操作なども行った。
さらにGX-W70HVについて菅氏は、「DLNA機能が標準搭載となったWindows 7を活かす周辺機器ともいえる」と述べ、「これまでWindows 7の高機能を活かす周辺機器はあまり充実していなかったが、私たちは今後もこうやって目に見える形でアピールしていきたい」と語った。
また本日は、DVDスーパーマルチドライブを搭載しながら、筐体の最薄部約23.5mmを実現した14型ノートPC「R6A-BS25C7D」も発表された。OSはWindows 7 HomePremium 64ビット版を搭載し、CPUはインテルCore i7-2670QMプロセッサーを採用。11月25日からの発売を予定しており、価格はオープンだが、10万円前後での実売が予想される。
同社PCの既存モデルと同様に音質面にも配慮しており、オリジナルアプリケーション「PureSpace MUSIC」や、DTSの音響技術「DTS Surround Sensation | UltraPC」を搭載している。また、「インテル ワイヤレス・ディスプレイ」にも対応。菅氏は「コストパフォーマンスの高いモデルだと思う」とアピールした。そのほか、直販サイト限定モデル「DR6A-BS25」もラインナップしている。
最後に菅氏は、「タブレットやスレートPCなどの市場が広がっていくためには、オンキヨー製品だけで全機能を完結するのではなく、コントロールアプリなど周辺機器や機能をサポートする様々なメーカーと協力しあっていくことが重要だと考えている」と、市場における同社の姿勢を表し、プレゼンテーションを締めくくった。
菅氏はまず、これまでのPC市場の流れを振り返り、「デスクトップPCが登場したのが1981年。その約10年後にはノートPCが市場投入されたが、今やノートPC市場はPC全体の7割を占めるまでに成長し、デスクトップとノートの両軸で市場を形成している。私たちは、これからスレートPCが3番目の軸となっていくと考えている」と説明。2015年には1,000万台のスレートPC市場を想定し、「“キーボードを一体化し持ち運び可能になったこと”でPC市場を広げたのがノートPCだとしたら、今度は“キーボードをなくしたこと”でスレートPCが新たな市場を切り拓いていくだろう」と、その考えを示した。
オンキヨーでは、Windows OSを搭載するタブレット端末を「スレートPC」、Android OSを搭載するタブレットを「スレートPad」と位置づけて製品を展開している。菅氏によれば、スレートPCはコンシューマーと法人の両ニーズに対応し、スレートPadは法人向けで、既存の高価な専用端末をオープンプラットフォームのAndroid端末へ置き換える需要に合わせていく狙いだという。
菅氏は「ビジネスの重点を“スレート”に置き、同分野を徹底的に伸ばす。“スレート”がオンキヨーの新機軸になる」とアピール。新製品のスレートPC「TW2A-A25Z7CK」「TW2A-A25Z7D」「TW2A-A25Z7H」「TW2A-A25ZPH」と、同スレートPad「TA2C-A25T3H」を紹介した。いずれも法人向けニーズに合わせ、手書き入力が行えるなどの工夫を行っている。
オーディオ製品などについても、それらスレートPC/スレートPadを中心に据えた展開を訴求。さらに菅氏は「ますます伸長が期待されるスマートフォン市場とも連携していくことが重要だ」とし、今回発表されたDLNA対応スピーカーGX-W70HVで、スマホやタブレットと連携した操作が楽しめるポイントをアピール。実際にGX-W70HVのデモを実施し、iPadからの操作なども行った。
さらにGX-W70HVについて菅氏は、「DLNA機能が標準搭載となったWindows 7を活かす周辺機器ともいえる」と述べ、「これまでWindows 7の高機能を活かす周辺機器はあまり充実していなかったが、私たちは今後もこうやって目に見える形でアピールしていきたい」と語った。
また本日は、DVDスーパーマルチドライブを搭載しながら、筐体の最薄部約23.5mmを実現した14型ノートPC「R6A-BS25C7D」も発表された。OSはWindows 7 HomePremium 64ビット版を搭載し、CPUはインテルCore i7-2670QMプロセッサーを採用。11月25日からの発売を予定しており、価格はオープンだが、10万円前後での実売が予想される。
同社PCの既存モデルと同様に音質面にも配慮しており、オリジナルアプリケーション「PureSpace MUSIC」や、DTSの音響技術「DTS Surround Sensation | UltraPC」を搭載している。また、「インテル ワイヤレス・ディスプレイ」にも対応。菅氏は「コストパフォーマンスの高いモデルだと思う」とアピールした。そのほか、直販サイト限定モデル「DR6A-BS25」もラインナップしている。
最後に菅氏は、「タブレットやスレートPCなどの市場が広がっていくためには、オンキヨー製品だけで全機能を完結するのではなく、コントロールアプリなど周辺機器や機能をサポートする様々なメーカーと協力しあっていくことが重要だと考えている」と、市場における同社の姿勢を表し、プレゼンテーションを締めくくった。