• ブランド
    特設サイト
公開日 2012/09/02 09:52

<IFA>iZoneレポート(1) “iPodドック搭載イス”など個性派製品がズラリ

iPhone/iPod/IPadをもっと楽しく使いこなす
NetAudio編集部:浅田陽介
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
IFA2012の会場にはデジタルAVから白物家電、パソコン周辺機器にいたるまで、実に多くの企業が出展しているが、そのなかでもiPhone/iPod/IPadに関連した製品を開発する企業が軒を連ねるのが「iZone」と呼ばれる一角だ。

今回は、その中から特に面白いと思わされたブースを独断と偏見でピックアップしてご紹介したい。

●iOSデバイスを高音質で楽しむためのシステムたち

まず、音にまつわる製品群からご紹介しよう。

主にDockスピーカーやBluetoothシステムの紹介となるが、一見正統派と思えるこの分野の製品には各社各様のアプローチがなされ非常に興味深いものとなっている。

まずは中国のメーカーであるEDIFIERのブース。同社の大きな特徴は非常にデザインコンシャスな製品を開発していることにある。

デザインコンシャスな製品をラインアップするEDIFIERのブース

角のような形が特徴的なSpinnakerは、伝送方式にBluetoothを採用。一見するとスピーカーとは思えないような外観からは、モダンなインテリア性も感じ取ることができる。リモコンは半円状のデザインとなっており、尖った形状のスピーカーと絶妙なコントラストを醸し出している。

角のような形をしたスピーカーと半円状のリモコンがセットとなったBluetoothスピーカー「Spinnaker」

参考展示として、写真のようなモデルも登場した。モダンなデザインがなんとも素敵だ

続いては、アメリカのXtreamMacのブース。すでに日本でもお馴染みのブランドとなりつつあるブランドだが、ここでは日本発表済みのSoma BTに加え、iPadをそのままビルトインして使用するSoma Flameが注目を集めている。

日本にも上陸を果たしているXtremeMacのブースには、Bluetoothシステムの「Soma BT」に加え、iPadをそのままビルトインして使用する「Soma Frame」が注目を集める

本機は、サブウーファーも搭載した2.1chのシステムで、iPadをそのままハメこむという、なかなか見られない構造のドックスピーカーとなっている。また、スピーカーを内蔵したフレーム部は、サブウーファー部から取り外して持ち運ぶことも可能で、その場合は最大で6時間の連続動作が可能だ。

Soma Frameは、サブウーファーを搭載した2.1chシステムだが、フレーム部を独立させてポータブルスピーカーとして活用することもできる

次にご紹介したいのは、ジャンベのようなデザインを纏ったドックスピーカーの「iTamtam」だ。本機はフランスのBranex Designが手がけるモデルで本体上部に無指向性のスピーカーを搭載しているというものだ。DSPによるサウンドチューニングも大きな特徴といえるだろう。

フランスのメーカー、BranexDesignのブース

打楽器のジャンベのような形をしたiTamtamは、トップパネルにDOCK端子を搭載。スピーカーも無指向性として上へ向けてマウントされている。筐体は100kgまでの重さに耐えることができる

最新モデルにはBluetooth機能も搭載され、iOSデバイスのみならず、さまざまな機器とペアリングして試聴することが可能となっている。ちなみに、本体は100kgまで耐えられる構造となっているとのことだ。

最新モデルではBluetoothに対応し、iOSデバイス以外にもさまざまな端末と組み合わせて使用できるようになっている

そして、極めつけのモデルは地元ドイツの企業であるSonic Chairのブースで発見した。

ドイツの企業はいずれの分野でも非常に合理的な発想を盛りこんでモノづくりを行っているきらいがあるが、Sonic Chairの製品はその究極系ともいえるだろう。なぜなら、企業名通り同社の製品は椅子そのものだからである。製品名はずばり「SonicChair」だ。

地元ドイツのメーカーであるSonicChairのブース

Dock端子搭載椅子(?)である「SonicChair」

その特徴はなんといっても60'sを彷彿とさせるモダンなデザインの椅子にスピーカーとDockステーション、アンプが搭載され、手元でiOSデバイスを操作しながら耳の真横に設置されたスピーカーによって音に包まれるようなリスニング感覚が味わえる仕組みとなっていることにある。

コントロール部は座って右側の絶妙な位置に用意。どこか懐かしさを感じさせる構造となっているのが特徴だ

スピーカーは耳の近くにレイアウト。これにより、ヘッドフォンとスピーカーリスニングの間をとったような独特のサウンドを手にいれている

なお、SonicChairはiPad、iPodのほかに、iMac、ノートパソコンにも対応が可能とのことだ。アンプの操作部は右手側に用意され、TRSフォーンもしくはRCAの入力端子も装備する。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 ヤマダデンキ、「ブラックフライデー」セールを11/16より開始。ベスト電器、マツヤデンキでも開催
2 iPhone買い換え、手持ちモデルを手放す際に必ずやっておくべきこととは?
3 ケーブル接続の「バランス/アンバランス」ってつまり何?
4 「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ」11月23日・24日開催。出展メーカーや連続試聴イベントの内容はコチラ!
5 <Inter BEE>ゼンハイザー、国内未発売製品を初お披露目/NHK、“自由に変形する”ディスプレイ/コルグ「Live Extreme」試聴デモ
6 THIEAUDIO「Origin」は低音好き垂涎!骨伝導搭載・クアッドハイブリッド構成のイヤホンを聴く
7 B&Wの人気シリーズ、トゥイーター・オン・トップ式ブックシェルフ3機種の魅力を探る
8 ビクター“nearphones”「HA-NP1T」速攻レビュー! イヤーカフ型ながら聴きイヤホンを女性ライターが使ってみた
9 MUSE HiFi、真空管搭載ポータブルDAC/AMP「M5 ULTRA」。ESS社と独自回路を共同開発
10 スピーカーの“原音再生”をデジタルフィルターで解決!テレビや車に搭載広がるEilex PRISMの秘密に迫る
11/15 10:43 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX